「Wi-Fiなのに速度制限がかかってしまった。無制限じゃないの?」
そんな悩みを抱えている方の多くは持ち運びのできるいわゆる「ポケット型WiFi」を利用していると思います。
実は「ポケット型WiFi」は厳密にいうとデータを無制限でつかうことは出来ません。
この記事では、その理由と対処法について解説していきます。
そのWi-Fi…本当に無制限?
モバイルルーターやポケット型WiFiは、エリア内であれば外出先のどこでもWi-Fiが利用できます。これらは実は厳密にいうと無制限で使用できるものではありません。
月間の使用通信量に制限がないプランであっても、一定以上の使用量を超えると速度制限がかかってしまいます。
例えばWiMAXのギガ放題プランの場合は、月間のデータ通信量に上限はありません。
ですが、3日間の通信量の合計が10GBを超えると、速度制限がかかってしまいます。
速度制限する理由
ポケット型WiFiは通信キャリアの電波を使用しています。
全てのキャリアはその通信の品質と電波という公共物の公平性を保つために速度制限を設けています。
より多くの人が快適に使えるように、短期間で多くのデータ通信を使った人に対しては混雑を回避するために速度制限をかけるのです。
WiMAXの場合は速度制限がかかるのは3日間で10GBを超えた日の翌日。
時間はネットが混雑しやすい18時~翌日2時ごろまでになります。
この時間を過ぎるとまた高速通信が利用できるようになりますが、その後も3日間で10GBを超えるとまた速度制限がかかるようになります。
10GBはYouTubeの視聴でいえばHD画質で約13時間の視聴ができる容量です。
毎日4~5時間程度動画視聴をしたり、高画質での動画視聴などを頻繁に行うという方・重いデータの送受信を行うゲームを頻繁に行っている方の場合は3日間で10GBを超えてしまう可能性があります。
速度制限がかかった時の対処法
もし速度制限がかかってしまい、快適にインターネットが使えなくなった場合は、以下の対処法を行ってみましょう。
解除されるのをまつ
速度制限は1日だけで、対象の時間が過ぎるとまた元に戻ります。
ひとまず解除されるのを待てばまた快適に使えるようになります。
無料で利用できるアクセスポイント(フリーWi-Fi)を探す
すぐに速度制限がかかった状態を何とかしたい!という場合は、無料で利用できるフリーWi-Fiを探してみましょう。
カフェや飲食店など、フリーWi-Fiが利用できるスポットは街中ならたくさんあります。
フリーWi-Fiがある施設やスポットは以下のサイトから検索可能です。
本当に無制限の固定回線を契約する
自宅でWi-Fiを利用している方の場合は、固定回線を導入すれば月間の使用量はもちろん、どれだけ使っても速度制限がかかることなくWi-Fiが利用できます。
光回線などを導入してWi-Fiルーターを使えば、自宅のどこでもスマホ・テレビ・ゲーム・パソコンなど様々な機器で無制限にWi-Fiを利用したインターネットを楽しむことが可能です。
まとめ:モバイルWi-Fiは完全無制限ではないので要注意!
モバイルルーターで利用できるWi-Fiは「〇〇放題」といったプランであっても厳密には完全無制限ではありません。
完全に無制限の通信を行いたいのであれば、使えるのは自宅内のみになりますが固定回線を契約するといいでしょう。
また、外出先で速度制限がかかってしまった時のためにフリーWi-Fiが使えるスポットをあらかじめチェックしておくのもオススメです。
現在家庭用のインターネットは光回線だけでも数百種類あります。
自分の環境にどれが適しているか、どれがお得なのかはケースバイケースです。
4つの質問に答えて自分の環境に適したインターネットを診断してみましょう!