HDDやPCが故障してしまうと、保存しているデータを確認したり、取り出すことができなくなり、データ復旧業者に依頼する方は多いと思います。
不具合が発生した時には、データ復旧業者に依頼するのが一番確実な方法です。
しかし、いざデータ復旧業者に依頼しようとすると、データ復旧業者は国内に100社以上あり、どのデータ復旧業者に依頼すればいいのかが分からなくなってしまいます。
データ復旧業者は技術力に差があるため、優良業者と要注意業者を見分けなければデータ復旧に失敗したり、最悪の場合には二度とデータが取り出せなくなってしまいます。
本ページでは、データ復旧業者に依頼する時に優良業者と要注意業者の見分け方を徹底解説し、復旧率が高いおすすめデータ復旧業者を紹介します。
目次
データ復旧サービスとは
データ復旧サービスとは、障害が発生したHDDやSSD、USBメモリやSDカードなどの記憶媒体から保存しているデータを取り出すためのサービスです。
HDDやSSDなどの記憶媒体に異常が発生した際に、保存しているデータが大切な時は、データ復旧サービスを利用することで、保存しているデータを、他のHDDなどに取り出すことができます。
復旧サービス:機器からデータを取り出す
修理サービス:機器を修理して動作を回復するサービス(データはすべて削除)
復旧サービスと修理サービスとでは目的が大きく異なるので、「データが必要」であれば、まずデータ復旧サービスに依頼しましょう。
データ復旧業者のサービスを利用する上で知っておいた方がいいポイントが三つあります。
・復旧率や技術力は業者によって大きく異なる
・データ復旧費用は初期診断でしっかり確認してもらうのが大事
・最初に依頼する業者で復旧成功するかどうかが決まる
復旧率や技術力は業者によって大きく異なる
データ復旧業者は業者によって技術力に差があるため、自分の機器に保存しているデータを復旧するのに適したデータ復旧サービス・業者を選択することが重要です。
業者によっては、市販されている復元ソフトでスキャンする程度の作業しか行っていない場合もあり、自力で復旧するのとほとんど結果が変わらないこともあります。
せっかく依頼するのであれば、重度の障害からでもデータを救出できるような高い技術力や設備のあるところに依頼するのが大切です。
データ復旧費用は初期診断でしっかり確認してもらうのが大事
データ復旧業者に復旧を依頼する時には、初期診断で症状を正確に診断してもらい、見積もりを出してもらうことが重要です。
データ復旧費用は、機器の種類や発生している障害の種類などをはじめとして、複数の要素がかけ合わさって決定します。
事前の見積もりが甘いと、あとから追加料金を請求されることもあるので、初期診断で丁寧に確認してもらいましょう。
最初に依頼する業者で復旧成功するかどうかが決まる
データ復旧作業は一度きりといわれることもあり、最初のデータ復旧作業がデータ復旧の成功率を左右します。
HDDは精密機器ですので、HDDの解体作業が必要な物理的な障害が発生している場合には、HDDの内部にゴミや塵が入り込んでしまうと障害が悪化してしまいます。
データが故障している場合も、原因を解析する段階で復旧したかったデータをフォーマット・削除・上書きしてしまうと、復旧できる可能性が低くなってしまいます。
最初に依頼した業者で復旧に失敗すると、既に取り返しがつかないところまで症状が悪化して二度とデータ復旧ができなくなることもあるため、一番最初に依頼する業者選びは慎重に行いましょう。
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復旧失敗のリスクが高い要注意データ復旧業者の特徴
ここではなるべく避けた方がいい、復旧失敗のリスクが高い要注意データ復旧業者の特徴を紹介します。
要注意データ復旧業者の特徴として、以下のようなものがあります。
・データ復旧率などの公開情報が少ない業者
・料金が初期診断前から決まっている業者
・サクラの口コミで評価を上げて、売りにしている業者
データ復旧率などの公開情報が少ない業者
データ復旧業者に依頼する上で一番重要なのは、「データが復旧できるかどうか」ですので、依頼する業者を選ぶ時には、技術力の高い業者に依頼するのが重要です。
優良なデータ復旧業者であれば、HP上にデータ復旧率やデータ復旧実績などの数値であらわされている指標が公開されていることがあります。
しかし、業者によってはデータ復旧率や復旧実績などを公開しておらず、復旧作業の様子も掲載していないような非良心的な業者もあります。
このようにデータ復旧率などの情報を公開しない理由として以下のようなことが考えられます。
・データ復旧の技術力が競合他社よりも低い。
・自社で復旧作業をしていない。
技術力の低い業者に誤った作業をされてしまうと、部品に傷が入ったり、データが上書き・削除されてしまい、最悪の場合に2度と取り出せなくなってしまうかもしれません。
データ復旧作業は、繰り返すほどに機器の状態が悪化していくため、最初の作業が一番復旧率が高いので、初めから技術力の高い業者に依頼しましょう。
料金が初期診断前から決まっている業者
データ復旧は基本的に、機器ごとに発生している症状や機器の状態などによって復旧の難易度が異なるため、実際に作業してみなければ復旧にかかる料金もわからないものです。
料金が初期診断前から決まっている業者では、作業内容が事前に決まっている可能性があるので、それ以上の復旧作業はしてもらえず、イレギュラーが発生しても対応できない可能性があります。
データ復旧業者を選ぶ時に、目的に合った料金形態かどうかを見極めることは重要です。
データ復旧業者の料金設定は、大きく3種類に分けられます。
データ復旧業者の料金形態
・一律料金制
・完全成功報酬制
・個別プラン制
メリット | デメリット | |
一律料金制 | ・依頼前に料金が決まっているため、予算が イメージしやすい | ・対応できる範囲が限られる ・追加料金が発生する場合がある |
完全成功報酬制 | ・復旧に成功してから料金が発生する | ・失敗した時の保証をウリにしている技術力の低い業者が多い |
個別プラン制 | ・症状を診断してから適切な料金が決定する ・初期診断後に依頼するかどうかを決定できる | ・事前に料金が分かりにくい |
初めて依頼する方には個別で機器別に診断してくれる個別プラン制の業者で見積を出してもらい、検討することをおすすめします。
サクラの口コミで評価を上げて、売りにしている業者
データ復旧業者はあまり馴染みのないサービスで、全体的に投稿されている口コミの数が少ないです。
そのため、集客の一環として高評価の口コミ投稿を条件に費用を割引している業者もあり、一概に評価がいい業者が良質な技術をもつ業者とは限りません。
口コミ・評判のみを頼りに選ぶのは危険なので、あくまでも復旧率や価格面などの指標とあわせて総合的に判断することをおすすめします。
これだけ見ればOK!優良データ復旧業者の選び方
結局のところ、自分に合った優良なデータ復旧業者に依頼するためには、ここだけ見ればいいというポイントを紹介しています。
データ復旧の技術力で選ぶ
技術力を軸にしてデータ復旧業者を選ぶ時の優良業者と要注意業者の特徴を紹介します。
これらの要素に複数当てはまるような業者はデータ復旧の技術力が高い業者である可能性が高くなりますので、HPなどに公開されているか確認しましょう。
・データ復旧率や復旧実績を数値や指標で提示している(復旧率の値が高い)
・自社に復旧ラボがあり、クリーンルームなどの設備が搭載されている
・復旧エンジニアのノウハウが豊富で復旧できる機器・症状が多い
・他社で復旧できなかった機器の復旧実績が多い
・初期診断が無料で受けられる
・復旧スピードが速い
・データ復旧率や復旧実績を公開していない
・対応できる機器や障害の範囲が限られてる
・自社以外で復旧作業をしている
・復旧完了までに時間がかかる
・復旧設備/復旧作業の様子を公開していない
データ復旧業者によって技術力に差があるため、復旧できる可能性の高い業者に依頼するようにしましょう。
データ復旧業者の料金で選ぶ
ここでは、料金を軸にしてデータ復旧業者を選ぶ時の優良業者と要注意業者の特徴を紹介します。
・個別プラン制の料金形態
・追加料金が発生しない
・初期診断無料
・診断前から料金が確定している(一律料金制)
・失敗した時のことをウリにした料金形態(完全成功報酬制)
・あまりにも低価格すぎる
・追加料金が発生する可能性がある
・診断から料金が発生する
データ復旧業者によって料金形態は様々ですので、HPや電話上で直接確認することをおすすめします。
データ復旧業者の口コミ・評判で選ぶ
ここでは、口コミ・評判でデータ復旧業者を選ぶ時の優良業者と要注意業者の特徴を紹介します。
なお、依頼内容によって予算や機器の復旧難易度などは変わるので、口コミ・評判と実際の技術力はイコールとは限りません。技術力や価格面も確認して選ぶようにしましょう。
・実際に依頼してみた体験談
・具体的な復旧事例
・復旧した方の感謝の声
・サクラの口コミ(似たような口コミが多い)
・依頼したことがない人の悪評
復旧作業の対応範囲で選ぶ
ここでは、復旧作業の対応範囲でデータ復旧業者を選ぶ時の優良業者と要注意業者の特徴を紹介します。データ復旧業者は技術力に差があるため、業者によっては対応していない症状や機器もあります。
・多種多様な機器の復旧ができる(復旧実績とノウハウ)
・論理障害も物理障害も対応が可能(クリーンルームが必須)
・対応できる症状の幅が広い
・交換用の部品を完備している(対応できるメーカー内の機種が多い)
・対応できる機器の範囲が狭い(PCのみ,HDDのみなど)
・論理障害(復元ソフトでの復旧)のみ対応
・復旧設備を公開していない
データ復旧は最終的には作業してみないと結果が分からない側面もあるため、依頼した後に「蓋を開けてみたら思ったより症状が酷く復旧できなかった」と失敗されるケースもあります。
そのような事態を避けるためにも、最初から対応できる範囲の広い業者に依頼すれば難易度の高い作業にも対応してもらえるので安心です。
最新比較!復旧率が高く信用できるデータ復旧業者は?
ここでは、100社以上あるデータ復旧業者の中から、編集者が厳選した4社の特徴を比較して、データ復旧業者の差を調査しました。
データ復旧業者を選ぶポイントである、技術力、信頼性、セキュリティ、サポート体制、スピードの5つの視点を比較して、「本当におすすめできる業者はどこなのか」を検討します。
デジタルデータリカバリー | イー・テック・ソリューションズ | データリカバリー株式会社 | パソコン救急バスターズ | |
データ復旧率 | 95.2% | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
復旧実績 | ✓相談件数29万件以上 ✓他社不可3000件 ✓官公庁・法人1万社以上 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
復旧設備 | ✓クリーンルーム(クラス100) ✓ドナーHDD7,000台以上 | 非公開 | クラス100クリーンルーム レーザー顕微鏡 など | 非公開 |
ラボ公開/機器の持ち込みの可否 | ✓公開・見学可能 ✓持ち込み可能 | 非公開 | 非公開 | ✓持ち込み可能 |
料金形態 | 個別プラン制 | 一律料金制+特別料+送料 | 完全成果報酬制 | 一律料金制+追加料金 |
従業員数 (エンジニア人数) | 164名(約40名) | 6名(非公開) | 非公開 | 非公開 |
初期診断& 復旧スピード | 初期診断:無料最短5分 復旧:80%を48時間以内に完了 | 初期診断:無料 非公開 | 初期診断:有料 2~3日で診断 復旧:3日~4日 | 初期診断:有料 |
営業時間 | 年中無休 24時間受付 | 非公開 | 非公開 緊急体制対応 | 年中無休 9:00~20:00 |
セキュリティ体制 | ISO27001 Pマーク セキュリティゲート設置 | 非公開 | 個人情報保護の制度あり | プライバシーポリシーあり |
比較してみると、HP上で公開されている情報は業者によって差があり、復旧率や復旧実績を非公開にしている業者がほとんどという結果になりました。
「高い復旧率」や「スピ―ド復旧」などの表記は」たびたび見られましたが、詳細な数値まで出している業者は一部の業者に限られているようです。
また、365日24時間電話受付をしている業者も少ないため、緊急時の依頼をする時には、対応可能な業者を選択する必要があるようです。
こう見ると、情報を多く公開している業者の方が信頼できそうであり、技術力も高いような印象を受けます。
【おすすめ業者】デジタルデータリカバリー|復旧率95.2%の最大手
デジタルデータリカバリーは、データ復旧率最高値95.2%の技術を持つ、データ復旧業者の中で国内最大手のデータ復旧業者です。

・14年連続データ復旧国内売り上げNo.1の最大手
・復旧率最高値は95.2%と高い技術力
・依頼の8割を48時間以内に復旧するスピード対応
・国際標準規格ISO27001/ISMS認証を取得した強固なセキュリティ体制
・官公庁からの表彰、東京都からの技術革新による表彰など豊富な実績
相談・初期診断・見積までを無料で対応してもらえるので、データ復旧業者選びで困った時にはまずはデジタルデータリカバリーに相談してみましょう。
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データ復旧業者に依頼する流れ
データ復旧業者に依頼する時の流れは以下のようになります。
1 問い合わせ(HPなどにある電話やメールに問い合わせる)
2 機器の受け渡し(持ち込み・郵送)
3 診断結果・見積の作成
4 復旧作業に取り掛かる
5 復旧完了(取り出せたデータの確認)
6 機器の返却
業者によって違いはあるものの基本的にはこのようにして依頼します。
依頼を途中でキャンセルしたい場合には、③で診断結果と見積の概算を確認した後で機器を
返却してもらうことができます。
業者によっては初期診断や機器の送付などから料金が発生する可能性があるため、無料診断のサービスがある業者に診断を依頼するようにし、条件に合っているかどうかを確かめてから依頼するようにしましょう。
データ復旧業者で復旧作業が可能な機器を紹介
ここでは、データ復旧業者が復旧できる可能性のある機器の種類を紹介します。
・HDD/外付けHDD
・SSD
・ノートPC/デスクトップPC
・NAS/サーバー
・SDカード/microSD/CFカード
・USBメモリ
・ビデオカメラ/デジタルカメラ/ドライブレコーダー
・レコーダー
・スマホ/ガラケー
これらの機器はそれぞれ構造や仕組みが異なるため、 復旧のノウハウがある業者でなければ復旧することができません。
まずは、依頼する時点で希望の機器の復旧が可能かどうかを確認しておきましょう。
もくじに戻るデータ復旧業者に依頼時のチェック項目
ここまで紹介したデータ復旧サービスの特徴や業者選びのポイントをもとに、データ復旧業者に依頼するときに押さえておくべきチェック項目をまとめました。
・データ復旧業者の技術力を確認する
・復旧期間がどのくらいかかるかを確認する
・作業を始める前に見積を事前に確認する
・自社で復旧作業を実施しているかを確認する
データ復旧業者の技術力を確認する
データ復旧業者の技術力は最低限確認しておくべきで、技術力が低い業者に依頼してしまうと、データが取り出せなくなってしまう危険性があります。
技術力でココだけは確認したいポイントは以下の点です。
・依頼したい機器・症状に対応しているか
・復旧率を提示しているか
・復旧実績/復旧事例/他社不可の復旧実績が豊富か
復旧したい機器・症状に対応できなければ、依頼したとしても作業できないので、まず最初に確認しましょう。
また、自分の機器・症状と似た復旧事例が掲載されている業者であれば、データを復旧できる可能性は高くなります。中でも、他社で復旧不可と判定されてしまった機器の復旧実績が豊富な業者は技術力が高い傾向にあります。
技術力に関しては最低限、これらの点を確認しておきましょう。
復旧期間がどのくらいかかるかを確認する
データ復旧業者によっては即日復旧できるスピード復旧が可能な業者もあれば、復旧に時間がかかる業者もあるので、急いでデータが欲しい場合には対応が可能な業者に依頼する必要があります。
緊急でデータを取り出したい方は、復旧期間がどのくらいかかるかを確認しておくのも重要です。
特急復旧やスピード復旧は別料金が発生する業者もあるため、見積の段階で確認しておくことをおすすめします。
作業を始める前に見積を事前に確認する
データ復旧業者に依頼する前には、見積もりの概算がどれくらいなのかを必ず確認しましょう。
業者によっては復旧作業をしてから法外な料金を請求してくるような悪質な業者もあるようです。
作業が始まってしまうと、見積を確認していなくても料金が発生してしまう可能性が高いので、初期診断の段階で見積を提示してもらえるデータ復旧業者に依頼しましょう。
自社で復旧作業を実施しているかを確認する
自社に復旧ラボを保持し、依頼から復旧作業までを自社内で完結できる業者であれば、機器を外部に持ち出す心配がない為、安心して機器を預けることができます。
自社以外にラボがある業者の場合は、一度機器をラボに移動し、復旧完了したら返送する工程が含まれるため、復旧作業に時間がかかる・情報の持ち出しなどの不安があります。
業者によっては、復旧技術を保有しておらず、依頼の受付窓口の役割だけで、復旧作業は外注しているような業者もあるようです。
安心して復旧作業ができるように、自社に復旧ラボを保有している業者に依頼しましょう。
データ復旧業者を選ぶ時にあると嬉しいサポート
データ復旧業者に依頼するときには、復旧技術だけでなく、より快適に作業に取り組めるようなサポートのある業者に依頼することをおすすめします。
データ復旧業者であると嬉しいサポートは以下のようなものがあります。
相談・初期診断・見積までが無料
良心的なデータ復旧業者では、復旧の相談から機器の初期診断、見積の概算出しまでが無料で対応可能な業者があるようです。
初期診断が無料で受けられる業者であれば、機器に発生している症状を確認でき、その後に依頼するかどうかを検討することができます。
まだ依頼すると決まっていない段階から料金が発生してしまうと、依頼できなかった時に無駄になってしまう可能性もあります。
初期診断から料金が発生する業者もあるため、無料で対応してもらえるのは嬉しいサポートです。
24時間365日電話対応が可能・土日祝日の復旧作業あり
機器は突然壊れてしまうことがあるため、24時間365日電話対応している業者や土日祝日の復旧作業をしている業者があると安心です。
緊急でデータを取り出したいときに、対応してもらえなければ、復旧スピードが短くても、営業していない分ロスタイムが発生するため、結果的には復旧完了までに時間がかかってしまいます。
データ復旧業者は土日祝日が休みの業者も多いので、HPなどから確認してから依頼するようにしましょう。
機器の郵送に加えて持ち込みでの診断ができる
データ復旧業者に依頼するときに、直接機器を持ち込んで診断ができる業者であれば、郵送するよりも早く復旧することが可能です。
また、自分で直接依頼することで、業者の雰囲気や対応者の印象次第で信頼できるかどうかを見極めることが可能で、かつ安心して機器を預けられるでしょう。
持ち込みができない業者は業者の様子を公開できないような規模の復旧技術しか持ち合わせていない可能性もあるのでよく検討する必要があります。
機器の持ち込み時に復旧ラボの見学ができる業者もあるようですので、HPなどで確認してみましょう。
機密情報・プライバシーが詰まったデータなのでセキュリティも大事
個人の方も法人の方も、復旧したい機器には大切なデータが保存されているため、誰でもデータが見れる、持ち出せるようなセキュリティが脆弱な業者では情報漏洩のリスクがあります。
危険がないように、セキュリティ対策に注力しているデータ復旧業者の特徴を紹介します。
・自社で復旧作業を行っている
・「ISO27001」「Pマーク」認証などを取得している
自社で復旧作業を行っているため、外部持ち出しの心配がない
情報漏洩の危険があるのは、機器を外部に持ち出して復旧作業をする、自社内にラボを保有していない業者です。
依頼してから外部に持ち出されてしまうと、機器の状況が分からなくなってしまうため、情報もっちだしの危険もあり不安です。
また、復旧作業を外注しているような業者の場合には、2社ともにセキュリティが強固でなければ信頼して依頼できないでしょう。
大切なデータの復旧を依頼する時には、自社内に復旧ラボを保有しているデータ復旧業者に依頼しましょう。
「ISO27001」「Pマーク」認証などを取得しているため信頼がおける
ISO27001(ISMS)・Pマークとは、情報セキュリティシステムに関しての審査を経て認証を得ていることを表しています。
情報セキュリティに信頼がおける業者かどうかを見極める1番の指標になるため、HPなどで認証の有無を確認しましょう。
また、業者によっては空港で扱われるようなセキュリティゲートや、監視カメラによるセキュリティ対策をしている業者もあるようですので、チェックしておくことをおすすめします。
総合的におすすめするデータ復旧業者はここ
ここまで紹介してきたデータ復旧業者を選ぶポイントで精査をした結果、国内に100社以上あるデータ復旧業者の中から、編集者が総合的におすすめする業者は、「デジタルデータリカバリー」です。
デジタルデータリカバリー

デジタルデータリカバリーは14年連続データ復旧国内売上No.1の実績があります。
官公庁や大手企業を含む累積相談件数36万件以上の相談実績と、復旧率最高値95.2%の復旧技術を有している国内最大手のデータ復旧業者です。
また、依頼の約80%を48時間以内に復旧していることから、復旧のスピードにも優れています。
データ復旧の技術は警視庁からの表彰実績があり、特にHDDの復旧技術において東京都からの技術革新による表彰実績もあります。
関東圏だけでなく、日本全国から復旧依頼が集まっているため、積み上げたノウハウによって幅広い機器や症状に対応できる設備や技術、技術者が揃っています。
データの相談から初期診断、見積もりの概算出しまで無料で対応しているため、データ復旧業者への依頼を検討している方はまず、技術力の高さと最大手の信頼をあわせもつデジタルデータリカバリーに相談するようにしましょう。
まとめ
今回は、データ復旧業者を選ぶポイントや、避けた方がいい業者の特徴を紹介しました。
データ復旧業者を誤って選択してしまうと、取り出せたはずのデータが取り出せなくなってしまう可能性があります。
また、技術力は前提として、サポート体制やセキュリティ対策がしっかりしている業者に依頼すると、安心して依頼することができるでしょう。
データ復旧業者を選ぶときは、データを復旧できる可能性の高い「技術力」の高いデータ復旧業者に依頼しましょう。
現在家庭用のインターネットは光回線だけでも数百種類あります。
自分の環境にどれが適しているか、どれがお得なのかはケースバイケースです。
4つの質問に答えて自分の環境に適したインターネットを診断してみましょう!