電話番号そのままで乗り換えることができるMNP。近年は月額料金の安い格安SIMへMNPをする人が増えています。
その中でも人気が高いのがワイモバイル。特徴的なCMでも話題になっていますよね。
ただ格安SIMは実店舗が少ないので自分で手続きをする必要があります。
「お得に乗り換えられて電話番号を変える必要もないならやってみたいけど、どうやったらいいのかわからない…。」と感じている方も多いようです。
そこで今回はワイモバイルへの乗り換え方法や、乗り換えた際の料金プランなどについて解説。
注意点もご紹介しますので乗り換えを検討している方は参考にしてくださいね。
ワイモバイルの基本プラン、評判はこちらにまとめています。

ワイモバイルに乗り換えた時の料金プランは?
ワイモバイルに乗り換えると、以下の月額料金でスマホが使えます。
ワイモバイル | スマホプランS | スマホプランM | スマホプランL |
---|---|---|---|
基本料金(税込) | 2,178円 (990円) | 3,278円 (2,090円) | 4,158円 (2,970円) |
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
通話 | 税込22円/30秒 |
*家族で入ると2回線目は()内の料金
この価格は他社格安SIMと比較すると、少し高めの設定になっています。
1,100円(税込)以下のプランが用意されている格安SIMも多いので、「一番安い格安SIM」を選ぼうとすると、候補から外れてしまうかもしれません。
ですがワイモバイルはこの価格に対して速度やプラン内容が充実しているので「コスパが高い」と言われています。
格安SIMとしては若干高い部類に入るが、お得度は高いということを踏まえた上で検討してみましょう。
ワンキュッパ割で月額料金割引
上記でご紹介した価格は「ワンキュッパ割」が適応された価格になっています。
ワンキュッパ割は新規やMNPの乗り換えで申し込むと1年間の月額料金が1,100円(税込)割引になるサービスです。
1年後は割引の適応が終わってしまいますが、最初の1年はよりお特に利用できます。
ワイモバイルの速度はどう?
気になるのはワイモバイルがどのくらいの通信速度で使えるのかという点です。
実際にTwitterなどで速度について評価している人の意見をまとめてみました。
正直、ワイモバイルは他の格安SIMと比べて速度の評価は高いです。
mineoからワイモバイルにMNPした
さすが速い pic.twitter.com/8ql3s9WEqH— しらとり (@shiratori) May 31, 2019
東京ドームなのにものクソ速い
ワイモバイルは孫正義 pic.twitter.com/q5RzHHJ47a— CUREすいーぷ (@CURE_sweep) June 21, 2019
速度に関しては高評価している人がほとんどです。
どうしても混み合う昼間は少し遅くなることもありますし、エリアによっては電波が入りづらいこともあるようですが、他社格安SIMと比較しても圧倒的に安定した通信速度をキープしています。
ワイモバイルが速い理由
ワイモバイルはソフトバンクの子会社で、大手キャリアの「サブブランド」と呼ばれています。
格安SIMは、基地局を持つ大手キャリアから回線を借りて安く提供するという仕組みで運営しているのですが、ワイモバイルは少し仕組みが違います。
ワイモバイルはソフトバンクがもつ回線を利用することに加えて、ソフトバンクに吸収合併する以前に使われていたイーモバイルやウィルコムといった会社の回線も利用しています。
つまり提供している回線の数が圧倒的に多いということ。
そのため、どの格安SIMと比較しても安定していて速いネット環境を提供できているのです。
ワイモバイルに乗り換え時の注意点
ワイモバイルに乗り換えを検討している人向けに、乗り換える際の注意点を3つのポイントで紹介します。
損しない為にも必ず確認しておいてください。
契約更新月に乗り換えないと違約金が発生する
まず、契約更新月。ほとんどのキャリアでは2年ごとの更新契約になっています。2年経って次の契約が更新される「契約更新月」に乗り換えをしないと、契約が更新されてしまいます。
更新月ではない月に乗り換えると契約の途中で乗り換えることになるので「違約金」が発生してしまいます。1万円ほどかかるケースがほとんどなので要注意。
乗り換える前に自分が今契約しているスマホの契約更新月がいつなのか確認しておきましょう。
各種手数料がかかるので注意しておこう
乗り換えの際にはいくつかの手数料がかかります。
ワイモバイルに支払う手数料としては新規事務手数料として3,300円(税込)がかかります。
忘れがちなのが、解約時に乗り換える前の携帯会社にMNP転出手数料として2,000円~3,000円の手数料を支払う必要があるということです。
また、スマホを分割で購入していてその代金が残っている場合は、解約後にその残った代金を支払わなければなりません。
こちらも乗り換え前に確認しておくようにしましょう。
ソフトバンクからの乗り換えには要注意
他社からワイモバイルへ乗り換えるとお得になるのですが、ソフトバンクから乗り換える場合はキャンペーンや割引が適応されないことがあります。
月額割引という24ヶ月間基本料金を割り引くサービスがありますが、他キャリアからの乗り換えと比較すると550円分割引されなくなってしまいます。
また、キャッシュバックキャンペーンも適応されません。
キャッシュバックキャンペーンは最大で2万円ほど現金が貰えるキャンペーンなのでこれが適応されないというのは大きなデメリットになってしまいます。
※キャッシュバックキャンペーンは現在終了しています。
そのためソフトバンクからの乗り換えを検討している場合は価格がほとんど同じでプラン内容も近いUQモバイルへの乗り換えをオススメします。
UQモバイルならソフトバンクからの乗り換えでもキャッシュバックキャンペーンが適応されるのでお得に契約できます。ソフトバンクから乗り換える場合はUQモバイルを検討しましょう。

ワイモバイルへの乗り換え手順
ワイモバイルへ乗り換える際にはいくつか自分で手続きを行う必要があります。
やり方は簡単なので、その方法について解説します。
①MNP予約番号を取得する
MNP予約番号という、電話番号を他社に引き継ぐための番号が必要になります。
解約を予定している携帯会社で手続きをしましょう。乗り換えをする時は解約の手続きをしないよう注意してください。
どのキャリアでもネットや電話でMNP番号を取得することができます。
ショップで手続きをすると「解約しないほうがイイ」「今はこんなキャンペーンがあります」といったように引き止められることもあるので、ネットや電話での手続きがオススメです。
②ワイモバイルオンラインショップで契約をする
スマホとセットで申し込む場合は好きなスマホを選びましょう。カードのみの契約も可能です。
オンラインショップで申し込みをするとキャッシュバックキャンペーンで最大2万円が受け取れるのでオンラインショップからの申し込みがオススメです。
※キャッシュバックキャンペーンは現在終了しています。
③プランを選んで契約情報を入力する
希望のプランを選んで、契約情報の入力に進みます。この時に①で取得したMNP予約番号を入力します。
その他支払い方法や免許証などの身分証明書の画像をアップロードするといった手続きも行います。
はじめに免許証等の身分証明書やクレジットカードなどを手元に用意してから手続きを始めましょう。
④SIMカードが郵送される
契約が完了するとしばらくしてSIMカードが郵送されます。
端末にカードを挿し込んでワイモバイルに連絡すれば回線が数時間で切り替えられ、使えるようになります。
切り替えができた時点で元々契約していたスマホは自動的に解約になります。
まとめ
ワイモバイルに乗り換えると月額料金が格段に安くなりますし、キャンペーンを利用すればもっとお得に契約することができます。
ワイモバイルには実店舗もありますが、公式オンラインショップからならいつでもどこでも契約することが可能なので、忙しくてなかなかショップに行けないという人にもオススメです。
ワイモバイルで速くて安いスマホライフを実現させましょう。