「ソフトバンク光を解約したい」
「トラブルなくきっちり解約したい」
「解約時に気をつけておくことはないかな」
ソフトバンク光のみならず、ネット回線の解約は一苦労。
何か手続き忘れで余分に料金を払っていたり、忘れた頃に高額な請求が来たりとトラブルが絶えません。
そこで本ページではソフトバンク光の解約に伴う手順や注意点についてまとめました。
スムーズに解約手続きが進められるよう詳しく解説していきますので、参考にしてみてください。

ソフトバンク光の解約手順
解約をするための手順を解りやすく解説していきます。
大まかな手順は以下の通りです。
- サポートセンターに電話する
- 違約金や工事費の残額がないか確認
- 撤去工事の有無を確認
- レンタル機器の返却を行う
サポートセンターに電話する
まずはサポートセンターに電話をしましょう。
解約手続きは電話でのみの受付となっています。
電話は解約したい日の6営業日前までに行いましょう。
ソフトバンク光とセットでスカパーやネットフリックスなどのVODサービスに加入している場合は、別途自分でそれぞれのサービスの解約手続きを行う必要があります。
ソフトバンク光のオプションサービス(光電話やWi-Fiマルチパックなど)はソフトバンク光の解約と同時に解約することになります。
違約金や工事費の残額がないか確認
電話で契約解除にかかる料金を確認することが可能です。
契約解除料金や工事費の残債が必要になる場合が多いので、必ず確認しておきましょう。
解約時に掛かる費用は以下の通り。
- 解約月以外に掛かる解約違約金(10,450円(税込)または16,500円(税込))
- 初期工事費の残額(残っている場合に限る)
解約月以外に解約すると2年契約プランで10,450円(税込)、5年契約プランで16,500円(税込)の違約金が発生します。
また、工事費を分割で支払っていて支払い終わる前に解約すると残額がまとめて請求されます。
そのため5年契約プランを1年以内で解約すると以下の違約金が発生します。
5年契約プランを1年で解約した場合
- 違約金:16,500円(税込)
- 工事費残額:21,120円(税込)(440円(税込)×48ヶ月分)
解除に掛かる費用の合計:37,620円(税込)
撤去工事の有無を確認
撤去工事は必ず行う必要があるわけではありません。
撤去工事の有無や日程調整については、解約時の電話で案内があります。
立ち合いが難しい場合はその旨を伝えれば対応してもらえます。
立ち合いが可能な場合は希望日をまず3つ伝えて、予定の合う日に撤去工事決定となります。
レンタル機器の返却を行う
ルーター等のソフトバンクからレンタルしている機器がある場合は、返却を行います。
返却が必要なのはこれらの機器です。
【ソフトバンクのロゴが入った機器】
- 光BBユニット
- 電源アダプタ
- LANケーブル
- モジュラーケーブル
返却先:〒272-0001 千葉県市川市二俣678-55
ESR 市川ディストリビューションセンター 3階 北棟N8
ソフトバンク返品センター宛
【NTTのロゴが入った機器】
- ホームゲートウェイ
- 回線終端装置(ONU)
- VDSL装置
「NTTのロゴが入った機器」は撤去工事に立ち会う場合、工事業者が回収してくれます。
撤去工事に立ち会わない場合は、解約後に「回収キット」がソフトバンクから届くので、回収キットを使って返却します。
もし機器が破損していたり、返却期日までに返却できなかった場合は違約金または修理交換料金がかかる可能性があります。
必ず返却期日までに、しっかり破損が起きないように梱包して返却しましょう。
ソフトバンク光の解約に関する注意点
ソフトバンク光を解約する際に注意しておきたいポイントをご紹介します。
解約に伴う違約金・月額料金は日割り計算出来ない
ソフトバンク光の違約金や月額料金は日割りになりません。
月初めに解約してしまうと、使えない期間が長いのにも関わらず月額料金を満額支払わなければならないので要注意。
オプション、割引サービスも同時に解約される
上述した通り、ソフトバンク光を解約すると光電話やソフトバンクのテレビサービスなどのオプションも同時に解約されます。
光電話やテレビサービスを利用している方は注意が必要です。
光電話で新規番号を取得した電話番号は他社の光電話に番号ポータビリティ(番号移行)することができません。
また、ソフトバンクのスマホ、携帯を使っていておうち割が適用されている場合、ソフトバンク光の解約によっておうち割も解約となるので注意してください。
ソフトバンク光に申し込んだけど、工事前に解約(キャンセル)したくなった場合
初期契約解除制度により、契約から8日以内であれば理由を問わず契約をキャンセルすることができます。
ソフトバンク光を新規契約したが、工事をする前にやっぱり解約したいという場合は契約後8日以内なら無料で解約が可能です。
ソフトバンク光から乗り換える際のポイント
ここからはソフトバンク光からお得に他社光回線へ乗り換える際のポイントを解説します。
おうち割などスマホ割が適用される回線に乗り換えをしよう
ソフトバンクのスマホ利用者がソフトバンク光から乗り換える際は、NURO光またはソフトバンクエアーを利用することでおうち割が適用されます。
ソフトバンクのおうち割を再度利用したい方はNURO光、またはソフトバンクエアーの利用を検討しましょう。
ドコモのスマホを利用している方はドコモ光を利用することでドコモのスマホとセット割引きが可能です。

auの方はauひかり、またはSo-net光プラスを利用することでスマホとセットで割引がされます。いずれも新規申込みキャンペーンも行っているのでおすすめ。

auひかりは違約金還元キャンペーンを行っている
ソフトバンク光解約の際に違約金が発生する場合、auひかりに乗り換えることで違約金還元キャンペーンの特典を得ることができます。
最大30,000円まで還元してくれるので乗り換えの際の負担はほとんどありません。
また合わせてキャッシュバックも得ることが可能なのでauひかりへの乗り換えはかなりお得です。

その際解約の際に発生する違約金が確認できる書類が必要になってくるので保管しておきましょう。
ソフトバンク光から別のネット回線に乗り換えるときに、キャンペーン等で違約金分のキャッシュバックが受け取れる場合もあります。
その際には解約証明書が必要になるかもしれませんが、ソフトバンク光は解約証明書を発行していません。
解約証明書の代わりに違約金や撤去工事費のわかるレシート、ハガキ等で代用可能なので控えておきましょう。
格安SIMを利用している人はenひかりがおすすめ
格安SIMを利用している人は、月額料金が初めから単体で安いenひかりがおすすめです。
ソフトバンク光の月額料金は5,720円(税込)(ホームタイプ)ですが、enひかりは同タイプで4,730円(税込)と大幅に安いです。
enひかりは契約期間の縛りもなく、乗り換え後に必要なくなっても違約金がかからずに解約できる点も大きなメリットです。

持ち運びができるポケット型WiFiを利用するという手もある
持ち運びができるポケット型WiFiを、固定回線代わりに利用するという手もあります。
ポケット型WiFiは工事不要で持ち運びができるので、家でも外でもインターネットを利用したいという人にぴったりです。
中でもMugen WiFiはau、ドコモ、ソフトバンクの3回線が利用でき、月額3,718円(税込)と光回線よりも大幅に安く利用することができます。
ただし月間容量に制限があるので、動画を頻繁に見るという方や長時間ネットゲームをする方にはおすすめできません。

現在家庭用のインターネットは光回線だけでも数百種類あります。
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