自宅でインターネットを使用している時に、速度が遅くてイライラしたことはありませんか?
ページの表示が遅かったり、動画を見ている途中で止まってしまったりするとイライラしてしまいますし、とても不便です。
一般的に回線の速度が遅いとみなされるのは5Mbps以下です。
5Mbpsだとネットの通常利用に支障ができるので、対処しなければいけません。
そこで本ページでは速度を改善する方法を4つご紹介します。
実際に回線速度を測ってみよう
まずは実際に速度を図って「回線速度が遅い」といえるかどうかをチェックしてみましょう。
BNRテストというものを使って簡単に測定をすることが可能です。
下記のページに移動して、「測定開始」ボタンを押すだけで速度を計測することができます。
10秒程度待てば、測定した速度が表示されます。
回線速度が5Mbps以下なら改善が必要
実際に計測して、速度はどのくらいでしたか?
数値だけではよく分からないと思いますので、下記の表を参考にして、自分の回線の速度がどのくらい快適に使用ができるのかチェックしてみましょう。
速度 | 詳細 |
---|---|
30Mbps以上 | とても快適に使える |
10~30Mbps | 快適に使える |
5~10Mbps | まあまあ快適だが、使い方によっては満足できないかも |
1~5Mbps | PCだと動画が止まる時が出てくる速度 |
1Mbps以下 | 動画の視聴が困難+高画質画像の表示が遅い |
こちらの表のとおり、動画の視聴をする場合は5Mbps以下だと不便に感じることが多く、改善すべき状態だと言えます。
※表はパソコンやスマホ1台接続している場合のものです。
動画やビデオオンマンドサービスなどを利用するという方や、オンラインゲームなどをするという場合は最低でも10Mbpsは欲しいところです。
実際に「遅い」「使いづらい」と感じている場合はもちろん、速度が5Mbps~10Mbpsの場合は以下の4つの方法を試してみましょう。
回線速度を改善する4つの方法
快適にネットを利用するためにも、回線速度を改善する方法を実践しましょう。
簡単にできる方法から、根本的に回線の速度を改善する方法まで幅広くご紹介します。
1:機器や回線状況のチェック
まずはどうして回線速度が遅くなっているのか、その原因を調べてみましょう。
PCやWi-Fiルーターなど、機器に問題が無いか確認します。
ネットが夕方以降などに遅くなる場合は、その時間がネットの利用が混み合うために遅くなっているケースが多いため、問題は回線側にあることがほとんどです。
時間を問わず遅い場合はWi-Fiルーターが劣化していたり、古い機種で電波の強度が弱くて速度が遅くなっているということも考えられます。
また、電話ケーブルで接続されているADSLといった回線の場合は光回線と比べて速度が遅くなります。
さらに、下記のポイントについてもチェックしてみましょう。
- ルーターが古い機種ではないか
- アップデートされているか
- メモリは不足していないか(タスクマネージャを確認する)
上記のポイントを改善しても回復しなければ、機器や回線状況が原因ではありません。
2:他の回線に乗り換えをする
ルーターやそのほかデバイスに特に問題が見られない場合はインターネット回線そのものが原因の可能性が高いです。その場合は他の回線に乗り換えをすることをオススメします。
特にADSLなどの回線を使っている場合は高速の光回線へと乗り換えることで速度が大幅に改善します。
数ある回線の中でもオススメは、NURO光かauひかりです。
NURO光は光回線の中でも回線速度が業界最速です。通常の光回線は上限1GBまでの通信が可能ですが、NURO光はその2倍の2GBの通信が可能となっています。
ですが、NURO光は関東の1都6県のみとなっています。それ以外の地域の人は契約できないので注意しておきましょう。
auひかりは乗り換えの特典が豊富です。マンションタイプの場合は最大で52,000円のキャッシュバックを受けることもできます。
参照記事:NURO光とauひかりはどちらを契約すべき?それぞれ特徴を比較
ポケット型WiFiなどの無線回線もオススメ

現在マンションに住んでいて回線がVDSLの場合は、光回線などにマンションが対応しておらず、乗り換えができない可能性もあります。この場合はWiMAXやソフトバンクエアーといった無線の回線を利用しましょう。
WiMAXなどの無線の回線は、一般的には外出時のネット通信用として使われていますが、自宅で固定回線の代わりとしても利用することができます。
参考記事:WiMAXは光回線の代わりとなるか?
3:IPv6に切り替えする
IPv6は現在主流のインターネットプロトコルである「IPv4」の次のモデルです。切り替えることによって速度が改善することがあるでしょう。
インターネットプロトコルとは、ネット通信するときのデータのやりとりを行う規格のことで、IPアドレスといわれるインターネット上の住所のようなものです。
ほとんどの人がIPV4を使用しているので、使用している人が少ないIPv6に切り替えてネット通信をすると、速度が速くなるケースがあります。
特に夜間などの「回線が混み合う時間帯に遅くなる」というトラブルが改善することが多いようです。
プロバイダによってはIPv6への切替を無料のオプションとして提供しているところもあります。例えばフレッツ東日本では費用をかけずに切り替えることができます。
BIGLOBE、OCN、So-netも無料で切り替えが可能です。
4:追加で回線の数を増やす
家族で複数のパソコンやゲームなどでインターネット使っている場合や、速度の安定性を重視する場合は今使っている回線に加えて、サブ回線を増やして速度を安定させるという方法もあります。
サブ回線としてオススメなのは、WiMAX・ポケット型WiFi・ソフトバンクエアーといった無線の回線です。
この方法だと速度の安定性は高くなりますが、コストは高くなってしまいます。
例えばBroadWiMAXの場合は月額約3,500円の費用が掛かります。現在の回線に加えて費用が掛かってしまうので、ある程度予算がある方向けの方法となります。
参照記事:業界最安のBroadWiMAXは本当に買うべき?評判等をまとめる
まとめ
自宅でのネット回線が遅いと感じたときの改善方法をまとめると、下記の通りです。
- 機器や回線状況を確認する
- 回線を乗り換える
- IPv6に切り替える
- 追加で回線を増やす
確実に改善する方法としては、今の回線よりも高速通信が可能になる回線に乗り換える方法です。
今回ご紹介したNURO光とauひかりは高速通信ができる光回線としてオススメなのでチェックすることをオススメします。
参照記事:NURO光とauひかりはどちらを契約すべき?それぞれ特徴を比較
現在家庭用のインターネットは光回線だけでも数百種類あります。
自分の環境にどれが適しているか、どれがお得なのかはケースバイケースです。
4つの質問に答えて自分の環境に適したインターネットを診断してみましょう!
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