スマホや携帯のイメージが強いソフトバンクですが、実はポケット型WiFi(モバイルデータ端末)も扱っています。
ポケット型WiFiがあればパケットを気にせずにスマホやパソコンが使えるので、
と関心を持っている人も多いのではないしょうか。
結論から言うとソフトバンクのポケット型WiFiは買いではありません。他にもっと良いポケット型WiFiが多数あるからです。
今回はソフトバンクポケット型WiFiがなぜオススメではないのか、辛口で解説します。
Softbankのポケット型WiFiのプラン
ソフトバンクのポケット型WiFiは、以下の3つからプランを選べます。
- データシェアプラン
- メリハリプランforデータ
- ミニフィットプランforデータ
これらは、一見ニーズに合わせたプランのように見えますが、実は、
と首をかしげたくなる内容なのです。
プラン1:データシェアプラン

簡単に言うとこういうプランです。
毎月1,078円(税込)+端末分割払い代金を払ってテザリング代替機を手に入れるプラン
今どきのスマホやタブレットにはたいていテザリング機能がついています。

ソフトバンクWi-Fiのデータシェアプランでは親機のパケットをスマホとポケット型WiFiでシェアできるのですが、スマホにテザリング機能があるのでパケットをシェアすることは完全に無意味なのです。
ポケット型WiFiを持つことでパケットが増えるならよいのですが、このプランで増えることはありません。
スマホにテザリング機能があることを知らない人をねらった悪質なプランと言えなくもないです。
プラン2:メリハリプラン forデータ
※2021年3月16日(火)をもって受付を終了しました
基本プランにデータプランメリハリ(旧データプラン50GB+)を組み合わせて利用するのですが、このプランも驚くべきプランです。
その理由は、以下の通り。
使い放題でもないWi-Fiに月額8,228円(税込)+端末分割代金を支払うプラン
一般的なポケット型WiFiであれば、月額3,000円代が相場ですが、ソフトバンクのポケット型WiFiは一般的な料金の2倍以上なのです。
2倍以上の料金を払ってたったの50GBしか使えないポケット型WiFiを使う人がいるのだろうか?と思うのですが、ポケット型WiFiについて何も知らない人は契約してしまうのかもしれません。
プラン3:ミニフィットプラン forデータ
※2021年3月16日(火)をもって4G/5G回線の受付を終了、3G回線では引き続き受付中です
基本プランにデータプランミニフィット(旧データプランミニ)を組み合わせたものです。
「データプランミニフィット」は使った量に応じて変わるプランです。
データ利用量 | 料金(税込) |
---|---|
〜1GB | 3,300円/月 |
〜2GB | 5,500円/月 |
〜5GB | 7,150円/月 |
WiMAXやMugenWiFiといった他社のポケット型WiFiを知っている人が見たらひっくり返ってしまうような料金です。
もくじに戻るポケット型WiFiの端末料金
2020年9月現在、ポケット型WiFiの端末は802ZT、1機種のみ。他の選択肢はありません。

基本料金1,078円(税込)とは別に端末代金がかかるのでデータシェアプランでも、下記の料金がかかります。

対応エリアについて
ソフトバンクのポケット型WiFiの対応エリアは3つあります。
- Hybrid4G LTE(4GLTEと4G両方を自動選択)
- 4GLTE
- 4G
対応エリアはHybrid4G LTE > 4GLTE >4Gの順に広くなっています。



ソフトバンクの回線を使っているので流石に対応エリアは広いです。
もくじに戻るWiMAXと比較
比較というのはある程度レベルの近いものを対象とするものですが、今回はレベルの違うとわかっていますがあえて比較します。
メリハリプランforデータとWiMAXのギガ放題の料金を比べてみましょう。
ソフトバンクWi-Fi (メリハリプランforデータ) | WiMAX (ギガ放題) | |
---|---|---|
料金 | 8,228円(税込) (基本料1,078円 + 7,150円) ※端末代は別途かかる | 4,268円(税込) |
制限 | 月間50GBまで | 月間制限なし 3日間10GBで規制 |
WiMAXは使い放題でソフトバンク回線より速度が期待できるにもかかわらず、料金は半額近く。これでソフトバンクのポケット型WiFiを選ぼうという人は、さずがにいませんよね?
WiMAXのエリアはどうか?
下の画像はWiMAXの対応エリアとなっています。

人口カバー率は90%を超え、よほどの過疎地域でなければ使えます。
しかし携帯電話ネットワークではないので、ソフトバンクのポケット型WiFiよりは利用可能エリアが狭くなっています。
とはいえわざわざ2倍以上のお金を払ってソフトバンクWi-Fiを使う必要はありません。
ソフトバンクスマホを持っているのであればテザリング機能を使えばいいのです。

WiMAXのエリアはこちらで確認出来ます。
ソフトバンクのWi-Fiのエリアはこちらで確認出来ます。
もくじに戻るテザリングや光回線と比較
テザリングをつかえばスマホがWi-Fi端末化できますが、
- スマホではなく携帯を使っている
- WiMAX対応エリアではないけど、インターネットをたっぷり楽しみたい!
こういった場合はどうすればいいのでしょうか?
光回線を引いてしまうというのがスタンダードな方法ですが、光回線の場合
- 回線工事があるためすぐには使えない
- ルーター設定が必要
- 家の中に配線が増えて邪魔
- 外出時に使えない
- 引越し時には手続きが必要
テザリングにも光回線にも問題があるのがわかります。
もくじに戻るMugen Wi-Fiと比較
ソフトバンクのポケット型WiFiがオススメできない理由については、わかって頂けたでしょうか。
じゃあどのモバイルWiFiがいいの?と思う方も少なくないでしょう。
そこで、当サイトが今一番オススメする、mugen Wi-Fiを紹介します。
【Mugen Wi-Fiの特徴】
- 3,718円(税込)から使える業界最安値クラスの料金
- データ通信無制限使い放題
- 3日で10GBのような通信制限がない
- ドコモ・au・ソフトバンクのマルチキャリア対応
- クラウドWiFi利用で海外でもそのまま使える
上記の特徴の中でも、魅力的なのが無制限使い放題で最安値クラスの月額料金とトリプルキャリアに対応している点。
mugen Wi-Fiは、クラウド上の保管されているSIM情報を読み込んで接続する、クラウドWiFiの1つで、SIMカードを差し換えることなく、国内外で接続可能です。
ドコモ・au・ソフトバンクの3つの回線に対応していて、利用する場所でもっとも強い回線を拾って接続します。そのため対応エリアが広く取りこぼし少ないことも大きなメリット。
mugen Wi-Fiは、安価かつバランスのとれたクラウド系WiFiなので、非常に人気が高いのですが、在庫が無くなったり発送遅延のリスクがあるので注意が必要な点。
同じクラウドWiFi系のサービスとして、人気があるのはそれがだいじWifFi。こちらも魅力のあるサービスです。
ちなみに、クラウドWi-Fiについては下記の記事で詳しく説明しています。

まとめ
今回はソフトバンクのポケット型WiFiについて紹介しましたが、残念ながら辛口で書くしかありませんでした。
事実をぼやかして間違ってソフトバンクのポケット型WiFiを契約してしまったら申し訳ないからです。
今後何らかの変化があるかもしれませんが、現状ではソフトバンクWi-Fiは使うべきものではないと言えるでしょう。
現状、多くの方にオススメしたいのは、低料金で使い放題などメリットが豊富なmugen Wi-Fiです。
さきほど紹介したWiMAXの比較記事をしっかりと確認して、自分の利用方法に合っていると感じたら検討してみましょう。