「ソフトバンク光を使っているけど、ドコモ光の方がお得だろうか」
「ドコモ光への乗り換え手続きって難しそう」
このようなお悩みをお持ちではありませんか。
確かにこれまで、光コラボ間の乗り換えは、解約→新規となるため、できないことはないけれど、時間も費用もかかるのでおすすめはできませんでした。
でも現在は、事業者変更制度が新たにスタートしたことにより、3ステップで簡単に工事不要で乗り換えできるようになったのです。
もちろん、ソフトバンク光からドコモ光への乗り換えも気軽にできるので安心です。
今回の記事では、ソフトバンク光→ドコモ光への乗り換えにあたって
- 乗り換える手続き方法:簡単3ステップ
- 乗り換えるメリット・デメリット
- 乗り換える際の注意点
以上の3点についてわかりやすく解説しますので、参考にしてもらえると幸いです。
目次
事業者変更について簡単に説明
冒頭でも触れたのですが、2019年7月から事業者変更(再転用)制度が開始され、光回線間同士で自由に乗り換えが可能になりました。
また、フレッツ光から工事をせずに移行して他社の光回線に乗り換えた場合も、事業者変更を利用することで、簡単にフレッツ光に戻せるようになり、選択肢が一気に広がりました。
事業者変更制度の導入で顧客確保や流出を防ぐため、料金の値下げやキャンペーンを手厚くしたり、サービス面を充実させたりと、様々な光回線サービスの活性化にもつながっています。
ソフトバンク光からドコモ光に乗り換える手続きは簡単:3ステップ
事業者変更でソフトバンク光からドコモ光への乗り換えは3ステップで行うことができます。
- 事業者変更取得番号を取得する
- ドコモ光に事業者変更取得番号を伝え、申込みを行う
- 自動で切り替えが完了
乗り換える手順を一から説明しますね。
1.事業者変更取得番号を取得する
まず、乗り換え元であるソフトバンク光から、事業者変更取得番号を取得します。
事業者変更承諾番号の発行や不明点については、下記のソフトバンク光サポートセンターに問い合わせしましょう。
電話番号 | 0800-111-2009 |
受付時間 | 10:00~19:00(年中無休) |
2.ドコモ光に事業者変更取得番号を伝え、申込みを行う
事業者変更取得番号を入手したら、ドコモショップまたはドコモインフォメーションセンターで申込み手続きをします。
webでの申込み手続きはできませんので、注意しましょう。
3.自動で切り替えが完了
後日、ドコモから「開通のご案内」という接続に必要な書類が届きます。
申込み内容に不備がなければ、ソフトバンク光→ドコモ光に自動で切り替わります。
ソフトバンク光からドコモ光に変更するメリット
ソフトバンク光からドコモに変更すると、メリットが3点あります。
- 工事費がかからず乗り換えがスムーズ
- 乗り換え先の事業者のキャンペーンも利用可能
- ドコモを利用していればセット割りが受けられる
メリットを1つずつ解説します。
1. 工事費がかからず、乗り換えがスムーズ
ソフトバンク光で利用していたフレッツ光をそのまま使うため、工事費用もかからず乗り換え手続きも簡単。申込み内容に不備がなければ自動で切り替えが完了します。
2.乗り換え先の事業者のキャンペーンも利用可能
ドコモ光で乗り換えキャンペーンを実施していて、その適用条件を満たしていれば、キャッシュバックなどの特典の受け取りも可能。
プロバイダによっては15,000円のキャッシュバックを得ることも出来ます。

3.ドコモ利用者であればセット割が受けられる
ドコモのスマホを利用している方がドコモ光に乗り換えた場合は、ドコモ光セット割の適用対象となりパケットパックの料金の割引を受けられます。
割引額はパケットパックの容量に応じて800円~3,500円。
最大10回線まで割引されるauやソフトバンクと違ってドコモ光とペアにした1回線のみ割引されるので注意しましょう。
ソフトバンク光からドコモ光に変更するデメリット
ソフトバンク光からドコモ光に乗り換えた場合のデメリットも説明します。注意しなければならないことがいくつかあるので、しっかり確認しましょう。
- 乗り換えるタイミングによっては解約金がかかる
- ソフトバンクのおうち割 光セットが適用されなくなる
- 解約→新規の方がキャッシュバックなどの特典が高いケースも
それぞれを詳しくご紹介しますね。
1.乗り換えるタイミングによっては解約金がかかる
乗り換えるタイミングによっては、ソフトバンク光の解約金9,500円がかかります。
また、ソフトバンク光の工事費を分割にしていた方は残債を支払う必要もあるので、乗り換えによってかかるコストをふまえて、検討しましょう。
2.ソフトバンクのおうち割 光セットが適用されなくなる
ソフトバンクのスマホを使っている方が、ドコモ光に乗り換えると、それまで適用されていたソフトバンクのおうち割 光セットが適用されなくなります。
おうち割 光セットは最大10回線まで、毎月1,100円が割引されるサービスです。
ソフトバンクを使っている家族が多いのであれば、ドコモ光に乗り換える方がお得度が下がる可能性もあります。
3.解約→新規の方がキャッシュバックなどの特典が高いケースも
ドコモ光の新規入会キャンペーンの方が特典が高ければ、解約して新規で契約する方が得になるケースもあります。
ただし、解約金や工費費の残債がかかることもふまえて、本当にお得になるのかの見極めが大切です。
乗り換え時の注意点
乗り換えの際には注意点が2つあるので事前に確認しておきましょう。
1.乗り換え時には費用がかかる
ソフトバンク光からドコモ光への乗り換え時には手数料などの費用がかかります。
◆必ずかかる費用◆
- 事業者変更承諾蛮行の発行手数料:3,000円
- ドコモ光の契約手数料:3,000円
◆乗り換えのタイミングや乗換え前の契約状態によってかかる費用◆
- ソフトバンク光の解約金:9,500円
- ソフトバンク光の工事費の残債:解約のタイミングで異なる
2.プロバイダが変わる
ソフトバンク光の場合、プロバイダはYahooBBと決まっていますが、ドコモ光の対応プロバイダの中にはYahooBBは含まれていません。
そのため、プロバイダの変更が必要となります。
ドコモ光のプロバイダを選ぶときはキャンペーンのあるものを選ぶのがいいでしょう。プロバイダをどれにしようか迷ったら、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

まとめ:ドコモ利用者以外は乗り換えるメリットは多くない
今回の記事ではソフトバンク光からドコモ光への乗り換え方法や、メリット・デメリット・注意点について解説しました。
正直なところ、ソフトバンク光とドコモ光では、料金や速度自体もそこまで大きな差はありません。
解約金や工事費の残債のことも考えると、乗換えでお得になるのはドコモのセット割が適用になるドコモを利用している方くらい、とかなり限定されます。
ソフトバンク系列のサービスを利用している人の場合は、そのままソフトバンク光を利用していた方がお得な可能性もあるので、総合的に検討することをおすすめします。
その他のオススメの光回線についてはこちらの記事もご覧ください。

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