「モバイルルーターにはどんな種類がある?」
「モバイルルーターで購入するならどれがおすすめ?」
これからモバイルルーターの購入を検討しており、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
モバイルルーターといっても様々な種類があって、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、今回の記事ではモバイルルーターの種類やどれがおすすめなのかを解説していきます。
これからモバイルルーターの購入を検討している方の参考になれば幸いです。
目次
モバイルルーターとは?
モバイルルーターとは、簡単に説明すると「持ち運びができる無線タイプのインターネット」のことです。
パソコンやタブレット、スマホを使って、外出先でも仕事や動画視聴などを行いたい人向けのサービスとして一般的なものになっています。
モバイルルーターという呼び名以外にも、ポケット型WiFiと呼ばれることもあります。
しかしポケット型WiFiは、もともとワイモバイル(Y!mobile)が取り扱っているモバイルルーターの商標です。
モバイルルーターとポケット型WiFiの違いや名前の由来については、関連記事で詳しく解説しています。

モバイルルーターの回線と機種は別のことを指す
モバイルルーターを利用するためには、回線と機種が必要です。回線と機種は混合しやすいのですが、それぞれ別のことを指します。
モバイルルーターの回線や機種、料金などを表にまとめました。
携帯キャリアで例えると、
- 回線:ソフトバンク、au、ドコモ
- 機種:iPhone、Xperia、Google Pixcelなど
といったように、モバイルルーターでも回線と機種が分かれます。
回線によって提供しているサービス内容や機種も異なるので、使い方に応じて選ぶのがおすすめです。
それぞれの回線について解説していきます。
もくじに戻るWiMAXとは
WiMAXは、モバイルルーターの中でも知名度が高いサービスです。
実際のサービスはどうなっているのでしょうか。今回は、WiMAXの中でもコスパが良くてオススメのBroadWiMAXを例に詳しく解説していきます。
WiMAXの特徴
WiMAXの特徴をまとめると、以下のようになります。
- モバイル回線としては非常に通信速度が速い
- 通信制限がない(実質はあるが条件が緩い)
- auスマホとセットで割引が可能
現在WiMAXの最新規格であるWiMAX2+の下りの最大速度は、1.2Gpbsです。光回線の一般的な最大速度が1Gbpsであるため、非常に通信速度が速いです。
また、WiMAXの通信制限がかかる条件は、3日間で10GBを超えて使用した場合になります。1GBの使用容量の目安は、HD動画で約1時間程度。
毎日4時間以上動画を視聴した場合、3日間で10GBを超えて規制が掛かってしまう計算に。
ヘビーにネットを利用しない限り通信制限の条件は緩いと言えます。
さらに、auスマホとセットで割引されるスマートバリューの適用が可能となるため、auユーザーはお得に利用できます。
WiMAXについては、関連記事で詳しく解説していますので、ぜひご一読を。

WiMAXのルーターの種類
UQ WiMAXを始め、様々なプロバイダがWiMAXを提供しています。
当サイトでオススメしているBroadWiMAXのルーターは、下記の2種類があります。
- W06
- WX05
通信速度を求める方にオススメなのは、下り最大1.2Gbpsが可能なW06です。モバイルルーターの中でも、最高級といえる回線速度で利用できます。
電池の持ちを求める方は、最大13時間連続通信が可能なWX05がオススメです。
もくじに戻るどんなときもWiFiとは
どんなときもWiFiは2019年3月に始まった新しいサービスです。
どんなときもWiFiは、クラウドWiFiという新しい仕組みを使っており、注目されています。
さらに、
- 通信制限がない
- エリアが広くて繋がりやすい
- 毎月の料金もお得
という非常に人気のあるWiFiサービスです。
どんなときもWiFiの仕組みや特徴、機種について詳しく解説していきます。
どんなときもWiFiの特徴
どんなときもWiFiの回線の特徴をまとめました。
- データ通信が使い放題・速度制限もなしで定額料金
- マルチキャリア対応。常に強い電波を掴むのでほぼ圏外にならない
- 海外でも面倒な設定なしでそのまま使える
どんなときもWiFiの料金はデータ放題プランのみで、月額3,480円、通信制限なしと非常にわかりやすいプランです。
また、クラウドWiFiという新たな仕組みを使っています。クラウドWiFiは、複数の通信会社の電波を使うことができる仕組みです。
どんなときもWiFiでは、大手3社(docomo・au・ソフトバンク)のLTE回線が利用できます。そのため、どんなときもWiFiの回線のエリアは幅広く、非常に安定しています。
さらに、どんなときもWiFiは海外へそのまま持って行って、現地のWiFiを利用することが可能です。わざわざ現地でモバイルルーターをレンタルする必要もないため、手間を省けます。
どんなときもWiFiのメリットやデメリットについては、関連記事で詳しく解説していますので、ぜひご一読を。
https://yasashikunet.com/donnatokimo-wifi/
どんなときもWiFiのルーターの種類
どんなときもWiFiで利用できるルーターは、「D1」というルーターです。
主な特徴 | |
---|---|
下り最大 | 150Mbps |
上り最大 | 50Mbps |
連続通信時間 | 12時間(3,500mAh) |
同時接続台数 | 5台 |
サイズ | W127 x H65.7 x W14.2 mm |
重量 | 151g |
SIMスロット | 標準 SIM×1、Micro SIM×1 |
D1はシンプルなデザインで、画面割れの心配がありません。
また、バッテリーが大容量で最大12時間の長時間使用が可能です。もし外出先で電源スポットが見つからない場合でも、長時間利用できます。
もくじに戻るソフトバンクのポケット型WiFiとは
大手通信キャリアのソフトバンクもポケット型WiFiのサービスを提供しています。
ソフトバンクのポケット型WiFiのプランは、「ウルトラギガモンスター+forデータ」を利用します。
料金プランやルーターの種類について詳しく解説していきます。
SoftBank ポケット型WiFiの特徴
SoftBankのポケット型WiFiのサービスで基本的に利用する「ウルトラギガモンスター+ forデータ」は、50GBまで使えるプランです。
容量としては大きく見えますが、通信無制限のサービスもあるので、なんとも言えないのが正直なところ。
さらに、ポケット型WiFiで利用する場合、スマホの「ウルトラギガモンスター」プランとは違って、動画・SNS放題の対象外となるため注意が必要です。
また、料金も他のポケット型WiFiサービスと比較すると、非常に高額。
- 基本プラン(データ) 1,078円(税込)
- データプラン50GB 5,280円(税込)
- 機種代 750円(税込)
動画・SNS放題の対象外で料金も他社と比較して高額なため、ソフトバンクのポケット型WiFiはあまりオススメできるサービスではありません。
SoftBank ポケット型WiFiのルーターの種類
SoftBankが提供しているポケット型WiFiのルーターは、以下の2種類です。
- Pocket WiFi 802ZT:機種代金750円(税込)×36ヶ月
- Pocket WiFi 601HW:機種代金140円(税込)×36ヶ月
性能を求める方は「802ZT」、機種代金を抑えたい方は「601HW」といった選び方になります。
もくじに戻るワイモバイルのポケット型WiFiとは
ワイモバイルでも、ポケット型WiFiのサービスが出ています。
ワイモバイルは、通常のプランであれば月間の通信料が7GBか5GBのどちらかを選ぶ形になりますが、追加オプションで通信容量無制限にすることが可能です。
また、タブレットやパソコンとセットで割引されるプランもあります。
ワイモバイルの詳細について解説していきます。
ワイモバイル ポケット型WiFiの特徴
ワイモバイルの契約プランは、
- ポケット型WiFiプラン2(7GB)
- ポケット型WiFiプラン2ライト(5GB)
の2種類です。
それぞれの概要を表にしました。
月額料金(税込) | 4,065円 |
契約期間 | なし ※3年プランは新規受付を終了しました |
初期費用(税込) | 事務手数料3,300円のみ |
通信速度 | 下り最大612Mbps (※一部地域のみ) |
通信制限 | 月間7GB |
対応エリア | ソフトバンクエリア |
対応機種 | 603HW、504HW、502HW |
オプション | アドバンスプション 快適モード |
月額料金(税込) | 2,728円 |
契約期間 | 3年 |
初期費用(税込) | 事務手数料3,300円のみ |
通信速度 | 下り最大612Mbps (※一部地域のみ) |
通信制限 | 月間7GB |
対応エリア | ソフトバンクエリア |
対応機種 | 601ZT、506HW |
オプション | 快適モード |
どちらのプランも使用容量を超えると通信制限がかかり、低速通信となるため気をつけましょう。
通信制限がかかった場合、500MBごとに税込550円の追加料金を支払うことで、通常の速度に戻ることもできます。ポケット型WiFiプラン2(7GB)のプランだけですが、アドバンスオプション(月額税込752円)追加で通信制限がかからず高速通信が利用可能です。
また、どちらのプランも契約期間は3年で、途中解約する場合は解約金がかかるので、注意しておきましょう。
ワイモバイルでは他にも、タブレットやパソコンとセットで割引される「バリューセット」もありますので、詳細を知りたい方は関連記事で詳しく解説していますので、ぜひご一読を。

ワイモバイル ポケット型WiFiのルーターの種類
ワイモバイルのポケット型WiFiのルーターは、下記の種類があります。
- Pocket WiFi 803ZT
- Pocket WiFi 801HW
- Pocket WiFi 701UC
- Pocket WiFi 601ZT
- Pocket WiFi 603HW
- Pocket WiFi 502HW
- Pocket WiFi 506HW
その中でも「Pocket WiFi 803ZT」は、最速下998Mbpsと高速通信が可能で、最大12時間も充電が持つ大容量バッテリーです。
「どれを選べばいいかわからない」と悩まれている方は、公式サイトで特徴から選ぶことができるので、自分にあった機種を見つけてください。
もくじに戻るまとめ:モバイルルーターはWiMAXとどんなときもWi-Fiの二強
今回の記事をまとめます。
- ポケット型WiFiはもともとワイモバイルの商品の名前
- モバイルルーターは回線と機種が分かれている
- モバイルルーターの中でも、おすすめはどんなときもWiFi
- 回線速度を求める方は、WiMAXも選択肢に
現状モバイルルーターの二強は、「どんなときもWiFi」と「WiMAX」です。
基本的には「どんなときもWi-Fi」が最もおすすめですが、ゲームを頻繁にするヘビーユーザーの場合は、回線速度の速い「WiMAX」がおすすめです。
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