ポケット型WiFiを使っているけれど、あまり速度が出ない・・などの不満から解約を考えている方の中には、
「ポケット型WiFiの解約方法がよくわからない」
「解約すると必ず違約金が発生するの?」
という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、ポケット型WiFiは更新月以外に解約をすると違約金が発生してしまうので、更新月に合わせて解約することが理想的です。
今回の記事では、ポケット型WiFiの解約で損をしないために知っておくべき大切なポイントや解約方法についてわかりやすく解説します。
目次
ポケット型WiFiの解約時に知っておくべきポイント
ポケット型WiFiを解約する場合には、知らないと損をする大切なポイントがいくつかあるので、ひとつずつ説明します。
更新月以外で解約してしまうと違約金が発生する
冒頭でもお伝えしたように、ポケット型WiFiには契約期間の縛りがあるものが多いため、解約するタイミングによっては違約金がかかってしまいます。
基本的な仕組みとして更新月のみ違約金なしで解約ができるのですが、タイミングを逃すと自動更新されてしまうため、注意が必要です。
具体的な更新月については、契約したポケット型WiFiの事業者によって異なるため、後ほど説明します。
端末の代金の残りを一括で支払う必要がある
ポケット型WiFiで使用するルーターを分割購入する場合、端末の分割代金と同額の割引がついて実質無料となるケースがほとんどです。
以下は、ソフトバンクで42,480円のルーターを36回払いで契約した場合の割引例ですが、分割代金と割引が同じ金額となっていることがわかると思います。
端末代金(36回払い) | 1,180円 |
端末購入者向け通信料割引(月月割額) | -1,180円 |
多くのキャリアで、上記のような割引システムとなっているため、端末代金は実質無料となっています。
そのため、更新月で違約金なしで解約できるケースであっても、端末の分割代金が残っている場合には、残債を一括で支払わなくてはいけません。
他社の乗り換えキャンペーンを使って違約金を相殺できる
ポケット型WiFiでは新規契約獲得のため、他社からの乗り換えキャンペーンを積極的に展開しており、中には乗り換え時に発生した違約金を負担してくれる事業者もあります。
違約金が気になる方は、このようなキャンペーンを利用して他社へ乗り換えるのが賢い選択でしょう。
当サイトでも、各社のポケット型WiFiの特徴についてくわしく解説していますので、オススメの乗り換え先をお探しの方は必見です。
契約した場所によって解約方法も変わる
ポケット型WiFiを解約する場合の注意点として、契約した場所やサービスによって解約方法が異なること。
電話で紙の書類を取り寄せなければ解約できないケースや、店頭対応のみしにか対応していないサービスなどもあるので、不明な場合は契約した事業者に問い合わせを行いましょう。
ポケット型WiFiの解約時にかかる各社の違約金
以下は、主要な事業者の違約金についてまとめたものです。
ほとんどの主要キャリアで違約金は9,500円となっていますが、早期解約した場合など、高額の違約金を払うケースもあるので注意しましょう。
キャリア名 | 違約金(円) | 契約期間 |
---|---|---|
au | 9,500円 | 2年 |
docomo | 9,500円 | 2年 |
SoftBank | 9,500円 | 2年 |
UQ WiMAX | 1~13カ月目 19,000円 14~25カ月目 14,000円 26~37カ月目 19,000円 26カ月目~ 9,500円 | 2~4年 |
ワイモバイル | 9,500円 | 2~3年 |
キャリア別ポケット型WiFiの解約手順
キャリアによってポケット型WiFiの解約方法は異なり、店舗または電話での手続きとなるのですが、正直なところ、わかりずらく不親切な印象を受けます。
実際の解約手順について、キャリア別に解説していくので、参考にしてみてくださいね。
auのポケット型WiFi(WiMAX)解約方法
auのポケット型WiFiである「au WiMAX」の解約の場合、原則として店舗(auショップまたはPiPit)でしか手続きができません。
au WiMAXの解約手続きは、代理人でも可能となっています。来店者によって以下のように必要なものが異なります。
【契約者本人】
- 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
- 印鑑(シャチハタ不可)
- ルーターの電話番号(本体は買取のため、必須ではありません)
【代理人】
- 契約者本人の確認書類コピー
- 代理人の本人確認書類
- 印鑑(シャチハタ不可)
- 契約者記入済の委任状
- ルーターの電話番号(本体は買取のため、必須ではありません)
ショップの営業時間内にしか解約できない
更新月以外は違約金が発生する
手続き完了後は即日使えなくなる
日割り計算にはならない
ドコモのデータ通信端末の解約方法
ドコモのポケット型WiFiも、ドコモショップの店頭でしか解約できません。
オンラインで解約できると記載のあるサイトもありますが、オンラインで手続きできるのは新規契約のみとなりますので、注意しましょう。
【解約時に必要なもの】
- 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
- 印鑑
- docomoUIMカード(忘れた場合は「ネットワーク暗証番号」で対応)
解約時の注意点については、au同様となります。更新月以外に解約をすると違約金として9,500円が発生するため、解約のタイミングには気をつけましょう。
ソフトバンクのポケット型WiFi解約方法
ソフトバンクのポケット型WiFiの解約の場合も、他のキャリア同様にソフトバンクショップの店頭でしか手続きできません。
【解約時に必要なもの】
- 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
- 印鑑
- 利用中の端末とUSIMカード
解約時の注意点についてはauやドコモとほぼ同じです。更新月以外の解約の場合、9,500円がかかってしまうため、解約のタイミングに注意しましょう。
UQ WiMAXの解約方法
UQ WiMAXの解約は、3大キャリアと異なり、「電話」または「書面郵便」にて行います。
家電量販店やUQコミュニケーションズの公式サイトでは解約手続きはできないので注意しましょう。
1.電話で解約する方法
契約者本人から下記の番号に電話をかけて解約手続きを行います。即日解約になるので、月末など急いで解約したい方にはオススメの方法となります。
【UQお客様センター】 電話:0120-929-8108 営業時間:9:00~21:00(年中無休) |
2.書面郵便で解約する方法
電話解約が難しい方には、書面での解約も可能なのですが手間と時間がかかるので、あまりオススメはできません。
①UQコミュニケーションズの公式サイトの「資料請求フォーム」から「UQ通信サービス解約届 個人」を取り寄せます。
②次に同じサイト内の「申込書類一覧」より「郵便ラベル」のPDFファイルを印刷します。
③「UQ通信サービス解約届 個人」が届いたら、必要事項を記入し、印刷した郵便ラベルを貼り付けた封筒に入れて郵送します。(切手は不要です)
④書類がUQコミュニケーションズに到着し内容に不備がなければ、解約手続きが完了となります。
UQ WiMAXの解約時の注意点
UQ WiMAXは、契約年数や日数によって違約金の金額が異なります。また、郵送で解約手続きの場合、書類到着のタイミングによって解約日が変わりますので注意が必要です。
ワイモバイルのポケット型WiFi解約方法
ワイモバイルのポケット型WiFiの解約には2つの方法があります。
1.ワイモバイルショップの店頭にて解約
【解約時に必要なもの】
- 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
- 印鑑
- 解約する端末とUSIMカード
2.ワイモバイルカスタマーセンターで電話解約
近くにワイモバイルショップがない場合は電話にて解約を行います。専用オペレーターの案内に沿って手続きを進めましょう。
カスタマーサポートセンター(自動音声) 電話:0120-921-156(PHS不可) 受付時間:24時間(年中無休) |
ワイモバイルの場合も、契約しているプランによって違約金の額が異なりますので注意が必要です。
自分が契約しているプランの状況を確認して、違約金のかからない更新月での解約を行うことをオススメします。
まとめ:更新月に解約するか乗り換えで補填するのがお得!
今回は、ポケット型WiFiの解約の際に知っておくべきポイントや解約方法について解説しました。
ポケット型WiFiは更新月で解約すると違約金がかからないのですが、更新月は1ヶ月または2ヶ月間と短期間になっているので、忘れないようにメモをしておくと良いでしょう。
解約方法はキャリアによって、店頭のみ、電話。郵送など様々ですので、いざ解約をする際に手間取らないよう、事前に手続きの方法や必要な書類の確認を忘れずに。
違約金がかかるタイミングで解約をする場合は、他サービスの乗り換えキャンペーンを利用して違約金を補填するなど、できるだけ損をしない形での解約をオススメします。
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