フレッツ光をはじめとして、光回線を取り扱う会社はとても多いです。auひかり、NURO光、光コラボまで合わせるとその数は数百社に及びます。
これから光回線を契約しようと思っている人にとって「どこが良いのかわからない」というのが真意だと思います。
この記事では「どの光回線が一番安いのか?」をランキング方式で紹介していきたいと思います。
自分の状況に合った回線の場合さらに安くなったりします。
ランキングの付け方は、戸建プランの・2年間の月額料金・工事費・キャッシュバックを全て合わせた総額の安さとしています。
最後にランキングを踏まえた具体的な選び方も紹介しているので、まずはご一読ください。
月額料金が安い光回線ベスト3
わかりやすく安い回線のベスト3から紹介していきます!
14社比較はそのあとに紹介していますので、まずはどこが一番安いのか、を読んでみてください。
前述の通り、新規の戸建プランで、2年間の月額料金・工事費・キャッシュバック金額を合計した数値でランキングを出しています。
現在最も安いフレッツ系光回線
So-net光プラスは現在3年間月額料金割引が継続されるキャンペーンを行っており、これにより上述したauひかりに次いで二番目に安い光回線となっています。
月額料金は以下の通り。
もちろん工事費込でこの価格。
- ホームタイプ:3,480円(2年間)
- マンションタイプ:2,480円(2年間)
更にセキュリティソフト料金込でこの料金なので安心して利用出来ます。
2年で解約した場合は残額は14,400円です。
So-net光プラスのおすすめポイント
So-net光プラスは月額料金の安さだけでなく、
- auスマートバリューでauモバイルセット割
- Wi-Fiルーターレンタル無料
- セキュリティソフト(月額500円)永年無料
- 利用出来るエリアが最も広い光回線
というメリットがあり、多くの方に選ばれています。
特に利用出来るエリアが広いので、auひかりがエリア外となっている方におすすめです。
月額大幅割引キャンペーンによって圧倒的安さに
auひかりは様々なプロバイダや販売店にて契約できますが、so-netが提供する公式キャンペーンで「月額大幅割引」を選択すると、圧倒的に安くなります。
月額料金は以下の通り。
- ホームタイプ:3,780円(3年間)
- マンションタイプ:2,480円(2年間)
どちらも工事費込でこの料金なので、他社を凌いで圧倒的に安いです。
ホームタイプ、マンションタイプいずれも工事費を含めて安いので価格重視で選ぶ場合はso-net auひかりを選んで間違いありません。
そのため2年間で解約すると、工事費の残額30,000円を払うことになります。
so-net auひかりのおすすめポイント
so-net auひかりは月額料金の割引の他に以下のようなメリットがあります。
- auスマートバリューでauモバイルセット割
- ひかり電話(月額500円)60ヵ月無料
- セキュリティソフト(月額500円)1年間無料
これらの理由から人気回線となっています。
auひかりには様々な申込窓口がありますが、上so-net auひかりのキャンペーンはこちらの専用窓口しか対応していませんのでご注意ください。
契約期間に縛りなし!いつでも解約できる
en光は月額料金は戸建てタイプで4,300円、マンションタイプで3,300円。
上位2サービスよりも少し高いものの、この料金で縛りなしという驚きのサービスを提供しています。
月額料金は下記の通り。
- 戸建向けプラン:4,300円
- マンションプラン:3,300円
enひかりのおすすめポイント
enひかりには以下のメリットがあります。
- 2年縛りなし
- いつでも解約可能
- 業界最安水準の月額料金
- 月額料金がずっと変わらない
工事費は最初に15,000円を一括で支払う形となりますが、安い月額料金なのにいつでも解約可能という今注目の光回線です。
月額料金が安くキャッシュバックもある
NURO光は月額料金が4,743円と比較的安く、工事費が実質無料となっているため、かなりお得に利用出来る光回線となっています。
マンションプランの導入は少ないので、マンションの方も戸建向けプランを利用することが多いです。
月額料金は下記の通り。
- 戸建向けプラン:4,743円
- マンションプラン:1,900円~
※導入物件は少ないです
更に45,000円のキャッシュバックもあるため、実質最もお得な光回線と言えます。
利用期間中は1,333円の補てんをしてくれるため実質無料ですが、2年で解約すると8,000円の残額支払いが発生します。
NURO光のおすすめポイント
NURO光には以下のメリットがあります。
- ソフトバンクモバイルとセットで割引
- 通信速度最速(下り最大2Gbps)
- キャッシュバック4.5万円
- 初期工事費実質無料
もちろんキャッシュバックにオプション等は不要です。
利用できるエリアが関東地方に限定されていましたが、2018年より関西・東海エリアも対応しました。まだまだエリアは広いとは言えませんが、逆にエリアさえ対応していれば最もお勧めできる回線と言えるでしょう。
14回線で比較してみる
あれこれ説明をするよりも、まずは数字を見てもらった方が早いでしょう。
【ホームタイプ契約時】
回線名 | 月額料金 ()内は2年間の総支払額 | 工事費 | キャンペーン |
---|---|---|---|
so-net auひかり | 3,780円 (90,720円) | 625円×60カ月 (実質無料) | 月額料金割 |
enひかり | 4,300円 (103,200円) | 15,000円一括 | なし |
NURO光 | 4,743円 (11,3832円) | 実質無料 | 45,000円 |
So-net光プラス | 3,480円 (83,520円) | 400円×60カ月 | 月額料金割 |
ビッグローブ光 | 4,980円 (94,520円) | 実質無料 | 26,000円 |
DMM光 新規受付終了 | 4,820円 (110,680円) | 現在キャンペーン にて無料 | 5,000円 |
ソフトバンク光 | 5,200円 (12,0800円) | 24,000円 | 28,000円 |
楽天ひかり | 4,800円 (121,200円) | 18,000円 | 15,000円 |
エキサイト光 | 4,360円 (122,640円) | 18,000円 | なし |
ドコモ光 | 5,200円 (122,800円) | 18,000円 | 最大20,000円 dポイントプレゼント |
フレッツ光(西日本) | 4,590円 (128,160円) | 500円×30カ月 +3,000円 | なし |
OCN光 | 5,100円 (130,400円) | 500円×30カ月 +3,000円 | 10,000円 |
ぷらら光 | 4,800円 (133,200円) | 600円×30カ月 | なし |
フレッツ光(東日本) ※公式へリンクします | 5,380円 (147,120円) | 500円×30カ月 +3,000円 | なし |
上述していた通り、auひかり(so-net提供)、NURO光、So-net光プラス、en光が上位にランクインしています。特に1位、2位のso-net光プラスとauひかりは圧倒的な安さですね。
どの回線もキャッシュバックや工事費無料キャンペーンによっても順位が変動します。具体的な数字が気になる人はリンクからしっかりチェックしておきましょう。
光回線の具体的な選び方
ここまでどの回線が安いのかを紹介しました。では、単純に安い回線を契約すればいいのでしょうか?
答えはNOです。もしそうだったら全員がauひかりを契約するべきになりますね。
あくまでこの数字を元に、自分にとって一番お得な光回線はどれかを選ぶ必要があります。以下の手順で選んでいきましょう。
- 携帯キャリアに合わせて再計算する
- エリア検索で対応しているか確認する
- 対応しているものから最も安いものを選ぶ
携帯キャリアに合わせて再計算する
まずは携帯キャリアに合わせて再計算をします。携帯キャリアとセット割引が組めるのは以下の光回線です。

上記の組み合わせにすると、ドコモなら光セット割。auならスマートバリュー、またはセット割。ソフトバンク光はおうち割りが適用になります。それぞれの詳しい説明は記事にしているので是非参考にしてください。
ドコモ
⇒すっきりわかる!ドコモ光のキャンペーン比較。一番お得な契約方法を解説
au
⇒auで統一すべき?auスマートバリューの条件、対象プラン等まとめ
ソフトバンク
⇒おうち割が適用されるNURO光とソフトバンク光はどっちがお勧め?
なので、「スマホに合った回線を選ぶ」は光回線選びの基本です。
エリアを検索する
次に、あなたにとって安い回線を上から順にエリア検索をかけていきます。
光回線には対応エリアがあり、いくら安くてもエリアが対応していなければ契約することができません。また、光回線のエリアについては以下の3種類に分けられます。
- フレッツ系(ドコモ光、ソフトバンク光、So-net光プラスなど)
- auひかり
- NURO光
ドコモ光やSo-net光プラスなどの光コラボはフレッツ光の回線を利用しているので、フレッツ光とエリアは全く同じになります。フレッツがエリア外=光コラボもエリア外になるので注意しましょう。
auひかりはフレッツ光とは別の回線を使っているので、エリアも異なります。フレッツはエリア外だけど、auひかりはエリア内というケースもよくあります。
最後にNURO光は厳密にいうとフレッツの回線を使っているのですが、それよりももっと狭い範囲でしか使えません。関東(東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城)、関西(大阪・京都・滋賀・奈良・兵庫)、東海(愛知・岐阜・静岡・三重)、九州北部(福岡・佐賀)がエリアになっています。
対応エリア内でも、地域によって対応・非対応があるので必ず確認するようにしましょう。

エリアが入らない場合や一人暮らしの場合はモバイルWiFiがおすすめ

光回線のエリアが対応していない場合や、一人暮らしでインターネットを利用する場合は持ち運びが出来るモバイルWiFi(ポケットWiFi)がおすすめです。
中でも、
- 月間100GB
- 月額料金最安級(3,050円~)
で利用出来るmugen WiFiは、光回線よりもコストを抑えて利用することができます。

また、mugen WiFiは開通工事が不要のため「工事不要ですぐに使える」というメリットもあります。
これらを考慮すると、特に一人暮らしで自分しかインターネットを利用しない方は、光回線よりこちらの方が総合的にメリットが多いと思います。
※mugen WiFiのレビューはこちら。
まとめ
13社比較をした結果、総合的に安かったのは順に以下の通りでした。
- So-net光プラス…月額3,480円~(2年間、3年目以降5,580円)
- So-netのauひかり…月額3,780円~(3年間)
- NURO光…月額4,743円~
しかし、携帯キャリアとのセット割引を加味するとこのランキング通りの結果にはなりません。携帯キャリアに合わせて再計算をし、その上でお住まいのエリアに対象の光回線を選びましょう。
少し手間はかかりますが、少しの手間で数万円の差が出てきます。是非、お得な契約をしてくださいね。
現在家庭用のインターネットは光回線だけでも数百種類あります。
自分の環境にどれが適しているか、どれがお得なのかはケースバイケースです。
4つの質問に答えて自分の環境に適したインターネットを診断してみましょう!