「リモートワーク」「テレワーク」という働き方において必須なのはWi-Fi環境です。
今では多くの仕事がインターネットを介して行われており、リモートワークやテレワークにおいて通信環境の整備は必須であると言えます。
多様な働き方が増えるなか、急に職場外で仕事をする必要が出ることも。そのようなときに備え、すぐに導入できるWi-Fiについて知っておいて損はありません。
この記事では、テレワークやリモートワークにおすすめの「すぐ導入できるWi-Fi環境」について紹介します。
- テレワークやリモートワークには「導入までが早い」「解約金がかからない」「データ通信容量が多い」ものがおすすめ
- モバイルWi-Fiなら「それがだいじWiFi」がおすすめ
- ホームルーターなら「GMOとくとくBBのWiMAX」がおすすめ
※記事内の価格は全て税抜です。
目次
テレワーク・リモートワークでWi-Fi環境を構築するときのチェックポイント3つ
まず、テレワーク・リモートワークでWi-Fi環境を構築するときに必要なチェックポイント4つについて解説します。具体的には次の3つを踏まえて導入検討しましょう。
①すぐ導入できる
冒頭でもお伝えしたように、リモートワークやテレワークをするのにWi-Fi環境は必須です。Wi-Fi環境がないと仕事が進まないため、すぐに導入できるかどうかが大きなポイントとなります。
特に光回線は導入時に工事が必要で、長いものだと1ヶ月以上かかるものも。1ヶ月もWi-Fiがないのは仕事の進捗が大幅に遅れてしまうので、導入までのスピードは非常に重要なのです。
②解約金がかからない
多くのWi-Fi環境は契約期間が定められており、契約期間内の解約は違約金が発生します。Wi-Fiを導入したものの、自分に合わなかったり、会社から貸与されるようになるなど不要になってしまうことも。
なるべくなら余計なお金は払いたくないもの。そのため、解約金がかからないか、少額で済むWi-Fiを選択しましょう。
③必要なデータ通信容量を満たしている
Wi-Fi環境の種類によっては、データ通信容量にも気を配らないといけません。
特にモバイルWi-Fiルーターには、例えば「3日で10Gまで」とデータ通信容量が決まっているものが多くあります。3日で10Gはインターネットをするくらいなら問題ありませんが、動画の視聴やビデオ通話が多いと10Gの上限を超える可能性があります。
データ通信容量の上限を超えると、多くの場合は通信速度が低速化してしまうのです。低速化すると通信に時間がかかってしまうため、業務に支障をきたします。そのため、データ通信容量も確認すべきポイントなのです。
テレワーク・リモートワークにおすすめのWi-Fi環境
上記のポイントを踏まえたうえで、どのようなWi-Fi環境を導入するべきかをお伝えします。Wi-Fi環境にはいくつかの種類があるのですが、特におすすめなのはこの2つです。
- モバイルWi-Fiルーター
- ホームルーター
モバイルWi-Fiルーターとは持ち運びができるものです。

持ち運びができるため、自宅でなくても外出先で仕事もできます。しかし前述の通り、データ通信容量の上限があるものが多いです。
一方、ホームルーターとは据え置き型のものです。

持ち運びはできませんが、モバイルWi-Fiルーターよりも安定した通信が期待できます。
モバイルWi-Fiルーターとホームルーター、どちらがおすすめ?
モバイルWi-Fiルーターとホームルーターはそれぞれに特徴があるため、どのような人におすすめなのかが異なります。
出先で仕事をすることが多い人
モバイルWi-Fiルーターの魅力は、前述の通り持ち運びができることです。そのため場所を問わず出先で仕事をすることが多い人にはおすすめです。
- 自宅で仕事することが多い人
- ビデオ会議が多い人
一方、ホームルーターは持ち運びができないため、自宅で作業することが多い人に向いています。また通信の安定性もあるため、ビデオ会議が多い人にはホームルーターがおすすめです。
光回線やテザリングをおすすめしない理由
Wi-Fi環境には、他にも「光回線」や「テザリング」というものがあります。しかし、これらをリモートワークで使うのはおすすめしません。
まず、光回線は通信の安定性が高く、データ通信容量の上限もないため、Wi-Fi環境としては最も理想的です。
しかし、前述の通り光回線の導入には工事が必要であり、工事までに時間が空きます。そのためWi-Fiなしで仕事する期間ができてしまうため、リモートワークにはおすすめできないのです。
もうひとつのテザリングとは、スマホをWi-Fiルーター代わりにして通信を行う方法です。テザリングはスマホで通信ができれば、ほとんどの機種で使えるため、手軽さはピカイチです。
しかし、テザリングは安定性に欠けるほか、スマホのデータ通信容量を消費します。テザリングはスマホの電波をWi-Fiに変換して使うため、通信の安定性は乏しいです。またスマホのデータ通信容量を気にしながらWi-Fiを使うのはストレスを感じるため、テザリングもテレワークにはおすすめしません。
おすすめのモバイルWi-Fiは「それがだいじWiFi」
テレワークやリモートワークにおすすめのモバイルWi-Fiは「それがだいじWiFi」です。以下に情報をまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
料金(税込) | 100GB:3,718円 50GB:2,948円 |
容量 | 100GB 50GB |
速度制限 | あり |
契約期間 | 2年 |
解約違約金 | 更新月以外:4,950円+端末残債(1,100円 x 24回払いの残り) 更新月(25ヶ月目/2年ごと):0円 |
それがだいじWiFiは月3,718円でデータ通信容量が月100GBです。
多くのモバイルWiFiルーターは3日で10Gまでなので、データ残量の心配をしなくていいのは大きなメリットです。しかし、膨大な量のデータ通信をすると、一時的に通信制限をかけられる可能性があります。
またそれがだいじWiFiは「クラウドSIM」を採用しています。クラウドSIMとは、SoftBank・au・docomoの3回線の中から最も通信状況がいい回線に接続してくれる仕組みのことです。これにより、エリア圏外になりにくいというメリットがあります。
Wi-Fiルーターの契約で気になる契約期間については、クラウドSIMでは最低1ヶ月契約すれば解約金はかかりません。
その分、故障や紛失したときには33,000円がかかります。しかし月440円の「それがだいじ安心パック」に加入していれば2,200円で済みます。

おすすめのホームルーターは「GMOとくとくBB」のWiMAX
次に、テレワークやリモートワークにおすすめのホームルーターは「GMOとくとくBB」でプロバイダ契約したWiMAXです。
WiMAXのホームルーターは機種を選択できるのですが、機種は「Speed Wi-Fi HOME L02」がおすすめです。まずは各情報を見てみましょう。
項目 | ギガ放題 (税込) | ライトプラン (税込) |
---|---|---|
月額料金 | 1~2カ月目:3,969円 3〜24カ月目:4,668円 25カ月目以降:4,668円 | 1カ月目以降:3,969円 |
キャッシュバック | 最大30,000円 | |
受け取り方法 | 11カ月後に振り込み | |
他キャンペーン | クレードル無料 | |
選べる機種 | WX06, W06, HOME02 | |
支払方法 | クレジットカードのみ | |
解約方法 | マイページ |
※:1ヶ月目〜24ヶ月の解約は27,280円、25ヶ月目以降契約更新月以外の解約は10,450円
※2:2021年5月時点
このように、GMOとくとくBBには「ギガ放題プラン」があり、無制限でデータ通信が可能です。ホームルーターは電源に接続されているため、電波の安定性も期待できます。
ホームルーターは解約金なしのものがなく、レンタルだと月額料金が割高になります。しかしGMOとくとくBBで契約すれば、3万円以上のキャッシュバックがあるため、解約金のデメリットを相殺できるのです。

まとめ:テレワーク・リモートワークにおすすめのWi-Fi
この記事では、テレワークやリモートワークにおすすめのWi-Fi環境について紹介しました。
- テレワークやリモートワークには「導入までが早い」「解約金がかからない」「データ通信容量が多い」ものがおすすめ
- モバイルWi-Fiルーターなら「それがだいじWiFi」がおすすめ
- ホームルーターなら「GMOとくとくBB」でプロバイダ契約したWiMAXがおすすめ
今後さらにリモートワークやテレワークの需要が拡大していくことも考えられるため、早めにWi-Fi環境を整えることをおすすめします。
現在家庭用のインターネットは光回線だけでも数百種類あります。
自分の環境にどれが適しているか、どれがお得なのかはケースバイケースです。
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