移動先で活躍するポケット型WiFiには様々な種類のものがありますが、今利用している方の中には金額や速度などに不満があり、乗り換えを検討している方もいますよね。
今、使っているポケット型WiFiよりもいいものに乗り換えるには、自分に合ったサービスを選ぶことがポイントになります。
「もっと速度の速いポケット型WiFiに乗り換えたい」
「エリアの広いポケット型WiFiが使いたい」
「今より安いポケット型WiFiが知りたい」
今回は上記のように乗り換えを検討している方に向けて、おすすめのポケット型WiFiを、詳しくご紹介していきます。
結論から言えば、料金が多少高くても速度を重視したい方にはWiMAX、月額料金が安くて、利用できるエリアの広さで選びたい方にはどんなときもWiFiがおすすめです。
また、乗り換える際の注意点についてもご紹介していきます。
目次
何を求めて乗り換えするのかを明確に
どのポケット型WiFiが一番おすすめになるのか、というのはポケット型WiFiに何を求めているのかによって異なります。
速度やエリア、金額などそれぞれに特徴があるので、自分の利用する状況や時間、予算などを改めて考えて、一番重視したいポイントを見つけましょう。
エリアが多少狭くても、速度を最も重視したいという方の場合はWiMAX(broadwimax)が最もおすすめです。
エリアが狭くて利用できないことがある、といった不満を持っている方は、よりエリアが広いどんなときもWiFiがおすすめです。
少し高いけど速度の速い「WiMAX」
WiMAXは月額料金は多少高くなるものの、速度の速さでいえば一番おすすめできるポケット型WiFiです。
WiMAXにもいろいろな種類がありますが、その中でも一番月額料金が安いBroadWiMAXが最もおすすめです。
項目 | ギガ放題プラン(税込) | ライトプラン(税込) |
---|---|---|
月額料金 ※要オプション加入 | 1~2カ月目:2,999円 3~24ヶ月目:3,753円 25か月目以降:4,413円 | 1~24カ月目:2,999円 25カ月目以降:3,659円 |
他キャンペーン | 初期費用0円(要オプション加入) | |
事務手数料 | 3,300円 | |
初期費用 | 20,743円 (実質無料!) | |
選べる機種 | W06、WX06、L02、HOME02 | |
支払方法 | クレジットカード、 口座振替(キャンペーン適用外) | |
解約方法 | 電話・Web |
BroadWiMAXについては、以下の記事で詳しく解説しているのでこちらも参考にしてみてください。

WiMAXのメリット
WiMAXのメリットは以下の4つです。
- LTE回線を上回る独自の通信回線
- 新規申し込み特典が豊富
- 長期利用で無料の機種変更も可能
- auスマホとセットで割引ができる
WiMAXでは独自の通信回線を利用しており、速度はLTE回線よりも早くなっています。そのため速度重視の方には特におすすめ。
新規申し込みの際のキャッシュバックや、auスマホユーザーであればセット割が適用されるなどお得に契約できるメリットもあります。
WiMAXのデメリット
WiMAXのデメリットは以下の4つです。
- 月額料金が少し高い
- 3日で10GBの制限がある
- 違約金が高い
- 原則として3年契約になっている
LTE回線を利用して通信を行うポケット型WiFiと比較すると、独自回線を利用するWiMAXは月額料金が高くなっています。
最初は安くても1年経つと月額料金が高くなるシステムになっている場合もあります。
また、原則3年契約で違約金が高いので、解約のタイミングには注意が必要です。
ギガ放題プランにすれば月間の速度制限はありませんが、3日間で10GB以上利用すると一時的に速度制限がかかるというデメリットもあります。
安くて広範囲でつかえる「どんなときもWiFi」
どんなときもWiFiはLTE回線を利用したポケット型WiFiです。
完全に速度制限のないデータ放題プランの1つのみで、WiMAXなど他社のサービスに比べて料金が非常に安いという特徴があります。
ライトプラン(30GB) | 法人専用プラン(50GB) | |
---|---|---|
クレジット払い | 3,828円 | 4,928円 |
口座振替 | 4,048円 | 5,148円 |
以下の記事でも詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。
https://yasashikunet.com/donnatokimo-wifi/
どんなときもWiFiのメリット
どんなときもWiFiのメリットは以下の4つです。
- クラウドWi-Fiで本当にどこでも繋がる
- 月額料金が安い
- 海外でもそのまま使用可能
- 無制限で通信ができる
どんなときもWiFiはSIMカードの入っていないクラウドSIMで、au・docomo・softbankの3つのLTE回線を利用できる・海外に行けばそのまま現地の回線が使えるという特徴があります。
そのため使えるエリアが非常に広くなっており、本当にどこでも、どんなときも繋がります。
月額料金も低価格で速度制限がないので、WiMAXよりも早くなくていいから安くてエリアが広いポケット型WiFiが良いという方には特におすすめです。
どんなときもWiFiのデメリット
どんなときもWiFiのデメリットは以下の4つです。
- キャッシュバックがない
- 端末はレンタルになる
- 混雑時は回線が遅くなることもある
- WiMAXと比較すると端末が大きい
WiMAXは特典等のサービスが豊富ですが、どんなときもWiFiにはキャッシュバックなどの高額還元サービスはありません。
また、端末はレンタルになるので解約後は返却の必要があります。
この端末はWiMAXのモバイルルーターと比べるとやや大きいというデメリットもあります。
速度に関してはLTE回線なのでWiMAXよりも最大速度は遅くなっています。
乗り換えのときの注意点
ポケット型WiFiを乗り換える際には、以下の2つの点に注意しておきましょう。
違約金が発生しないか?
多くのポケット型WiFiには最低利用期間が設定されており、更新月を待たずに解約すると違約金が発生してしまいます。
各社の違約金は以下の通りです。
商品名 | 契約期間 | 違約金等 |
---|---|---|
スマモバ | 2年間 (自動更新なし) | 2年以内に解約すると10,780円の違約金。 3年以内に解約すると端末分割残金の支払い |
WiMAX | 2年間 (自動更新) | 1年以内:20,900円 2年以内:15,400円 解約月以外:10,450円 |
mugen WiFi | 2年間 (自動更新なし) | 0〜12ヶ月目:9,900円 13〜24ヶ月目:5,500円 |
出来る限り更新月まで待って、違約金が発生しないタイミングで解約をしましょう。
更新月まで1年以上残っているという場合は、違約金がかかっても乗り換えた方がお得になる場合もあります。
端末代の残額はないか?
WiMAXなど、端末を分割で購入するシステムの場合、解約時に残っている端末代を一括で支払わなければなりません。
端末の残額が多いと、違約金と合わせてかなりの高額になるケースもあるので、解約前に金額を確認しておきましょう。
まとめ:自分が「快適」と思えるキャリアを選ぶ
使っている場所が都内メインであれば、回線が混雑しやすいので速度の速いWiMAXがおすすめです。エリアも都内なら十分にカバーできているので快適に利用できます。
ですが地方の場合はWiMAXのエリア外になっている場所も多いので、エリアが広いどんなときもWiFiがおすすめ。ネットやSNSの利用がメインであればLTE回線でも十分に使えるので、より快適に利用できます。
このように、使用する目的や場所によって最適なポケット型WiFiは異なります。
自分に合うと思えるサービスを選んで、外出先で快適にインターネットを利用しましょう。
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