スマホのプランを大容量に変更したり、光回線を契約したりしたことで
「WiMAXが不要になったから解約したい。」
と考える人は多いと思います。
しかしWiMAXは場合によっては解約に違約金が掛かったり、そもそも解約方法が分からなかったりすることもあると思います。
本ページでは
- WiMAXを解約する前に確認したい注意点
- 具体的な解約方法
について解説します。

契約してすぐに解約したい場合について
WiMAXを契約したものの、
- 電波が入らない
- 回線速度が遅い
などが理由ですぐに解約したい場合、実は初期契約解除制度に則ってすぐに解約(厳密にはキャンセル)が可能です。
この場合違約金などは不要です。※端末の送料などが掛かる場合はあります。
初期契約解除制度はプロバイダ問わず可能なので、契約して間もない人は契約したWiMAX会社に連絡してキャンセルしたい旨を伝えましょう。
初期契約解除制度は8日間以内となっているので該当する方はすぐに連絡してキャンセルしましょう。
解約について3つの注意点
ここでは通常の解約についての注意点を3つ説明していきます。
解約違約金が発生することがある
WiMAXの各社プランは3年の契約期間が設定されたプランがほとんどであり、3年ごとに来る更新月以外での解約には違約金が発生します。
以前はプロバイダーによって解約金に違いがありましたが、今はほぼ統一されています。

しかしほんのわずかな違いがあるので、WiMAXの代表的プロバイダを3つ出して比較してみましょう。
プロバイダ名 | 違約金(円) | 更新月 |
---|---|---|
UQWiMAX | 1~13か月:20,900円(税込) 14~25か月:15,400円(税込) 更新月経過後:10,450円(税込) | 38か月目 (課金開始月を1か月目とする) |
GMOとくとくBB WiMAX | 1~13か月:20,900円(税込) 14~25か月:15,400円(税込) 更新月経過後:10,450円(税込) | 38か月目 (課金開始月を1か月目とする) |
Broad WiMAX | 0~12か月:20,900円(税込) 13~24か月:15,400円(税込) 更新月経過後:10,450円(税込) | 37か月目 (契約開始月を0か月とする) |
よく見てみると気が付きますが、更新月の数え方に違いがあります。
UQWiMAXやとくとくbbが課金開始月を1か月目とするのに対し、ブロードWiMAXは課金の有無にかかわらず契約開始月を0か月目としてカウントを始めます。初月無料のキャンペーンに参加している場合などは月のカウントの仕方に注意が必要です。
解約受付日はプロバイダによって違いがある
解約の受付日についても注意が必要です。
UQWiMAXなど、即日解約できるプロバイダなら問題ないのですが、解約受付日が決まっているプロバイダの場合、それを過ぎると翌月の解約申し込み扱いとなり、料金を1か月分余計に払わなくてはならなくなります。
例えばラクーポンWiMAXで4月に解約したい場合、ラクーポンWiMAXでは解約受付日が毎月20日に設定されているため、3月21日~4月20日までの間に解約申し込みが必要となります。4月21日以降に申し込みをした場合、5月の解約扱いになる為注意が必要です。
解約月の料金には日割りが出来る?
解約申し込みをした月の料金についてはその月の料金を日割りにできる場合と、その月の料金を1か月まるごと請求される場合とがあります。
プロバイダごとに違いがある為、事前に確認しておくことが重要です。
代表的なUQWiMAXは日割りが可能です。
日割りできない場合は、月末に解約すれば払う料金が無駄になりません。
また解約のときには、上記で説明した解約受け付け日を逃さないようにしておきましょう。
WiMAXの解約手順についてわかりやすく解説
下記では具体的な解約の手順について説明します。
基本的には手順は一緒ですが、細かい条件はプロバイダによって異なるので確認しておきましょう。
手順自体はとても簡単で、解約申込みを行い、端末・SIMカードの返却義務があるなら郵送で返却するだけです。
解約の申し込みをする
まずはプロバイダに対して解約申し込みを行います。
申し込み方法はプロバイダによって異なり、下記の3つのどれかに当たります。
- ネット
- 電話
- 書類の郵送
郵送での申し込みの場合、ホームページから解約申し込み書をダウンロードして印刷・記入後郵送となります。
必要事項の記入漏れがあると解約受付ができないので、書類に不備がないか確認しておきましょう。
電話での申し込みの場合つながりにくいことがあるので注意が必要です。なかなか繋がらずにすぐに解約申し込みができないこともあります。
休日・お昼などは電話が混み合い時間帯なので避けてください。
電話受付が開始してすぐの時間帯は、比較的つながりすくなっています。
端末は返却しなくてもいいがSIMは返却が必要なことがある
解約時の端末の返却についてですが、現在ほとんどのプロバイダでは解約時の端末返却は不要となっています。
しかし端末に内臓されているSIMカードは返却する場合もあるので注意しましょう。
これもプロバイダによって異なりますが、GMOとくとくBBではSIMカードの返却が義務付けられています。
つまりGMOとくとくBBを解約した場合、端末はそのままでSIMカードのみ返却しなければいけません。SIMカードの返却が確認できない場合はSIM損害金として3,000円請求されますので注意が必要です。
プロバイダによって条件が異なるので、解約申込みのときに確認しておきましょう。
まとめ
今回はWiMAXの解約時に注意すべきことと解約の全手順について解説しました。
WiMAXの解約については、かかる違約金や解約月料金の日割り計算の可否など、自分が契約しているプロバイダについて事前に確認しておくことが重要です。
また解約の申込み方法もプロバイダによって異なり、ネット・電話・郵送など様々です。
さらに端末・SIMカードの返却も会社によって異なっています。
お得に使ってきたWiMAXで最後に損をしない為に、解約手続きについても利用しているプロバイダの更新月・違約金・手続き内容を把握しておきましょう。
解約後に他のWi-Fiを検討される場合は、現在mugen WiFiが一番オススメできるのでご検討ください。
光回線を検討される場合はenひかりが縛りがないのでオススメです。