引っ越しをするとなると、事務手続きや考えるべきことが多くて大変。

光回線や、Wi-Fi環境の構築もそのうちの一つだと思います。
「新居でもWi-Fiを使いたいけど、実際どうすればいいの?」と思う人も多いのではないでしょうか。

事実、光回線の料金やルールは複雑でわかりにくいです。「引っ越しで忙しい時に、無駄に時間を取られたくない」というのも当然の心理でしょう。
そこでこの記事では、これから引っ越しをする人がWi-Fi環境を新居で構築するにあたり、何をするべきなのかをわかりやすくまとめます。

について説明し、継続と乗り換えどちらがお得なのか?お話します。
引っ越し準備で忙しい!と思っている人ほど、しっかり読んで参考にしてみてください。
今までの光回線を「継続」する場合
光回線を継続して使う場合、以下のような作業が必要となります。

移転の手続きが必要
新しい住所が決まったら、早めに移転の手続きを始めたほうが賢明です。
なぜなら上述の通り移転にも工事が必要で、場合によっては1ヶ月以上待つこともありえるからです。
移転手続き自体は簡単。
- 引越し先の住所を伝える
- 工事日の打ち合わせ
上記の内容を回線業者の窓口に伝えるだけです。
【引っ越しシーズンは工事待ち期間が長くなります】
3月や4月といった引っ越しの多い時期は移転手続きも殺到するため、引越しても工事待ちでインターネットが使えないことがあります。
多くの光回線では1〜2ヶ月前の連絡を勧めています。早めの連絡を心がけましょう。
解約金はかからないが工事が必要
光回線を古い家から新しい家に移すことを「移転」といいます。
移転の場合、継続契約なので解約金がかかることはありません。
しかし問題となるのは、移転工事とその工事費用です。
新規加入時と同じ工事をするため、当然時間とお金がかかってきます。
費用は会社によって変わりますが、新規契約時と同額の会社が多いです。
工事の立会いでやることは特になし
工事の内容は大きく分けて2段階に分かれます。
- 光ケーブルを建物内に引き込む
- 回線終端装置を取り付ける


作業中立会いが必要となりますが、特に自分でやることはありません。
時間は30分から1時間ほどで終わります。
ルーターの設定が必要
工事が終了すればインターネットが使えます。
パソコンを有線で使う場合は工事で取り付けてもらった回線終端装置とパソコンを直接LANケーブルを挿すだけでネットに繋がります。
しかしスマホやタブレットの場合は無線でインターネットに接続する必要があるため、無線ルーターの設置&設定が必要です。
無線ルーターの設定の流れは以下のようになります。
- ルータの設定モードボタンを長押しする
- パソコンでルータの電波を受信
- ブラウザからルータの設定画面に入る
- プロバイダ情報を入力する
詳しい流れはこちらの記事で詳しく書いていますので、作業する時の参考にしてください。

移転のメリット・デメリット
今の光回線をそのまま使う場合の流れは以上です。
次に乗り換えの手順を説明しますが、乗り換えと比較しやすいよう移転のメリットとデメリットをまとめておきます。
【移転のメリット】
- 解約料がかからない
- 手続きがシンプル
【移転のデメリット】
- 工事費がかかるのに新規キャンペーンが適用されない
移転をすることで、今までの環境と変わらずそのまま利用できますが、工事費がかかるのが残念です。
光回線の新規契約では数万円のキャッシュバックや工事費実質無料キャンペーンなど手厚いサービスが受けられます。
そのため費用の面では移転よりも乗り換えてしまった方がお得なケースが多いのです。
今の光回線を解約し、新しい光回線に乗り換える場合
乗り換えは移転と比べお得なケースが多いです。
引っ越し時にやることは下記の通り。

移転では使っている回線業者に連絡するだけですが、乗り換えの場合は新旧両方の回線業者に連絡する必要があります(①と②)。
③と④に関しては移転の場合と同じです。

乗り換えは移転と同じように工事や工事費用もかかります。その代わり、新規契約のキャンペーンが適用されるので工事費分も相殺できるケースが非常に多いのです。
enひかりは業界最安級で縛り無し
引っ越しをする際に光回線を乗り換える場合、新規申し込み先として、enひかりがおすすめです。
以下に、enひかりをおすすめする理由を紹介します。
- 業界最安値の月額料金
- 契約期間の縛りなし
- ポケット型WiFiレンタル3泊4日無料
- 全国で提供可能
- 安定した品質で高速通信
enひかりは、月額利用料金が業界最安値でありながら、契約期間の縛りもありません。
他社は2年〜3年の契約縛り期間がありますが、enひかりには契約縛り期間がない上に解約手数料も不要です。
利用料金が安く、解約するためのハードルも低いので、新規申込先で迷ったらとりあえずenひかりに申し込みましょう。
もし自分に合わないと思い解約する場合でも、無駄な出費を避けられます。
ソフトバンク光は46,000円のキャッシュバックあり

ソフトバンクユーザーの場合、インターネット回線をソフトバンク光に乗り換えることをおすすめします。
ソフトバンク光をおすすめする理由は、以下の通りです。
- 最大で46,000円のキャッシュバックがある
- ソフトバンクユーザーはスマホとセットでお得になる
- 最大1Gbpsの通信速度で高速通信が可能
- 開通までのWi-Fiを無料でレンタルできる
キャッシュバックを受け取るために不要なオプションに入る必要もなく、最大で46,000円が受け取れます。
さらにソフトバンクユーザーの場合は、スマホとセットで月額料金が最大1,100円割引されるのです。
スマホのキャリアがソフトバンクの人はスマホとセットでお得に契約できて、最大46,000円のキャッシュバックがもらえる、ソフトバンク光がおすすめです。
乗り換えのメリット・デメリット
おさらいとして乗り換えのメリット・デメリットをまとめました。
【乗り換えのメリット】
光回線のキャンペーンによっては
- 工事費が無料になる
- 解約金を負担してもらえる
- 高額キャッシュバックもある
【乗り換えのデメリット】
- 解約金や新規の工事費がかかる(キャッシュバックorキャンペーンで相殺可)
- 新しい契約が必要になる
乗り換えのデメリットは何と言っても新しく契約をやり直す点。もう一度1から契約することになるので、当然時間もかかりますし、手間もかかります。
引っ越しで忙しくて、時間も全く割けない!という人にはあまりおすすめできませんが、少しでも余裕がある場合には新しく契約する手間をかけたほうがお得です。
引越し時の回線手続き不要なポケット型WiFi
そう思った場合には「ポケット型WiFiを自宅用として使う」という選択もあります。
以前は”3日で10GB”使用すると制限がかかることも多かったポケット型WiFiですが、そういった制限もなく、”1か月100GB”を自由に使えるプランも増えてきています。
その代表がMugenWiFiです。
MugenWiFiは30日のお試し期間もあって安心

という人は、MugenWiFiのお試し期間を利用してみましょう。
MugenWiFiに初回契約する人に限り、契約から30日以内であれば全額返金キャンペーンが適用されます。
MugenWiFiのお試し期間でポケット型WiFiの使い心地を確かめ、使いにくければ発生費用ゼロで契約をキャンセルできるのです。
初めてポケット型WiFiを利用する場合は、MugenWiFiがおすすめです。
通信スピードは光回線よりは遅い
MugenWiFiはドコモ・au・ソフトバンク回線を使っています。
通信速度は下り最大150Mbps、上り50Mbpsとなり、最高速度1GBの一般的な光回線よりは低速です。
とはいえ、スマホや携帯で使われる回線と同じなので、
「インターネット接続はスマホで十分」
「スマホは月間の通信制限があるから困る」
「家の外でも使用したい」
という場合にはわざわざ光回線を引かなくても、MugenWiFiで十分なのです。
工事なしですぐに使える
光回線だと少なくとも数週間、引越し後にインターネットが使えない期間ができます。
引越しシーズンともなると1ヶ月以上待たされることも。
しかしポケット型WiFiなら契約してすぐに届きますし、面倒な設定も一切ありません。
引っ越し時のWi-Fiに関するQ&A
引越し時のWi-Fiについて寄せられた質問とその回答をまとめました。
引っ越し時のWi-Fi乗り換えはキャッシュバックの多いところを選んだほうがいいですか?
キャッシュバックだけで選ばないほうがいいです。まずは自分の使っているスマホに合わせることが大切です。というのもセット割引があるので、数年使うとけっこうな割引額になります。基本は下記記事に書いてある選び方を原則として選んだほうがお得です。
光回線のおすすめ2022年最新版!今契約すべき6社と後悔しない選び方を解説「引っ越しを機に光回線を契約したい」「毎月のインターネット料金が高すぎる」と考えている方は多いのではないでしょうか。 ...引越し時にインターネット解約する場合は何日前にすればいいですか?
早ければ早いほどいいです。引っ越し月の前々月末までにはしておきたいところです。解約手続きは基本電話での申込みが多いので、早めに連絡しましょう。またauひかりなどは解約時に派遣工事が必要になるので、引っ越しシーズンなど手配がつかないことがあるので注意が必要です。
引越し先で光回線がつながるまでお得にWi-Fiレンタルする方法はありますか?
レンタルWi-Fiの業者に頼むことになりますが、無制限プランだと安くても4,000円ほどかかります。ソフトバンク光では、開通まで無料でWi-fiのレンタルが可能です。
Wi-Fiルーターに引っ越し機能というのがありますが使えますか?
Wi-Fiルーターの引っ越し機能というのは古いルーターから新しいルーターにSSIDと暗号化キーのデータを移行する機能なので、家を引越しするときに使う機能ではありません。引越し後は再度Wi-Fiルーターを設定する必要があります。
引越し時に乗り換える場合、乗り換え特典の大きい光回線はどこですか?
ソフトバンクひかりが手厚いです。46,000円のキャッシュバックがあるだけでなく、乗り換え前の解約金・工事費を全額負担もしてくれます。
現在WiMAXを使っているのですが、引っ越しの時にやることはありますか?
住所変更以外は必要ありません。引越し先でもそのまま使えます。
まとめ
新居でWi-Fi環境を構築するためにやるべきことと、乗り換え先の選び方を紹介しました。
まとめると以下のような結論になります。
現在家庭用のインターネットは光回線だけでも数百種類あります。
自分の環境にどれが適しているか、どれがお得なのかはケースバイケースです。
4つの質問に答えて自分の環境に適したインターネットを診断してみましょう!