「WiMAXを現在利用しているけど、引越しする時は何か手続きしないといけないのかな?」
これから引越しの予定があり、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
WiMAXは持ち運びができるため、光回線のように工事が必要なく、手続き等は必要なくそのまま利用できるのかなと思ってしまいますよね。
結論から言うと、住所変更の手続きと、引っ越し先がWiMAXの対応エリアかどうかの確認は必ず行いましょう。
今回の記事では、住所変更の手続きや対応エリアの確認方法について解説していきます。
WiMAXを利用しており、引越しの予定がある方の参考になれば幸いです。

目次
WiMAXを引っ越し先でも使う為には契約者住所変更手続きが必要
WiMAXを引っ越し先でも使うためには、契約者の住所変更を行いましょう。
引越しをする際、WiMAXでは通常の固定回線と比べ工事の必要が無いので、特別難しい手続きなどは必要ありません。ただし、プロバイダに住所が変わったことを連絡する必要があります。
手順としては、下記の流れになります。
- WiMAXにログイン
- 契約内容を確認
- 契約者情報照会/変更を選択
- 契約者を変更
住所変更の手続きは、ネット上から簡単にできるので、引越したらすぐに行いましょう。
WiMAXを引っ越し先で使う為に押さえておきたいポイント
WiMAXを引っ越し先で使うための手続きは、住所変更だけで大丈夫です。
しかし、引っ越し先でもWiMAXが利用できるのは限らないので、下記2点は必ず確認しするのがおすすめ。
- 引っ越し先がWiMAX対応エリアか
- 引っ越し先の住居環境内で使えるか
それぞれ詳しく解説していきます。
引っ越し先がWiMAX対応エリアか確認取る
WiMAXは、固定回線と同じように対応エリアが存在します。
都市部では問題なく利用できるエリアが多いですが、山間部などでは使えない場所もあるので注意が必要です。
また、都市部であっても、基地局から離れている可能性もあるため、対応エリアは確認しましょう。
対応エリアはこちらより確認できます。
引っ越し先の住居環境内で使えるか
続いて確認したいポイントは、引っ越し先の住居環境内で使えるかどうかです。
引っ越し先の住居がコンクリートや鉄筋で覆われている場合、対応エリアでも快適に使えない可能性があります。
引っ越し先の住居がコンクリートや鉄筋で覆われている場合は、電波が通りやすい大きな窓などがあるかなどを確認しておきましょう。
もしこれから住居を探される場合は、内見する際に実際にWiMAXを携帯して、部屋で電波が入るかを確かめるのがおすすめです。
引っ越し先でWiMAXが使える環境じゃない場合は?
引っ越し先が、WiMAXのエリア対象外であれば他の回線を利用するしかありません。
もし引っ越し先の電波環境が悪い場合は、WiMAXの設定や接続設定を変更しましょう。
エリア対象外だった場合と電波環境が悪い場合のそれぞれの対処法を紹介します。
引っ越し先がエリア対象外だった場合
引っ越し先がWiMAXのエリア対象外だった場合は、他の回線を利用しましょう。
WiMAXのエリア対象外だった場合、他のポケット型WiFiサービスもエリア対象外である可能性が高くなります。
その場合は、回線エリアが広く、回線速度が安定しているサービスを契約する必要するのがおすすめです。
Wi-Fiサービスの中でも、回線エリアが広いのは、どんなときもWiFiです。
どんなときもWiFiは、クラウドWiFiという新しい仕組みを利用しているため、回線エリアが広く安定しています。
クラウドWiFiは複数の通信会社の電波を利用できる仕組みです。どんなときもWiFiでは、大手三社(docomo・au・ソフトバンク)のLTE回線が利用できます。
そのため、確実にWiFiが繋がるサービスを選びたいのであれば「どんなときもWiFi」がおすすめです。
どんなときもWiFiについては、関連記事で詳しく解説していますのでぜひご一読を。
https://yasashikunet.com/donnatokimo-wifi/
引っ越し先の電波環境が悪かった場合
引っ越し先の電波環境が悪かった場合、原因によって対処法が異なります。
もし建物の構造上の問題で電波状況が悪い場合は、窓際に端末を設置するぐらいしか対応策がありません。
一方、端末や電波干渉が問題の場合は設定や接続方法で対応可能です。
端末や電波干渉が問題の場合の対処法は、以下の4つです。
- 端末の設定を変える
- 端末の接続方法を変える
- チャンネル設定を変える
- 端末を新しいものに変える
それぞれ解説していきます。
端末の設定を変える
まずは端末の設定を変えてみるのがおすすめです。端末の設定を「ハイパフォーマンス」にしてみましょう。
端末が省電力設定になっていると、通信を制限して省電力化されてしまいます。
充電の持ちは通常よりも劣りますが、ネットの速度が遅いイライラから解放されるかもしれません。
端末の設定を見直してみてください。
端末の接続方法を変える
端末の設定を変えても電波環境が変わらない場合は、端末の接続方法を変更してみましょう。
WiMAX 2+対応ルーターは、「Wi-Fi」もしくは「USB」で接続が可能です。
Wi-Fiでの接続方法は、通常通り無線で接続する方法です。USB接続は、USB端子を使って、ルーターとパソコンなどのUSB端子のある機器を接続する方法になります。
USB接続は、Wi-Fi接続よりも高速通信を実現します。
さらに、USB接続しながらでも、Wi-Fi接続は可能です。USBでパソコンに繋ぎつつ、スマホはWi-Fi接続しながら利用することもできます。
WiFi接続と合わせて、USB接続も併用してみるのがおすすめです。
チャンネル設定を変える
電波干渉が原因で接続が芳しくない場合は、チャンネル設定を変えることで、通信環境がよくなるケースがあります。
チャンネル設定を変えると通信環境が良くなる理由は、利用者が少ないチャンネルを設定し直すことで、利用者の少ないチャンネルで通信できるからです。
チャンネル設定は、Wi-Fi情報から他の電波を選択することで変更できます。
電波環境が悪い場合は、他の利用者が同じチャンネルを利用している可能性があるため、チャンネル設定を変更してみてください。
端末を新しい物にする
ここまで紹介してきた方法を試しても電波環境が悪かった場合、最新機種へ変更することを検討するのがおすすめです。
当たり前のことですが、最新機種はこれまでの端末と比べて、電波の受信感度が向上しています。
そのため、同じエリアでもネット環境が改善する可能性があります。
もし古い端末を利用している方は、ぜひ新規機種への変更を検討ください。
まとめ:WiMAXを引っ越し先でも使うには契約者住所変更手続きのみでOK
今回の記事をまとめます。
- WiMAXを引っ越し先でも使う場合は、契約者住所変更手続きのみでOK
- 契約者住所変更手続きは、ネットで完結可能
- 引っ越し先のエリアがWiMAXの対応エリアかは確認が必要
- もし対応エリアではなかった場合、他社サービスの利用を検討
- 電波環境が悪い場合は、原因に合わせて対処法を選択
WiMAXを引っ越し先でも利用するためには、契約者の住所変更のみで大丈夫です。
しかし、引っ越し先でもWiMAXが使える保障はないので、引っ越し先が対応エリアなのか、電波環境は問題ないかを確認しておくのがおすすめです。
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