「So-net光 with フレッツとSo-net光プラスは何が違うの?」
「結局どっちの方がお得なの?」
このような悩みをお持ちではないでしょうか?同じようなサービス名なので、違いがわかりにくいという声も聞こえてきます。
結論として、auを使っている方ならスマホとのセット契約でトータルの通信料金が安くなるなど、So-net光プラスに転用するとお得になる方が多いのです。
本記事では、So-net光 with フレッツとSo-net光プラスのサービス内容の違いや、転用でなぜお得になるのかをわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

So-net光 with フレッツとSo-net光の違いは?
以下は、So-net光 with フレッツとSo-net光の違いをまとめたものです。
So-net光 with フレッツ | So-net光プラス | ||
---|---|---|---|
運営会社 | NTT | So-net | |
セット割 | なし | So-net光プラス auスマートバリュー (550円~1,100円) | |
月額料金 | 戸建 | ~6,270円 (+プロバイダ料金) | 6,138円 (プロバイダ料金込み) |
集合住宅 | ~4,345円 (+プロバイダ料金) | 4,928円 (プロバイダ料金込み) |
それぞれの項目について、わかりやすく説明していきます。
1.運営会社の違い
So-net光プラスは、フレッツ光の回線を借り上げた事業者が、プロバイダとセットで提供する光コラボのサービスのひとつ。
そのため、回線自体は同じフレッツ光を利用しますが、以下のように提供する事業者が異なります。
- So-net光 with フレッツ → NTT
- So-net光 → So-net
2.月額料金の違い
月額料金の違いについてもみていきましょう。
【So-net光 with フレッツ】
So-net光 with フレッツの場合は、回線とプロバイダ料金が別々にかかるため、2つを合算した金額が毎月かかる料金となります。
また、フレッツ光はNTT東西で基本料金が変わるので、若干わかりにくいです。
【So-net光プラス】
So-net光プラスは、基本料金の中にプロバイダ料金も含まれているので、シンプルでわかりやすい料金設定が特徴。NTT東西での料金差はなく全国一律となっています。
3.セット割の有無
フレッツ光にはスマホとのセット割引はありませんが、So-net光プラスはauスマホを契約している方への割引サービスがあります。
So-net光プラスへの乗り換えには「転用」が必要
So-net光 with フレッツから、So-net光プラスに切り替えるためには、転用の手続きが必要です。
そもそも転用って何?
転用とは、フレッツ光の回線を利用したまま、光コラボを提供する事業者に乗り換える手続きのこと。
光コラボには、So-net光プラスをはじめ、ドコモ光、ソフトバンク光など多くの事業者が参入していますが、回線そのものは全てフレッツ光を利用しています。
他社の光回線に乗り換える場合は、フレッツ光を解約→新たに光回線を契約するのに対して、転用の場合はフレッツ光を解約せずに引き継げるため、面倒な手続きはありません。
So-net光プラスへの転用の手続きの流れ
So-net光 with フレッツからSo-net光プラスへの転用する場合の、手続きの流れを説明します。
1.転用承諾番号を発行する
まずはじめにNTTから、11桁の転用承諾番号を取得する必要があります。
電話手続きも可能ですが、NTT東西の公式ホームページからの手続きの方が待ち時間もなくカンタンです。
取得した転用承諾番号の有効期限は14日間となっているので、注意しましょう。
2.So-net光プラスに申し込む
転用承諾番号の準備ができたら、So-net光プラスの公式サイトから申し込み手続きを行います。キャンペーンを利用してお得に切り替えることをオススメします。
3.転用申し込みから14日後に自動で切り替わる
手続きに不備がなければ、最短で14日後に自動的にサービスが切り替わります。
既存のフレッツ光を利用するため工事不要。申し込み完了後は、サービスが切り替わるのを待つだけです。
So-net光プラスに転用するメリット
同じフレッツ光を利用するなら、わざわざ転用しなくても・・と思う方もいるかもしれませんが、光コラボに変更することで得られるメリットには魅力的なものが多いのです。
ほとんどの方は転用でお得になる可能性が高いので、月額料金を安くしたいという方は転用を検討してみましょう。
月額利用料金が安くなる
1つめのメリットは、So-net光 with フレッツとSo-net光の料金の違いで説明したように、毎月の利用料金が安くなります。
auスマホを使っているなら料金が安くなる
auスマホを使っている人がSo-net光プラスを契約し電話サービスをつけると、auスマホやタブレット、au携帯の割引が受けられます。
割引額はauの料金プランによって550円~1,100円(税込)。遠方に住む家族も含めて最大10台まで割引が適用されるので、家族の人数が多いほどお得度があがります。
工事費用がかからない
So-net光プラスへ転用する場合、そのまま同じフレッツ光の回線を利用するので、工事費用は発生しません。
So-net光 with フレッツで光テレビやひかり電話を利用していた方は、そのまま継続して利用できます。
回線・プロバイダともに解約金が発生しない
光コラボの場合、フレッツ光はそのまま利用するので回線側の解約金はかからないのですが、プロバイダの変更により、プロバイダ側の解約金がかかるケースは多いのです。
ところが嬉しいことに、So-net光 with フレッツからSo-net光プラスへの転用の場合、プロバイダも同一なので、プロバイダの解約金もかからないのです。
転用するデメリット
最後にSo-net光に転用した場合のデメリットも確認しましょう。
契約期間が3年と長め
一般的に光回線の契約は2年契約が多いのですが、So-net光プラスは3年契約。長期間拘束され解約しにくい、という点はデメリットです。
au以外のスマホの場合、セット割引がない
So-net光プラスの場合、au以外のスマホを利用している方にはセット割の恩恵はありません。
まとめ
本記事では、So-net光 with フレッツとSo-net光プラスのサービス内容の違いや、転用でお得になる理由を解説しました。
転用でほとんどの方の料金は安くなるのですが、もっとも料金がお得になる可能性が高いのはauを使っている方。スマートバリューが適用されるとスマホ代がぐっと安くなります。
So-net光プラスとauスマホのように、利用しているスマホに対応した光コラボに転用すると、通信費を抑えられるのでお得です。
本サイトでも光コラボ各社やスマホとのセット割について、以下のページで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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