大手キャリアでは基本となっている「かけ放題」プランですが、最近ではかけ放題プランを導入している格安スマホも増えています。
そんな中、ワイモバイルはかけ放題プランも充実していて、かけ放題を安く使いたいと検討している方に多く選ばれています。
そこで今回はワイモバイルのかけ放題を検討している方のためにプランの内容について詳しくご紹介します。
他社の格安スマホのかけ放題プランとも比較して解説していくので、かけ放題プランを月額料金の安い格安スマホで使いたいと検討している方はチェックしておきましょう。
固定電話だけでなくドコモやauといった他社スマホへの通話も無料。
月額料金はソフトバンクスマホの半額以下で、人気格安SIMのUQモバイルより1回あたりの無料通話可能時間が5分も長いです。
ワイモバイルのスマホプランには10分のかけ放題が付いている
ワイモバイルでの料金プランは「スマホプラン」というもので、データ容量によって料金が異なります。
S/M/Lの3種類で、それぞれの料金は以下のとおりです。
ワイモバイル | スマホプランS | スマホプランM | スマホプランL |
---|---|---|---|
基本料金 | 1,980円 (2,980円) | 2,980円 (3,980円) | 4,980円 (5,980円) |
データ容量 | 3GB (2GB) | 9GB (6GB) | 21GB (14GB) |
無料通話 | 10分以内の国内通話が全て無料 |
*基本料金の()内は13ヶ月目以降のもの
*データ容量の()内は25ヶ月目以降のものになります。
上記の表に記載してある通り、どのプランにも10分内の国内通話がすべて無料になるかけ放題が付いています。
他社のスマホやケータイ、自宅や会社の固定電話でも1回あたり10分以内の国内通話であれば何度かけても通話料は無料です。
10分を超える場合は、10分を超過した分だけ30秒につき20円の通話料がかかるというシステムになっています。
「同じ携帯キャリア同士だったら無料だけど固定電話や他社ケータイは有料」というのがかつては普通だったため、固定電話や他社スマホとの10分以内の通話が無料というのが信じられないという方もいらっしゃると思います。
でも本当です。他社スマホも固定電話も10分以内なら無料です。
ただし以下のような例外もあります。
※公式サイトからの引用
⇒https://www.ymobile.jp/plan/info/daretodemo/
国際ローミング・国際電話(海外への通話)・留守番電話センターへの通話料(再生・録音料※1を含む)・0570(ナビダイヤル)/0180(テレドーム)などから始まる他社が料金設定している番号への通話料・番号案内(104)・当社が指定し別途公表する電話番号(一方的な発信または機械的な発信により、一定時間内に長時間または多数の通信を一定期間継続して接続する電話番号等)、および他社着信転送サービス(他の電気通信事業者が有する電話番号(以下「転送元電話番号」といいます。)を介して他の電話番号に着信する通話を主たる目的として、転送元電話番号を有する電気通信事業者が提供する電気通信サービスをいいます。)にかかる通話(当社が認めるものに限ります。)は、「だれとでも定額」、「スーパーだれとでも定額」、「スマホプラン」および「スマホベーシックプラン」(以下、本サービス)の無料通話対象外のため、ご利用の料金プランに応じた通話料が発生します。
要約すると
- 国際電話
- 留守電サービスとの通話
- ナビダイヤル
- 着信転送サービス
などは適用外になるということです。
ソフトバンクと比較してみると…?
ソフトバンクと比較してみるとどうでしょう。
ソフトバンクスマホの場合、2つのプランが選択できます。
- ウルトラギガモンスター+:7,480円(定額・50GBまで)
- ミニモンスター:3,980円〜(使った分だけ支払い・50GBまで)
これらのプランの場合、通話料は30秒あたり20円。
そのため通話をひんぱんにする人はオプションに加入する必要があります。
通話オプションは2つから選べます。
- 定額オプション:1,500円(24時間いつでも国内通話無料)
- 準定額オプション:500円(5分以内の国内通話無料)
たとえばミニモンスターで2GBの場合は5,980円、5分以内通話無料の準定額オプション500円を追加したら6,480円。
ワイモバイルの場合、前述の通り2GBのプランなら月額1,980円(14ヶ月目以降2,980円)なので、ソフトバンクと比べると半額以下の料金で利用できます。
切り替えないともったいなさすぎる!
UQモバイルと比較してみると…?
ワイモバイルと同じ大手キャリアのサブブランド的な位置で、料金プランも似ている部分の多いUQモバイルと比較してみます。
UQモバイルのスマホ向けプランもS/M/Lの3種類でデータ容量によって金額が異なります。
料金は以下のとおりです。
UQモバイル | プランS | プランM | プランL |
---|---|---|---|
基本料金 | 1,980円 (2,980円) | 2,980円 (3,980円) | 4,980円 (5,980円) |
データ容量 | 3GB (2GB) | 9GB (6GB) | 21GB (14GB) |
無料通話 (おしゃべりプラン) | 5分以内の国内通話が全て無料 | ||
無料通話 (ぴったりプラン) | 60分 (30分) | 120分 (60分) | 180分 (90分) |
*基本料金は14ヶ月目以降は()内の料金になります。
*データ容量・ぴったりプランの無料通話は26ヶ月目以降()内の容量・時間になります。
UQモバイルではおしゃべりプラン・ぴったりプランの2つから通話プランが選べる仕組みになっています。
ぴったりプランは月間の無料通話時間に上限がある形ですが、おしゃべりプランを選ぶと5分以内の国内通話がすべて無料のかけ放題がついてきます。
比較のためにもう一度ワイモバイルの料金表を見てみましょう。
ワイモバイル | スマホプランS | スマホプランM | スマホプランL |
---|---|---|---|
基本料金 | 1,980円 (2,980円) | 2,980円 (3,980円) | 4,980円 (5,980円) |
データ容量 | 3GB (2GB) | 9GB (6GB) | 21GB (14GB) |
無料通話 | 10分以内の国内通話が全て無料 |
*基本料金の()内は13ヶ月目以降のもの
*データ容量の()内は25ヶ月目以降のものになります。
月額料金はどちらも同じ。UQモバイルのほうがデータ容量が多いです。
無料通話時間はワイモバイルのほうが上。UQモバイル5分に対し、ワイモバイルは10分です。
なので、
・データ容量重視ならUQモバイル
・通話量重視ならワイモバイル
と言えますね。
UQモバイル以外に視野を広げてみると、IIJmioやOCNモバイルONEなど800円台で10分のかけ放題オプションが追加できる格安SIMもあります。
しかし基本料金と合わせるとワイモバイルと価格面で大きな差はありません。
ワイモバイルは他の格安スマホ会社と比べると速度が非常に安定していて高速通信が出来ると評価されています。
細かい金額を比較すると「最安」ではありませんが、通信速度や価格などを総合的に評価すれば「最もコスパが良い」と言えるでしょう。

ワイモバイルのガラケーのかけ放題は?
ワイモバイルのガラケーは上記でご紹介したスマホプランではなく「ケータイプランSS」というプランが適応されます。
こちらのプランは月額934円~のプラン。
ベーシックパック+パケット定額という月324円のオプションへの加入が条件となっているので実質は約1,300円ほどになります。
このケータイプランSSでは通話無料サービスとしてワイモバイル・ソフトバンクへの通話が1時から21時の間のみ通話し放題というシステムになっています。
お子さんにガラケーを持たせたい場合や、2台持ちしたい場合には使えますが、よく通話をする方や他社ケータイや固定電話にも電話をする場合は別途「スーパーだれとでも定額」というオプションへの加入をオススメします。
スーパーだれとでも定額なら時間無制限
上記でご紹介した「スーパーだれとでも定額」とは、時間無制限でいつでも・誰にでも、何時間かけても通話料が無料になる定額サービスです。
【スーパーだれとでも定額】
- 月額料金:1,000円(税抜)
例えばガラケーにスーパーだれとでも定額を付けると、以下のような内訳になります。
【ワイモバイルのガラケー+スーパーだれとでも定額(税込)】
- ケータイプランSS:1,008円
- ベーシックパック+パケット定額:324円
- スーパーだれとでも定額:1,080円
合計…2,412円
スマホプランに付けた場合も同様に、単純に月額料金に1,000円がプラスされることになります。
まとめ
ワイモバイルのスマホプランには10分のかけ放題がついています。
そのためワイモバイルの契約を検討していて、1回あたりの通話が10分程度で済むケースが多いのなら普通のスマホプランへの加入のみでOKでしょう。
UQモバイルと比較しても通話時間が10分と倍なのでオススメです。
1回の通話が10分を超えることが多いなら「スーパーだれとでも定額」をオプションで付けることをオススメします。
このオプションを付けてもソフトバンクのかけ放題よりはるかにお得です。