「自宅でWi-Fiを使えるようにしたい!」
そう思ってホームルーターの契約を考えている方もいるのではないでしょうか。
ホームルーターは工事不要で簡単にWi-Fi環境を作ることができますが、光回線と比べると速度が遅かったり速度制限があったりとデメリットもあります。
本ページではホームルーターのメリットデメリットと、おすすめホームルーター契約について解説します。
Wi-Fiホームルーターとは?

ホームルーターとは、コンセントに挿すだけでWi-Fiを飛ばすことができるWi-Fiルーターのことです。
工事をする必要がないので手軽ですが、WiMAXやLTEといった電波を拾ってWi-Fiを飛ばすので毎月料金が発生します。
簡単にいうと、ポケット型WiFiの置き型タイプですね。
- 月額で契約できるWi-Fiルーター
- 工事不要ですぐ使える
- ポケット型WiFiの置き型タイプ
ホームルーターのメリット
ホームルーターは以下のメリットがあります。
- 工事不要
- ポケット型WiFiより電波が強い
- 同時接続できる台数が多い(有線接続もできる)
- デザインがおしゃれ
先ほど「ホームルーターはポケット型WiFiの置き型タイプ」と説明しましたが、ホームルーターは自宅で利用することを想定しているのでポケット型WiFiよりも電波が強く、届く範囲が広いです。
また同時接続できる台数もポケット型WiFiは最大10台ほどなのに対してホームルーターは最大30〜60台ほど接続することが可能でLANケーブルでの有線接続をすることもできます。(機種によっては接続台数があまり多くないものもあります。)
ホームルーターがあれば設置した場所から離れた別の部屋まで電波が届き、家電など多くの機械と同時接続することができて便利ですね。
ホームルーターは配線が電源アダプタのみでデザインもスタイリッシュなため、部屋の外観を損ねることなくおしゃれに設置することができるもの魅力の1つです。
ホームルーターのデメリット
ホームルーターには以下のようなデメリットがあるので注意しましょう。
- 光回線と比べると速度が遅く、不安定
- 通信制限がある
- 持ち運びできない
工事をして直接回線を繋ぐ光回線と比べると、ホームルーターは速度が遅く不安定です。
またホームルーターの契約によっては「月に〇〇ギガまで」と通信制限があったり、回線が混雑している時間帯に速度が遅くなったりすることがあります。
「動画をたくさん見る!」
「通信速度の速さと安定が最重要!」
という方はホームルーターの他に光回線の契約を検討しても良いかもしれません。
もくじに戻るおすすめホームルーター4選
おすすめのホームルーターの契約を4つご紹介します。
ビッグローブWiMAXのHOME L02
ホームルーターの定番であるWiMAXのL02を、ビッグローブで契約するのがおすすめです。
ビッグローブはサポート面の評判が良い信頼できるプロバイダで、キャンペーン値引きも比較的多いです。
項目 | ギガ放題プラン |
---|---|
月額料金 | 1ヶ月目以降ずっと:税込4,378円(端末代別途税込880円x 24回払い) |
事務手数料 | 税込3,300円 |
初期費用 | 無料 |
選べる機種 | HOME L02, HOME02 WX06, W06 |
支払方法 | クレジットカード、 口座振替プランもあります |
キャンセル | 8日以内ならキャンセル可能。 |
ただしWiMAX L02には通信速度制限があり、下記のことをすると速度が遅くなります。
- 3日で10ギガ以上使う
- ハイスピードプラスエリアモードで7ギガ以上使う
ホームルーター本体で通信モードの切り替えができるのですが、ハイスピードプラスエリアモードを使わなければ通信料無制限で利用することができます。
ソフトバンクエアー
ソフトバンクが提供する通信使い放題のホームルーターです。
項目 | ソフトバンクエアー |
---|---|
月額料金 | 5,368円(税込) |
特典など | キャッシュバックキャンペーン |
初期費用 | 事務手数料3,300円(税込)のみ |
通信速度 | 下り最大962Mbps(一部エリア)通常エリアは最大481Mbps |
通信制限 | 月間制限なし 利用過多で規制する場合がある |
対応エリア | 全国のソフトバンクエアー対応エリア ※ソフトバンクモバイルのエリアと異なります |
同時接続台数 | 最大64台 |
通信料に制限はありませんが、夜間などの回線が混み合う時間帯は速度が遅くなることがあります。
ソフトバンクエアーは同時接続できる台数が64台とかなり多いのも特徴です。(一番古いモデルは最大32台まで)
ネクストモバイル
※新規申し込み受付終了
ネクストモバイルは自分の使う通信料に合わせて20GB・30GB・50GBのプランから好きなものを選んで契約することができます。
20GBプラン | 1~24カ月目:2,760円 25カ月目以降:3,695円 |
30GBプラン | 1~24カ月目:3,490円 25カ月目以降:3,695円 |
50GBプラン | 1~24カ月目:4,880円 25カ月目以降:5,815円 |
キャッシュバック | なし |
他キャンペーン | 2年間月額料金割引 |
選べる機種 | FS030W、HT100LN |
支払方法 | クレジットカード 口座振替(30GBプランのみ) |
解約方法 | オンライン、電話 |
契約中にプランを変更することはできないのでご注意ください。
ネクストモバイルでは、契約したギガ数を超えない限り速度制限はかかりません。
ホームルーターのHT100LNは同時接続10台までと、ホームルーターの中では少ない台数となっています。
auのホームルーター
先ほどご紹介したビッグローブのWiMAX L02と同じ製品、同じサービスをauでも提供しています。
ビッグローブは基本的にインターネットでの申し込みなので発送までに時間がかかりますが、auなら窓口で契約してすぐ持ち帰ることができるのですぐWi-Fiが欲しいのであればauで契約するのがおすすめです。
ただしauではビッグローブのような高額値引きはやっていません。
- お得に契約するなら → ビッグローブ
- 窓口で契約して即日持ち帰りたいなら → au
ポケット型WiFiで代用ができる
持ち運びできるポケット型WiFiをホームルーターの代わりとして使うことも可能です。
ただ下記の2点はホームルーターより劣ります。
- 電波の強さ
- 接続できる台数
ポケット型WiFiは近距離で使うことを想定して作られているのであまり遠くまで電波が届きません。
またホームルーターなら最大64台同時接続できるのに対し、ポケット型WiFiは最大10台ほどしか同時接続ができません。
ですので部屋が複数あって家族みんなそれぞれの場所でWi-Fiを使いたいという場合には向かないですが、一人暮らしならポケット型WiFiでも十分使えそうですね。
通信使い放題のWiMAXがおすすめ
ポケット型WiFiを契約するならWiMAXのWiFiがおすすめです。
なんと通信無制限で使うことができるので、通信量を気にせずに動画やゲームを楽しめます。
ポケット型WiFiなので持ち運んで自宅以外でも使うこともできて便利です。

まとめ
ホームルーターは工事不要で自宅にWi-Fiを飛ばすことができるおすすめのサービスです。
ただし下記のような場合には、ホームルーター以外のサービスの方が合っている場合もあります。
- 通信速度や安定を重視する → 光回線
- 一人暮らし → ポケット型WiFi
Wi-Fiを使う目的や状況に合ったサービスを選んで契約しましょう。
現在家庭用のインターネットは光回線だけでも数百種類あります。
自分の環境にどれが適しているか、どれがお得なのかはケースバイケースです。
4つの質問に答えて自分の環境に適したインターネットを診断してみましょう!