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WiMAXのノーリミットモードとは?使い方や必要性等解説

WiMAX回線には、ハイスピードモード・ハイスピードモードプラスエリアモード・ノーリミットモードの3種類があります。

この中でも、ノーリミットモードはその名の通りリミットがない、つまり速度制限が一切ないというメリットがあります。

本ページではノーリミットモードの使い方や必要性について詳しく解説していきます。

結論からいうと、現在ノーリミットモードを使う必要はほとんどありません。

ノーリミットモードとは?

ノーリミットモードとは、旧回線であるWiMAXを使用した通信のことです。

WiMAXにはノーリミットモードを含めると以下の3つの通信モードがあります。

  • ノーリミット:旧回線WiMAXを使用(旧回線)
  • ハイスピードモード:新回線WiMAX2+を使用(現在主流)
  • ハイスピードモードエリアプラス:新回線WiMAX2+とauLTEを使用(オプション)

ノーリミットモードで使うWiMAX電波は古い回線になるので、新しい機種では対応していません。(非対応機種は後述)

必要性の以前に利用できない端末が増えていることは把握しておきましょう。

使い方は自動・手動切り替えの2つ

通信の種類の切り替え方は、端末によって変わります。

自動で切り替えるものもあれば、手動で切り替える必要があるものもあります。

プロパイダでは提供されていませんが、古い機種であるHWD15ならタッチパネルで手動切り替えが可能です。

中古ショップやネットなどで、端末のみを購入することも可能です。

各種プロパイダでも取り扱いのあった「WX01・WX02」はノーリミットモードに対応しており、自動で回線切り替えを行うことができます。

手動では回線を切り替えることができません。

WiMAXしか通信できない場所であれば、自動的にWiMAXをの回線が選ばれてノーリミットモードになります。

それ以外の場所では新回線につながるようになっています。

ノーリミットモードには速度制限がかからない

ノーリミットモードの最大のメリットとなるのが、速度制限がかからないという点です。

どれだけ使っても通信料にカウントされることが無いので、WiMAX通常プランの月7GBを超えても一定の速度で使用することが可能です。

また、ギガ放題プランの場合も3日の合計通信料が10GBを超えると速度制限がかかりますが、これもノーリミットモードなら制限がかからず使えます。

WiMAX2+で速度制限がかかった場合でも、ノーリミットモードに切り替えれば速度制限なしで使用することができるのです。

ノーリミットモードのデメリット

速度制限なしで使えるとはいえ、いくつかデメリットもあります。

ここ数年で旧回線であるWiMAXは使いづらくなっているので、よりデメリットが目立つようになってしまいました。

どういったデメリットがあるのかチェックしておきましょう。

回線速度が遅い

新回線のWiMAX2+は下り最大220MpbsCA(キャリアアグリゲーション)を使える機種なら、2つの回線を同時に使うことができ、下り最大440Mbpsの通信が可能です。

対してノーリミットモードで使用するWiMAXは、下り最大13.3Mpbs程度の速度しか出ません。

WiMAX2+と比べると圧倒的に低い数値になっていますし、実際に使うとその遅さに不便さを感じてしまう可能性が高いです。

対応していない機種がある

前述した内容でも触れましたが、その後に発売されたW06やWX05、WX04、WX03、W04といったルーター端末ではWiMAXの回線に対応していないのでノーリミットモードが使えません。

WX01やWX02では対応していますが、自動切り替えなので自分でノーリミットモードを選ぶということはできません。

旧回線のため今後発売される機種でもすべて未対応となる可能性が高いです。今後ノーリミットモードが利用できる機種は販売されなくなるでしょう。

対応エリアが狭い

現在は新回線であるWiMAX2+のエリアが拡大していて、旧回線のWiMAXエリア規模は縮小されています。

2018年にはすべての回線がWiMAX2+へと移行する予定になっているので、今後はさらにWiMAXが使えるエリアが狭くなっていくことが予想されます。

参考記事:いろいろあってわからない…WiMAXのエリアについて徹底解説

対応している機種は

ノーリミットモードに対応している機種を紹介します。

  • WX02(自動切り替え)
  • WX01(自動切り替え)
  • URoad-Home2+(手動切り替え)
  • URoad-Stick(手動切り替え)
  • NAD11(手動切り替え)
  • HWD14(手動切り替え)
  • HWD15(手動切り替え)

前述の通り現在主流になっているのはWiMAX2+の電波で、WiMAX電波は2018年を目処に停波予定です。

そのため対応している機種は昔の機種となり、通常販売されていないケースがほとんどです。

どうしても使用したい場合は白ロムと呼ばれる端末を別途入手する必要があります。

まとめ

ノーリミットモードがおすすめできる人は、WiMAX2+がエリア外でWiMAXはエリア内になっている、という人くらいです。

その場合でもWiMAXは縮小したのち停波、WiMAX2+が拡大していく状況にあるので、使える場面はどんどん減っていくでしょう。

今からWiMAXを導入するのであれば、速度が速く、エリアが拡大していくWiMAX2+回線を使える機種を選んだ方がいいでしょう。

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ねとみ
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フレッツ光販売、電気通信事業会社の営業経験あり。 光回線やWiMAX、格安SIMなどについて解説しています。 ご意見、ご質問、お問い合わせはTwitterのDM、リプライでお気軽にどうぞ!
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