月々の利用料を安く使えることで人気の格安SIM。格安SIMがで始めた頃と比べて周りでの利用者もかなり増えてきました。
そんな中で、LINEの存在感もありLINEモバイルは認知度も高く注目を集めています。
しかし、携帯料金プランは複雑で「LINEモバイルって本当にお得なの?」と思われている人も多いのが現状。
そこでこの記事では、LINEモバイルとその他人気格安SIMを比較して本当にお得な格安SIMはどれかを解説していきたいと思います。
この記事では、上記3つの人気格安SIMを比較していきます。
格安SIMの料金プランは大手携帯キャリアの料金プランと比べてシンプルでわかりやすいです。是非この記事を参考に格安SIMデビューを検討してみてください。

LINEモバイルは1,200円〜使える
まずはLINEモバイルの料金から見ていきましょう。
プラン/容量 | LINEデータフリー (音声通話SIM) | SNSデーターフリー (音声通話SIM) | SNS音楽データフリー (音声通話SIM) |
---|---|---|---|
2GB | 1,210円(税込) | – | – |
5GB | 1,628円(税込) | 1,936円(税込) | 2,156円(税込) |
10GB | 2,420円(税込) | 2,728円(税込) | 2,948円(税込) |
30GB | 3,520円(税込) | 3,828円(税込) | 4,048円(税込) |
LINEモバイルには、以下3種類のプランがあります。
- LINEデータフリープラン(2GB〜30GB)
- SNSフリープラン(5GB~30GB)
- SNS 音楽データフリープラン(5GB~30GB)
LINEフリープランではLINEアプリの通話とトークが使い放題。
SNSフリープランではLINE・Twitter・Facebook・Instagramが使い放題になります。
SNSフリープランでは5GBから30GBまで、月のデータ使用量を選ぶことができます。
SNS音楽フリープランではコミュニケーションプランのSNS使い放題に加え、音楽サービスも楽しめます。SNS音楽フリープランでは5GBから30GBまで、月のデータ使用量を選ぶことができます。
また、他の格安SIMでも共通ですが、データSIMと音声通話SIMとが選べます。データSIMはインターネットのみ。音声通話SIMは電話もできるものです。
LINEモバイルは、LINEフリープランであれば1,210円で利用可能。また、一番大きいデータ容量の30GBのプランでも3,520円で利用できるので大手キャリアと比べたらかなり格安ですね。
料金プランは全体的に楽天モバイルが安い
それでは、LINEモバイルの料金プランを基準に他格安SIMと料金を比較してみましょう。全て音声通話プランの料金です。
データ容量 | LINE | 楽天 | mineo |
---|---|---|---|
使い放題 | – | 2,980円 | – |
1GB | – | – | 1,298 |
2GB | 1,210円 | – | – |
3GB | – | 1,078円 | – |
5GB | 1,628円 | 2,178円 | 1,518円 |
6GB | – | 2,178円 | − |
7GB | – | 2,178円 | – |
10GB | 2,420円 | 2,178円 | 1,958円 |
20GB | – | 2,178円 | 2,178円 |
30GB | 3,520円 | 3,278円 | – |
楽天モバイルのみ、使い放題プランがあります。
使い放題とは高速データ通信容量を使い切っても容量の制限なくネットが使える代わりに、ネットの速度が200kbpsとかなり低速になるプランです。ネットはほとんど使わない、Wi-Fi環境下のみでしか使わないという人向けのプランです。
比較表を見ると、全体的に楽天モバイルの料金が安いことがわかりますね。むしろLINEモバイルは全体的に他社よりも高いことがわかります。
料金以外での比較
料金は楽天モバイルが安いことがわかりましたが、では楽天モバイルを選べば良いか?と言われるとそうではありません。料金以外のメリットを比較してどう選べばいいのかを紹介していきます。
SNSの利用が多いならLINEモバイル
LINEモバイルのコミュニケーションプランではSNSが使い放題になります。ネット利用の多くがTwitterやFacebook、Instagramによる人であればLINEモバイルがお得になる可能性は大いにあります。
例えば楽天モバイルで10GB(税込2,178円)が必要でも、SNS中心の利用であればLINEモバイルの5GB(税込1,628円)で済む可能性があるのです。
また、LINEモバイルの大きなメリットはLINEのID認証ができることです。LINEのID認証はLINEのID検索をするときに必須で、ID認証していない場合はID検索が利用できません。LINE以外の格安SIMでは例外なくID認証ができないので、格安SIMでLINEのID検索をしたい人はLINEモバイル一択になります。
ソフトバンク回線ならLINEモバイルかmineo
ソフトバンク回線を使用するのであれば、LINEモバイルかmineoの二択。
去年、2社ともソフトバンク回線がスタート。
- ドコモ回線
- au回線
- ソフトバンク回線
LINEモバイルとmineoは、上記3社ともに回線が繋がるということになります。
au回線を使いたいならmineo
※2021年現在、楽天モバイルは順次自社回線に切り替えを行なっています。
去年まではau回線を使えるのはmineoだけでしたが、現在では楽天モバイルもLINEモバイルもau回線が使えます。
格安SIMの9割以上はドコモの回線を使っているので、例えばドコモのスマホに格安SIMを差し込めばそのまま利用できます。
つまり、mineoと楽天モバイル、LINEモバイルはドコモのスマホもauのスマホもソフトバンクのスマホもプランを変えるだけでどちらも使えるのです。中でも安いのはmineoのau回線。
データ容量 | LINE | 楽天 | mineo |
---|---|---|---|
使い放題 | – | 2,980円 | – |
1GB | – | – | 1,298 |
2GB | 1,210円 | – | – |
3GB | – | 1,078円 | – |
5GB | 1,628円 | 2,178円 | 1,518円 |
6GB | – | 2,178円 | − |
7GB | – | 2,178円 | – |
10GB | 2,420円 | 2,178円 | 1,958円 |
20GB | – | 2,178円 | 2,178円 |
30GB | 3,520円 | 3,278円 | – |
楽天モバイル、LINEモバイル共に比較してもmineoの料金は最も安いので、安さ重視ならmineoでしょう。
関連記事:auスマホユーザーは2年縛りが終わったら格安SIMに乗り換えるべき
楽天サービスを利用しているなら楽天モバイル
楽天では楽天市場をはじめとした多くのサービスを展開しています。楽天のサービスを利用すると楽天モバイルがもらえる、というのはおなじみなのですが、楽天モバイルもその対象になります。
さらに楽天モバイルを利用していると、楽天ポイントの付与率が常時プラス1倍になる特典があります。
楽天でよく買い物をする、楽天ポイントを貯めているという人は楽天モバイルがおすすめです。
関連記事:通話料を圧倒的に安く出来る楽天モバイルは通話が多い人におすすめ
まとめ
LINEモバイルは人気の格安SIMですが、料金は他格安SIMと比べて必ずしも安くないことがわかりました。
しかし、格安SIMを選ぶにあたって安さだけではなく他のメリットも加味して選ぶべきです。今回紹介したLINEモバイル・楽天モバイル・mineoでは下記のことがいえます。
利用状況によってもおすすめできる格安SIMは変わってくるので、自分にあった格安SIMを契約しましょう。