会社をWi-Fi対応させたい
でも何から始めたらいいのか分からない、と困っていませんか?
会社の規模にもよりますが、Wi-Fi対応をするなら下記のような方法があります。
- 業者に依頼する
- Wi-Fiルーターで対応する
Wi-Fiが使えるようになると配線が無くなりスッキリしますし、どこでもパソコンが使えるので便利ですよね。
本ページでは、会社の事務所などをWi-Fi対応する方法について解説します。
おおよそワンフロア15名~20名くらいまでの事務室を想定しています。
大きめの会社なら業者へ依頼
部屋がたくさんある大きめの会社でWi-Fiを使いたい場合は、業者に依頼してWi-Fi環境を整えてもらうのがおすすめです。
- Wi-Fiを使いたい範囲が広い
- 部屋がたくさんある
- 接続したい機器(パソコンなど)の台数が多い
- 社内の構造が複雑
Wi-Fiを広い範囲で対応させるには、電波を増幅するために複数のルーターや中継器を設置する必要があります。
ルーターが多いと管理も大変ですし、ネットにあまり詳しくない人が設置をすると電波が干渉しあって回線が不安定になってしまうこともあります。
部屋がたくさんあったり範囲が広いような会社の場合は、無理せず業者に任せてしまいましょう。
業者に依頼するメリット
Wi-Fi対応を業者に依頼するメリットは下記の3つです。
- 簡単に導入できる
- サポートが充実している
- 「担当の人しか分からない」をなくせる
自社にネットに詳しい人がいれば業者に頼まなくてもある程度は管理できるかもしれませんが、何かあった時に「担当の人しか知らない」「その人がいなくなったら誰も分からない」という状況にもなりかねません。
プロに頼んでしまえば、自分たちで色々準備したり設定したりする手間が省けますし、サポート付きの業者に依頼すれば何かトラブルがあった場合も対応してくれるので安心です。
小規模な事務所ならWi-Fiルーターで対応
パソコンが十数台程度までの小規模な事務所や自室のみであれば、Wi-Fiルーターで対応が可能です。
- Wi-Fiを使いたい範囲が狭い
- 接続したい機器(パソコンなど)の台数が少ない
Wi-Fiを使いたい範囲が狭いならWi-Fiルーター1台で対応できるので設置が簡単です。
現在パソコンに繋いでいるLANケーブルをWi-Fiルーターに挿せば、それだけでWi-Fiを飛ばすことができます。


あとはパソコンやスマホなど、Wi-Fiを使いたい機械で認証をするだけでWi-Fi対応は完了です。
<パソコンのWi-Fi認証方法>
①まずWi-Fiルーターの名称とパスワードを確認する
(ルーター本体に貼ってあるシールに記載されています)
②パソコン画面の右下もしくは右上にある電波のマークをクリック
③①で確認したWi-Fiルーターの名称と同じものをクリック
④①で確認したパスワードを入力する
設置も認証も比較的簡単なので、これくらいなら業者に頼まなくても自力でWi-Fi対応ができそうですね。
ルーター設置場所の注意点
Wi-Fiルーターの置き場所が悪いと電波が途切れてしまうことがあるので、設置するときは以下の点に注意が必要です。
- 鉄筋コンクリートを避ける
- 水回りを避ける
- 床に直置きしない
- 他の家電製品を避ける
鉄筋コンクリートを避ける
金属やコンクリートが電波の障害となるので、それを考慮して置き場所を考えましょう。
水回りを避ける
水が電波を吸収しやすいため水回りに置くと電波の届く距離が短くなったり、途切れたりしてしまいます。
床に直置きしない
電波が床に乱反射して広がりにくくなるので、棚の上など少し高いところに設置するのがおすすめです。
家電製品を避ける
近くに家電製品があると、電波が干渉しあって回線が不安定になってしまいます。
特に周波数が近い電子レンジは避けましょう。
応接室など一室を対応させる方法
たとえば応接室や社長室、自分の作業部屋など会社の一室をWi-Fi対応させたい場合、実はLANケーブルのモジュラジャックさえあれば簡単に出来ます。
モジュラジャックというのはこういうLANケーブルを指すジャックですね。

普段ここにLANケーブルを指していてネットに接続している場合はここにWi-Fiルーターをブリッジモードにして設置するだけでWi-Fi対応が可能です。
Wi-Fiルーターというのは以下のような機器です。
ブリッジモードにしてLANケーブルで接続して電源を入れるだけ。
これでWi-Fiが飛ぶので後はWi-Fi接続したいパソコンやスマホでアクセスキーを入力するだけです。
まとめ
大きめの会社の場合は業者に頼んだ方が良いですが、事務所だけなど小規模な範囲ならWi-Fiルーターを使って簡単にWi-Fi対応することができます。
Wi-Fiルーターは家電量販店やネットショップで簡単に購入できるので、社内のWi-Fi対応を始めてみてはいかがでしょうか。
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