PCでUSBメモリが認識されない・読み込まない原因と対処法やさしくねっと.

コンパクトでデータの持ち運びに便利なUSBメモリを日常的に使用している方も多いのではないでしょうか？

そんなUSBメモリがPCで認識されなくなってしまうと困りますよね。

USBメモリが認識されなくなる原因にはいくつかあり、原因ごとの正しい対処法を行うことが重要です。

この記事では、USBメモリが認識されなくなって原因とその対処法について解説します。

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1 PCでUSBメモリが認識されない原因
2 おすすめデータ復旧専門業者：デジタルデータリカバリー
3 PCでUSBメモリが認識されない際の対処法
4 おすすめのデータ復旧業者
5 まとめ

PCでUSBメモリが認識されない原因

PCでUSBメモリが認識されない原因は以下の通りです。

PCでUSBメモリが認識されない原因

・USBメモリの接触不良
・USBメモリの電力供給不足
・論理障害
・物理障害

小林

まずはUSBメモリが認識されない原因をしっかり理解しないとね！

USBメモリの接触不良

USBメモリが正しくPCに接続されていない場合、PCでUSBメモリを正常に認識することができません。

また、USBメモリの接続端子にゴミやホコリが溜まっていると、しっかり差し込んでいても認識されない場合があります。

ただし、USBメモリの接続端子にゴミやホコリが溜まっていないにもかかわらず、認識しない場合は、重大な障害が発生している可能性があります。

損傷を拡大する恐れがあるため、個人では対応せず、データ専門復旧業者に相談しましょう。

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USBメモリの電力供給不足

PCにUSBの他に「外付けHDD」「キーボード」「マウス」などの周辺機器を接続している場合は、電力不足が発生しUSBメモリが認識されないケースもあります。

上記のようなUSB接続を行う機器は稼働するためにPCからの電力を必要とします。そのためいくつかの機器でUSB接続行っている状況でUSBメモリを接続すると、電力供給の不足によりUSBメモリが認識されなくなってしまう場合があります。

論理障害

論理障害とは、USBメモリ本体の故障ではなく、USBメモリ内のデータがエラーや破損を起こし生じる障害を言います。

論理障害は、データの読み書き中にUSBメモリを抜いてしまったり、正しい方法でUSBメモリの取りはずを行わなかった場合や、意図せずフォーマットを行ってしまった際などに発生します。

軽度な論理障害の場合、Windowsに搭載されている修復ツールやデータ復旧ソフトを使用して対処できる場合があります。ただし、重度の論理障害が生じたUSBメモリを個人で復旧することは困難であるため、確実にデータを復旧したい場合は、無理な操作は控えましょう。

修復ツールやデータ復旧ソフトを使用できる場合でも、操作を誤るとデータが完全に消えてしまうなど、更なる状況悪化を招く恐れもあるため注意して下さい。

データ復旧業者に相談することが一番確実なので、検討してみてください。

データ復旧業者の選び方については以下の記事で詳しく解説しています。

物理障害

物理障害とは、USBメモリに直接的衝撃や経年劣化により、本体が物理的に故障して起こる障害を言います。

USBメモリで物理障害が起こる原因には以下のものがあります。

水没
落下
接続端子の折れ曲がり
経年劣化
書き換え回数の上限

物理障害が生じたUSBメモリを個人で復旧することは困難です。物理障害が生じた状態で使用を続けることはデータを完全に失うリスクがあるため、物理障害が疑われる場合はすぐに使用をやめ、USBメモリをPCから取り外しましょう。

また、物理障害の症状には折れ曲がりなどの分かりやすい症状の他にも、論理障害の症状と同じ「エラーメッセージ」や「認識されない」といった症状があります。そのため、個人で障害の判断を行うのが難しいのが現状です。

そのため確実にデータ復旧したい場合は、データ専門復旧業者に相談しましょう。

ねとみ

障害の判断を誤って操作するとデータが完全に失われるリスクもあるから注意してね！
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小林

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PCでUSBメモリが認識されない際の対処法

PCでUSBメモリが認識されない場合は以下の対処を行ってみましょう。

PCでUSBメモリが認識されない際の対処法

・USBメモリに破損・汚れがないか確認する
・USBメモリを再度接続する
・USBメモリを別の機器に接続する
・チェックディスクを実行する
・BIOS設定を見直す
・ドライバを再インストールする
・データ復旧ソフトを使用する
・データ復旧業者に依頼する

USBメモリに破損・汚れがないか確認する

まずはUSBメモリの接続端子部分に破損や汚れがないか確認しましょう。

USBメモリの接続端子部分にゴミやホコリが溜まっている場合は、それらを取り除き、再度接続し認識されるか確認しましょう。

折れ曲がりなどの物理的な破損がある場合は、無理に接続しようとせず、使用を控えて下さい。

USBメモリに物理的な障害が発生している場合はこちら

USBメモリを再度接続する

USBメモリがしっかり接続されておらず、PCでUSBメモリが認識されないケースもあるため再度しっかり接続し、認識されるか確認しましょう。

また、PCに接続している周辺機器を外すことで電力不足が改善され、認識されるケースもあります。

小林

接続する時は、力を加えすぎてUSBメモリが破損しないように注意が必要だね！

USBメモリを別の機器に接続する

USBメモリが原因ではなく接続しているPC側に問題があり、USBメモリが認識されないケースもあります。

別の接続先にUSBメモリを接続し、認識されるか確認してみましょう。

チェックディスクを実行する

USBメモリの軽度な論理障害が原因で認識されない場合、チェックディスクを実行することで修復が可能な場合があります。

チェックディスクの実行方法は以下の通りです。

PCにUSBメモリを接続する
スタートメニューで「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を開く
コマンドプロンプトの画面上に「chkdsk E（※ここに任意のデバイス名が入ります）: /f /r」を入力し、実行する

重度の論理障害や物理障害が生じているUSBメモリでチェックディスクを実行してしまうと、更なる状況悪化を招く恐れがあります。

ねとみ

チェックディスクは、操作によってデータが失われるリスクもあるから注意してね！

小林

確実にデータを復旧したい場合はプロに相談しましょう！

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BIOS設定を見直す

BIOSとは、OSが起動する前のタイミングで、キーボードやマウス、CPU（データ処理や他の部品を管理する部分）などの管理や制御を行うプログラムのことを言います。

BIOS設定でUSBポート自体が無効になっておりUSBメモリが認識されない場合があるためBIOSの設定を見直し、認識されるか確認しましょう。

BIOSの設定手順は以下の通りです。

PCの電源を入れ、Windowsが起動する前（メーカーロゴが表示されている状態など）に「Del」や「F2」、「F1」などのキーを押す
BIOSの設定画面が表示されたら、「USB Port」「USB Support」「USB Controller」「USB Functions」などUSBがつく項目にチェックを入れる
「Disabled」を「Enabled」に変更する

ねとみ

BIOS設定の起動方法はメーカーによって異なるからメーカーページや取扱説明書も参照してね。