UQモバイル月額料金も低価格で人気が出ている一方、「本当に格安スマホ、格安SIMってちゃんと使えるの?」といった疑問を持っている方も少なくありません。
契約して後から「こんなはずじゃなかった…」と思わないためにも、デメリットとなる部分があるならしっかり把握しておいてから契約しておきたいですよね。
そこでこの記事では「先にデメリットも知っておきたい!」と考えているUQモバイルを検討している方のためにデメリットや速度・プランの評判についてご紹介します。
良い部分だけではなく悪い点も知っておきたいという方は参考にしてみてくださいね。
関連リンク:UQモバイルの公式サイトはこちら

UQモバイルのデメリット
UQモバイルのデメリットについて解説していきます。
取り扱い端末は大手キャリアと比べると少ない
格安スマホを提供している会社でも最近は端末を複数取り扱っています。UQモバイルでも比較的最近発売されたiPhone7、android端末も豊富にラインナップされています。
ただし、auやdocomoといった大手キャリアに比べるとどうしても取り扱っている端末の数や新機種が出る頻度は少ないです。
最新機種のiPhone8やiPhoneXR、iPhoneXsはセット購入ができません。
端末にこだわりがあるという場合は、UQモバイルだと物足りなく感じてしまうかもしれません。
ですが他社格安スマホと比べるとUQモバイルは取り扱っている端末は多い部類に入ります。安くて選べる端末の数が多いところで契約したいと考えている方にはオススメです。
iPhoneでテザリングできない?
UQモバイルから発売されている、iPhoneSE、iPhone6sはテザリング機能もそのまま使えます。
以前はappleストアやauで購入したiPhone7、iPhone8などの最新のiPhoneにUQモバイルのSIMカードを挿して使う場合は、テザリング機能が使えないというデメリットがありました。
しかし現在では、iPhone7・iPhone8ともにテザリングが対応可能です。

実際にiPhone8を使用している方の声もありました。
UQモバイルでiPhone7以降もテザリング出来るようになってるのを確認しました😃
SIMフリーiPhone8で確認。
低速モードで使えば実質無制限でYouTube見れるかも?画質は悪いけど! pic.twitter.com/GOLeuCsc6A— てっぺー@バイバイ台湾 (@tetu_go_fukuoka) 2018年11月17日
ドコモ・ソフトバンクスマホが使えない
UQモバイルはKDDI系列なので、auで購入した端末はそのまま使えるものが多いです。しかしdocomoで購入した端末の場合はUQモバイルのSIMカードを挿して使うことができません。
いまのOCNモバイルONEからUQモバイルに乗り換えたら、
UQのナノSIMは今持ってるドコモ端末(不調Xperiaと、Xperia修理中のつなぎに今年買った中古AQUOSフォン)では使えないから…もったいないかなー
UQで端末買って保証つけたらOPPO故障時に代替機あるのかな— えれいん (@hama3745) 2018年12月18日
スマホの画面割ったから機種とキャリア変えよう
↓
simロック解除済みのdocomo端末をネットで買う
↓
UQモバイルで契約する
↓
買った端末にsimカード入れても認識しないからUQのお店に持っていく
↓
店員「これsimロック解除されてない。docomoで契約してないとsimロック解除できない
↓
詰んだ— にっよ (@oyyin6uzobegah) August 13, 2019
格安SIM会社は多数ありますが、ドコモ系のSIMを使っているところはとても多く、au系は少数派です。UQモバイルをはじめ、mineo・IIJmioなど数社しかありません。そのため格安SIM同士での乗り換えもしづらいというデメリットがあります。
現在docomoで購入した端末を使っていて、それをそのまま利用しようと考えていた場合はUQモバイルではなくドコモ系の格安SIMを選んだほうがいいでしょう。
ですがau端末を持っていてそれをそのまま利用しようと考えていた方や、これから端末を購入しようと考えている方はUQモバイルを選んでも問題はありません。
SIMカードが複雑
SIMカードには複数の種類があり、microSIMやnanoSIMなどサイズによって違いがあります。
端末によって対応しているサイズが違うので注意しておかなければなりません。
SIMカードのサイズが違うのは当たり前で、他の格安SIM会社でも同じことですがUQモバイルではVoLTEの関係でマルチSIM、iPhone専用SIM、通常SIMの3種類から選ぶようになっています。種類が多いのでわかりづらく、迷ってしまうという声も少なくありません。
UQモバイルでいまネットで契約しようとしてるんだけど
nanosim?とマルチsimどっちだろ?
iPhoneX調べたらマルチsim(nano )って書いてるけどnanosimでもいいのかな?
— ろ わ 🐍 (@r_owa_) 2018年9月9日
UQモバイルでmicroSIMからnanoSIMに変えたら、今までmicroSIMで通信できていたZenPad 3 8.0も通信ができなくなった。サポートに問い合わせたら、「通常の」nanoSIMはZenPad 3 8.0では通信できないとのこと…。サイズが変わるだけではないと知ってびっくり。変わりに「VoLTE用マルチSIM ver4」を手配。
— Kunihisa Ogawa (@kunihisa_ogawa) July 13, 2019
ちょっとややこしいですが、ちゃんとどの種類のSIMに対応しているのか動作保証端末一覧のページをチェックすれば解ります。以下のページでも詳しく解説しているので参考にしてみてください。
参考記事:UQモバイルのsimは3種類ある!nanoSIM(専用)・マルチSIM(nano)について解説
プランに関するデメリット
UQモバイルのプランは以下のとおりです。
料金プラン | 月額料金(税込) | 通信容量と通信速度 | 通話料金(税込) |
---|---|---|---|
データ高速プラン | 1,078円 | 3GBまで:225Mbps 以降:200kbps | 通話不可 |
データ高速+音声通話プラン | 1,848円 | 22円/30秒 | |
データ無制限プラン | 2,178円 | 通信容量無制限 500kbps | 通話不可 |
データ無制限+音声通話プラン | 2,948円 | 22円/30秒 |
UQモバイル | くりこしプランS | くりこしプランM | くりこしプランL |
---|---|---|---|
基本料金(税込) | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
格安スマホの中では通話プランが充実しています。
音声通話に関してはワイモバイルやmineoでは10分のかけ放題プランがあり、5分のかけ放題プランでは足りないという方はデメリットに感じるかもしれません。ですがUQモバイルはおしゃべりプラン・ぴったりプランを月ごとに切り替えられるといった特徴があり、より自分に合ったプランで運用ができます。
2年定期契約のプランがある
おしゃべり/ぴったりプランは、2年の定期更新のあるプランになります。いわゆる2年縛りというものがあるということです。
大手キャリアと通信速度がほぼ変わらず、キャッシュバックもあって良かったです。ただ、ぴったり、おしゃべりプランは2年契約で、更新月以外は違約金がかかるので注意です。#TryUQだぞっ #UQモバイルhttps://t.co/yMlZdKSuwj
— てりとす (@5LBrC6zArjkerP7) 2019年1月6日
https://twitter.com/mirin808/status/1125452963646808065?s=20
2年以内で解約すると違約金がかかるので注意しておきましょう。2年以上使うつもりだという場合は特に気になるデメリットではありません。
気になる方は2年縛りのないデータ高速プラン・データ無制限プランを選ぶといいでしょう。
プランが少ない
おしゃべり・ぴったりプランは上記で記載している表の通り、3種類しか容量のプランが選べません。
データ容量を細かく設定したいという方にはプランの種類が物足りないかもしれません。ですがこの3種類の中でぴったりなものがあれば特に問題ないでしょう。
またデータは余ったら繰り越すことができますので、少し多めに設定して使い切れなくても無駄にはなりません。
2年目からかなり高くなる
上記の表を見ても解るように、最初の1年目はとても格安の月額料金になっているのですが、2年目移行は1,100円(税込)アップと値段がかなり上がってしまいます。格安SIMというよりもキャリアよりの価格になってしまうというデメリットがあります。
UQモバイル「ようこそ☺️」
UQモバイル(裏垢)「プランにもよるが2年縛りあるし、契約から14ヶ月目から料金1000円ほどアップ・契約ギガ数半額になるがな😏」
— 尼ぞん (@pepepepemomo) 2019年1月24日
UQモバイル月額1980を売りにしてますが、2年目から2980円になるのでご注意を。
— レトロ山(さだきち) (@Retorogame_blog) August 4, 2019
1年目はかなり安いので、翌年上がってもキャリアに比べると十分安い価格で運用できます。大手キャリアより安くしたい。と考えているなら十分に通信費を節約できるので問題ないでしょう。
価格だけにこだわれば他にも安い格安SIMはありますが、速度などの面でどうしてもUQモバイルには劣ってしまいます。
ある程度速度や品質、サービスが良くて価格も安い格安SIMを選びたいならUQモバイルはオススメです。
通信に関するデメリット
UQモバイルは格安SIMの中でも速度の速さや安定性はかなり高く、1,2を争うレベルです。口コミやツイッターなどを見ても評判が良く通信に関するデメリットはあまりありません。
しかし、以下のような点がデメリットとして上げられることもあるので確認しておきましょう。
3Gが使えない
3G回線はauが使っている回線。通信圏内が広く、繋がりやすいと言われている回線です。LTEと比べると速度は劣りますが、範囲の広さは3Gが有利な点もあります。
UQモバイルはau系列の格安SIMで電波もauから借りている回線を提供しているのですが、3Gは使えません。UQモバイルは4GLTE回線に対応していて3Gには非対応となっています。
4GLTE回線が使える場所なら基本的には通信を行うのに問題はありません。しかし3Gしか入らないエリアでは使えなくなってしまいます。
ですが現在は4GLTEが拡大中でほとんどのエリアをカバーしています。その人口カバー率は99%。3Gしか入らないというエリアは少ないので問題ないでしょう。心配な方はエリアを先に確認しておきましょう。
UQモバイルの評判
UQモバイルのTwitterでの評判をみてみましょう。
https://twitter.com/kizuku_plusul/status/1163276500163948545?s=20
https://twitter.com/Sugar_ByeBye/status/1162949219734343680?s=20
まとめ
UQモバイルにはいくつかデメリットがありますが、どれもそれをカバーするメリットがあるのでそこまで問題に感じない方も多いでしょう。
今回挙げたデメリットが特に気にならないという方にはとてもオススメの格安スマホなのでぜひ検討してみてください。
UQモバイルは正規販売店のサイトから申し込むとキャッシュバックが受けられるキャンペーンも実施されています。ネット申し込みなら通常よりもお得に購入できるのでぜひチェックしてみてくださいね。