私は現在IIJmioを使っていて、回線速度もかなり安定しているし価格も月額わずか2,500円と以前使っていたauの半額以下で大変満足しています。
IIJmioを利用してもう1年以上になるわけですが、やはり今のところ不満は全くないので他社に乗り換えたいとも思いません。
が、唯一IIJmioには他社格安SIMに劣っている点がありました。
最近の格安SIMサービスはどこもスマホとセット販売しているのが基本で、スマホセットがないのはIIJmioのほかにOCNモバイルONEがあるくらいでした。
どちらも回線の質に定評があるのでもったいないなあと思っていました。
そんなIIJmioでしたが、スマホとのセット販売が開始されました。
本ページではIIJmioの基本的な料金プランとセット端末について解説します。
IIJmioの月額料金
スマホセットの価格とプランの種類は下記の通り。下記料金にスマホの分割代が加算されます。
SMS機能付きというのはショートメッセージ機能付きということで、電話機能は必要ないけどLINEやfacebookメッセンジャーは使いたいという人向けのSIMです。
プラン名 | 2GB (税込) | 4GB (税込) | 8GB (税込) |
---|---|---|---|
データSIM | 748円 | 968円 | 1,408円 |
SMS機能付きSIM | 825円 | 1,045円 | 1,485円 |
音声通話SIM | 858円 | 1,078円 | 1,518円 |
※価格は税抜きです
スマホセットを購入した場合、上記価格に端末費用(各スマホの分割料金×24回払い)を足したものが実質の月額料金となります。
※通話料、SMS利用料は別途課金されます。格安SIM、格安スマホにあまり詳しくない方は乗り換えを検討する前に下記記事をご覧ください。


スマホ代込み、音声通話付き、5GBのプランでも3,000円程度になるのでやはり格安ですね。
IIJmioで選べるスマホ
現在IIJmioで選べるセット端末は10機種以上あります。
OSはすべてAndroid。価格はどれも2万円ほど~10万円程となっています。
以下は機種スペックの一例です。
機種名 (メーカー) | 価格 | スペックと評価 |
---|---|---|
ZenFone Max Pro M2 (ASUS) | 32,800円 (1,380円×24回) | 画面サイズ6.3インチ CPU:オクタコア RAM4GB、ROM64GB 背面カメラ1,200万画素 おすすめ! |
Zenfone5Z (ASUS) | 64,800円 (2,750円×24回) | 画面サイズ6.2インチ CPU:オクタコア RAM6GB、ROM128GB 背面カメラ1,300万画素 最新機種! |
Zenfone Live (ASUS) | 16,800円 (750円×24回) | 画面サイズ5.5インチ CPU:オクタコア RAM2GB、ROM32GB 背面カメラ1,300万画素 この価格でこのスペックはかなりお得! |
AQUOS sense2 SH-M08 (SHARP) | 29,800円 (1,250円×24回) | 画面サイズ5.5インチ CPU:オクタコア RAM3GB、ROM32GB 背面カメラ1,200万画素 防水機能を安くゲットするならこれ! |
AQUOS zero SH-M10 (SHARP) | 80,400円 (3,350円×24回) | 画面サイズ76.2インチ CPU:オクタコア RAM6GB、ROM128GB 背面カメラ2,260万画素 防水で超ハイスペックを求めるならこれ! |
AX7 (OPPO) | 29,880円 (1,280円×24回) | 画面サイズ76.2インチ CPU:オクタコア RAM4GB、ROM64GB 背面カメラ1,300万画素 |
Moto g7 plus (モトローラ) | 35,800円 (1,500円×24回) | 画面サイズ6.24インチ CPU:クワッドコア RAM4GB、ROM64GB 背面カメラ1,600万画素 |
コスパがいいのがZenfone。他社スマホと比べると圧倒的です。上の表ではおすすめのものを3つ紹介しています。
防水スマホが欲しいならシャープ。防水機能は他のメーカー端末にはない特徴です。
海外によく行くならシャープ以外を選んだほうがいいでしょう。ZenfoneやOPPO、モトローラなどはSIMカードが2枚入るデュアルSIMに対応しています。
指紋認証機能は上の表だとZenfone Live以外はすべて対応。
テザリング機能はどれも標準搭載されており、IIJmioは標準でテザリングが利用できるので上記機種すべて利用することが可能です。
ミドルエンドモデル(2~3万円のスマホ)の魅力
ドコモやau、Softbank等で販売されているスマホは上記スマホと比べると非常に高額です。
例えばiPhoneシリーズは6万円~10万円以上、サムスンのギャラクシー、ソニーのxperiaは6万円以上と高額な商品が多いです。
これらの機種と比べるとIIJmioのスマホの多くは2万円~3万円程度と割安。そのため性能面で心配する人も多いかと思います。
が、近年発売されるミドルエンドモデルのスマホは非常に高性能で動作もスムーズなのでとてもお勧めです。
私もミドルエンドのスマホを今まで3台ほど利用したことがありますがおサイフケータイ等も必要がなかったので十分満足しています。
コスパ良好のお勧め機種
以前はIIJmioのセット端末は3種類ほどしかありませんでしたが、現在はご覧の通りたくさんのラインナップがあります。
これらの中で最もおすすめだと言える機種は「ZenFone Max Pro M2」です。
ZenFone Max Pro M2は、同価格帯の他の機種と比べ記録容量や処理能力が高いです。
とにかくコスパの良いスマホが欲しいという人にお勧めです。
防水機能やおサイフケータイ機能が必要な場合は国内メーカーであるSHARPの機種にしましょう。
IIJmioとセットで購入できるものとしてはAQUOS sense2 SH-M08がオススメです。
テザリングについて
スマホを選ぶ際に「テザリング機能が欲しい」と考える人は多いと思います。私もたまに使います。
IIJmioの場合、テザリングはスマホが対応していれば利用することが出来ます。
余談ですが、テザリング機能はSIM提供業者が規制をしない限り標準で出来るのです。キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)は以前オプションでテザリング機能を持たせるようなことをしていましたがあれは規制を解除して使えるようにしていただけです。
テザリングが対応している機種
IIJmioで同時に購入出来るスマホはほぼすべてテザリングに対応しています。
同時接続できる台数は機種によって5台~15台と違いがありますが、どれも対応はしています。
接続方法は機種によって若干違う場合もありますが、基本的に「設定」に「データ通信の共有」または「テザリング」等の項目があるので「ON」にすれば電波を発信することが可能です。
IIJmioの端末補償オプション
スマホセットを始めたことによりIIJmioでも端末補償のオプションがスタートしました。
サービス内容は画面割れや水濡れ、破損時に交換端末を翌日発送してくれるというものです。
月額は380円。
端末交換は土日祝でも対応してくれますが注意点が2点あります。
- 交換なので故障した端末を所持している必要がある。盗難、紛失は対応不可。
- 申込時のみの契約なので後から追加でオプション加入が出来ない。
月額費用が掛かり、更に交換代金も掛かりますが、スマホは画面割れや水濡れ等故障が結構多いのでスマホセットで申し込みをする際は検討してみてください。
通話定額オプションもある
格安SIMはどうしても通話料が高くなってしまうことがネックでしたが、2016年8月よりiijmioで通話定額オプションが提供されるようになりました。
IIJmioの通話定額オプションは以下の2種類。
- 家族と30分以内、誰とでも10分以内かけ放題=830円
- 家族と10分以内、誰とでも3分以内かけ放題=600円
※家族とはIIJmioを同一IDで利用している場合のものです。
基本料金に上記のいずれかのオプションを付けることで通話を頻繁に利用する人は通話料を安く抑えることが出来ます。
また、かけ放題時間超過後も「10円/30秒」とオプションを利用していない場合の半額で通話することが可能です。
通話を頻繁に利用する人は通話オプションをつけましょう。