2014年12月の記事を見ると、パソコン所有率は98%、スマホ所有率は約62%。それに対してタブレット所有率は26%しかなかった。
調査結果から察するにインターネットで募ったアンケートだと思うけど、それにしてもタブレット所有率の低さに少し驚きました。
現に私の周りでもタブレットを所持している人は少なく、持って人はコアなガジェットファンぐらい。
ネットでもその必要性が論じられています。
個人が利用するタブレットの使われ方
そんな所有率の低いタブレットだけど、私は実は持っていたりします。丁度NEXUS7とか出始めて盛り上がってきた2012年9月に発売されたSONYのxperatabletSってやつ。
Android4.0になってまあ何とか使えるくらいになってきたかなと思った機種。
タブレットって基本的にデカイスマホに変わりなくて、活躍できるところはスマホでやると小さくてツライ場面だけなんですよね。
メールとかLINEとか、インターネットで調べるとかってもう何年も前から、それこそガラケー時代からやってきたので画面が小さくてツライってことなくて・・・
なので結局買ったはいいもののほとんど電子書籍読む時くらいにしか使っていません。動画はパソコンで見るからね。
大多数の人はスマホやタブレットでkindle(アマゾンの電子書籍サービス)が利用できること自体あまり知られてないし、テレビばかり観ている世代はdビデオとか、huluのような動画サービスも知らない。
スマホでパズドラはするけど本は始めから紙でしか読まないんですよね。
つまり私のようなスマホ中毒者みたいな人でもタブレットって別になくても大丈夫なわけだから大多数の人に必要あるわけねえって思っています。
営業が持つと便利?
最近は営業支援のソリューションで営業担当にスマホを持たす動きもあります。
だけどこれも上手く機能しているとは思えなくて、何故なら従来のノートパソコンの方が仕事にはやっぱり便利だし、軽くて持ち運びに便利といってもあまり使い物にならないじゃあ話になりませんからね。
私も営業職なのでタブレットはあれば便利ですが、やっぱりあまり使う機会はありません。
というのも、やっぱりまだまだ時代は紙筺体ありきなのでお客さんに資料を渡す時、目の前にいるのにデータで送るって変じゃないですか。
紙で打ち出した提案書をそのまま渡すのが自然な流れで、タブレットでプレゼンやるのはカッコイイけど結局「紙でちょうだい」になっちゃうわけですよ。
だとすると、営業も結局紙で持っていくわけだからタブレットなくて良くなるわけ。まあそのままネット繋いで他の資料とか見せられたりすげー便利なのは間違いないけどね。
組み込みソフトで広がるタブレット
私はタブレットは個人で持つ汎用タイプよりも組み込みソフトが入った専門端末としての方が期待できると感じています。というか本当にどんどん拡がりを見せています。
オーダー用端末
例えば回転寿司。
スシローやくら寿司等を始めとする回転寿司の大型チェーンではオーダー端末にタブレットを使用しています。
回転寿司だけでなく居酒屋やカラオケ店等の飲食店ではタブレットがかなり利用されています。
実はこれまでオーダーの専用端末は専用であるという理由で非常に高価でした(1台10万以上)。
しかしくら寿司のipadは5万くらいで買えるわけですし、安価なAndroid端末は2~3万くらいで結構良いモノが買えます。
飲食店経営の方、是非導入考えてみてくださいw
販売管理や発注業務
スーパーやコンビニ、家電量販店等の小売店には欠かせない販売管理システム。
よく店頭で店員さんが肩に下げてピッピやってるあれ。
あれなんかも最近はスマホやタブレットに置き換わりつつあります。なんといっても価格が安いし便利。
EOSと言われる発注システムはこれまでそれこそ限られたメーカーでしか扱ってなくて非常に高価なモノだったけど、これがスマホやタブレットに置き換わることで価格が3分の1以下で購入が可能になります。
まだまだ少ないけど最近では徐々にスーパー等にも導入されつつあるので見られることが出来るかも。
他にも電子POPや受付窓口、カーナビ等様々なところで実はタブレットは利用されています。
タブレットの販売台数が年々伸びているからとって個人向け端末が売れているは限らないかも知れませんね。
画像は「オーデン」の受付アプリ
