フレッツ光を現在利用している人の中で、OCN光への乗り換えを検討している方の中には
- 「乗り換え(転用)すると安くなるの?」
- 「フレッツ光とOCN光って何が違うの?」
- 「乗り換えるメリットやデメリットは?」
と疑問に思っている方も多いと思います。
本ページではフレッツ光からOCN光への転用を行うメリットやデメリット、注意しておきたいポイントを詳しく解説していきます。
【10秒でわかる結論】
OCN光は他社光回線に比べてメリットが薄く、あまりおすすめできません。
というのもOCN光は、
- 月額料金がそれほど安くない
- キャリアのスマホとセットで割引できるプランがない
ということから、別の光回線に移行するなら他社を検討した方が良いです。
3代キャリアのスマホセット割が適用される光回線としては下記が代表的です。
- auのスマートバリューはauひかり・So-net光プラス
- ドコモのセット割はドコモ光
- Softbankのおうち割はsoftbank光・NURO光
フレッツ光からOCN光に転用するメリット
フレッツ光からOCN光に転用するメリットは以下の3つです。
- 月額料金が安くなる
- OCNモバイルONEという格安スマホが割引になる
- キャッシュバックが貰える
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
フレッツ光(東日本)からの転用は月額料金が安くなる
フレッツ光とOCN光の料金を表にまとめました。
回線名 | ファミリー(税込) | マンション(税込) | プロバイダ料(税込) |
---|---|---|---|
フレッツ光 (東日本) | 5,610円 | 3,795円 ~4,895円 | 550円~ |
フレッツ光 (西日本) | 4,741円 | 3,333円 ~4,312円 | |
OCN光 | 5,610円 | 3,960円 | 無料(基本料に含む) |
月額料金は一見同じように見えますが、フレッツ光の方はプロバイダ代550円(税込)がかかります。
この500円を合わせるとフレッツ光東日本はファミリータイプで6,160円(税込)、マンションタイプで4,345円~5,445円(税込)ということになるので、OCN光に転用したほうが安くなります。
しかしフレッツ光西日本の場合はプロバイダ料を合わせてもOCN光の方が高くなるので要注意です。
転用で月額料金が安くなるのは東日本だけとなっています。
格安SIMのOCNモバイルONEが割引になる
OCNでは低価格でスマホが使える格安SIMの「OCNモバイルONE」を取り扱っています。
同じ会社が取り扱っているものなので、光回線とセットで契約することで割引を受けることができます。
セット利用で毎月220円(税込)割引、最大5台まで合計1,100円(税込)割引が適用されます。
データ専用SIMなら月額990円(税込)から利用できますが、220円(税込)の割引が適用されると770円(税込)に。
非常に低価格でスマホを運用することが可能です。
キャッシュバックがもらえる
※このキャンペーンは終了しています
新規または転用の場合、現金10,000円キャッシュバックがもらえます。
フレッツ光からの転用でもキャッシュバックが適用になります。
キャッシュバックは代理店限定のキャンペーンとなっているので、申込の際は代理店から申し込むことをオススメします。
キャッシュバックは申込時に電話で振込口座を伝えるだけで、そのほかの手続きは不要です。
もらえるまでの期間は最短で2カ月となっています。
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フレッツ光からOCN光に転用したときのデメリット
メリットだけではなく、いくつか注意しておきたい点やデメリットがあるのでチェックしておきましょう。
月額料金が高くなる場合がある
前述していますが、フレッツ光西日本から転用した場合は月額料金が高くなる場合があります。
西日本からの転用を検討している方は要注意です。
au, softbank, ドコモのスマホセット割が使えない
OCN光はOCNモバイルONEとのセット割はあるものの、auスマートバリュー、softbankのおうち割、ドコモのセット割といった3大キャリアのスマホが割引となるサービスは適用されません。
3代キャリアのスマホセット割が適用される業者としては下記が代表的です。
- auのスマートバリューはauひかり・So-net光プラス
- ドコモのセット割はドコモ光
- Softbankのおうち割はsoftbank光・NURO光
3大キャリアのスマホセット割はどれも1台あたり1,100円~2,200円(税込)と大幅に割引されるケースが多いので、3大キャリアのスマホお持ちの方は以上の光回線も検討してみるといいでしょう。
フレッツ光のサービスが引き継がれないことがある
フレッツ光で現在使っているひかりTVやひかり電話などのオプションサービスが転用する際に引き継げないケースがあります。
ひかり電話の場合は電話番号を変えずに引き継げる場合とそうでない場合があるので必ず確認しておきましょう。
その他のオプションサービスに関しても、転用する前に必ず引き継げるかどうか確認することをオススメします。
工事費の残債が残っていれば支払う必要がある
今使っているフレッツ光を契約した際に、工事費を分割で支払う手続きをしていた場合、その分割の残額があれば転用の際に支払わなければなりません。
思わぬ出費で困らないためにも、フレッツ光で支払っている工事費の残額があるかどうか確認しておくといいでしょう。
フレッツ光からOCN光への転用方法
OCN光はフレッツ光の回線を利用した光コラボレーションというサービスです。
そのため、フレッツ光から光コラボレーションへの転用は回線工事が不要なので簡単な手続きでできます。
大まかな流れとしては、以下の通りになります。
1.フレッツ光から転用承認番号を受け取る
2.新たに契約したい光コラボに申し込む
3.コンサル(打ち合わせ)を行う
4.転用手続き完了後、利用開始
転用承認番号(以下転用番号)とは「予約番号、または整理券」のようなものです。携帯電話のMNP予約番号に似ていますね。
転用番号は電話もしくはウェブサイトから取得することが出来ます。
東日本でご利用の方は以下のサイトから。
西日本の場合はこちらからそれぞれ転用番号を受け取ることが出来ます。
転用番号を発行したらメモしたりスクリーンショットをして番号を控えておきます。
この番号は新しく利用するOCN光の申込を行う際にこの伝える必要があります。
申込が完了したら工事の日程調整を行います。といっても回線工事が必要なわけではないのでこちら側は何もする必要がありません。
単に「〇月〇日に〇〇光(新しい回線)に切り替わります」という連絡があるだけです。
立ち合いの必要もないので時間をわざわざ作る必要もありません。
申込からだいたい1~2週間程度で光コラボレーションへ切り替わります。
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まとめ
フレッツ光東日本からの乗り換えなら月額料金も安くなりメリットがありますが、西日本からの転用だと月額料金が高くなる場合があるので要注意。
加入するオプションなどによっても異なるので、実際にいくらになるのかちゃんと確認してから転用を決めましょう。
現在使っているスマホがau、softbank、ドコモの大手3社の場合は、セット割が適応される光回線に転用した方がお得になります。
本ページのでそれぞれのセット割が適応される光回線を一覧にしているのでチェックしてみてください。
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