大手携帯キャリアのスマホと、各社が提供する光サービス(ドコモ光・auひかりなど)を組み合わせると割引受けられる、ということを知っている人は多いかと思います。
しかし、格安SIMと光コラボの組み合わせでも割引が受けられることはご存知でしょうか?
光コラボも格安SIMも、世に出てからだいぶ時間がたち一般的に普及してきました。携帯会社で乗り換えをする場合だとスマホも自宅の固定回線も乗り換えるとお得、というのは当たり前になってきましたが、格安SIMや光コラボはその限りではありません。
本ページでは、格安SIMと光コラボの組み合わせがお得かどうかを解説します。
【30秒でわかる結論】
結論から述べると格安SIMと光コラボのセット割はあまりお得ではありません。
セット割で格安SIMと光コラボを選ぶよりも、メリットの大きい光回線と格安SIMを組み合わせましょう。
中でも、オススメの光コラボは格安SIM+enひかりです。
enひかりの特徴は
【enひかり】
- 最低利用期間及び契約期間に定めがない
- 初期工事費は一括払い
と、いつ解約しても違約金などのお金がかからないのがメリットです。
また月額料金も他社に比べて安く(ホームタイプで1,100円(税込)程度安い)、その金額がずっと変わらないので、とにかくメリットの多い光回線です。
ここからは、格安SIMと光コラボの割引額を各社算出し、
- なぜあまりお得ではないのか
- 一番お得なのがenひかりなのはなぜか
について紹介します。
スマホも固定回線も、これから乗り換えを考えている人は是非参考にしてください。
セット割がある光コラボ6回線
格安スマホとのセット割がある光コラボ回線は下記の6社です。割引額を表にまとめています。
格安SIM 光回線 | 割引額/月 | 複数回線割 |
---|---|---|
OCNモバイルONE OCN光 | 200円 | 最大5回線 |
IIJmio IIJmioひかり | 600円 | なし |
BIGLOBEモバイル(タイプD) BIGLOBE光 | 300円 | なし |
DMMモバイル DMM光 ※いずれも新規申込終了 | 500円 | なし |
NifMo @nifty光 | 200円 | なし |
UQモバイル enひかり | 100円 | なし |
各社数百円程度の割引が多く、複数回線への割引は非対応のようです。
OCN光のみ複数回線への割引に対応しています。
OCN光は最大5回線なので、家族でOCNモバイルを利用した場合毎月最大1,100円(税込)の割引が適用されます。
格安SIMと光回線の割引メリットは薄い
格安SIMはそもそも安いので割引される金額がかなり小さいです。
,例えば一番割引額の大きいiijmioひかりは月額600円割引となっていますが、光回線の月額料金が4,960円(ホームタイプ)となっているので、割引によって4,360円になります。
これは光回線としてはかなり安いのですが、上述したenひかりは月額4,300円(ホームタイプ)なのでこちらを単体で契約するほうが安くなります。
格安SIM+enひかりが最もお得
ここまで格安SIMと光コラボのセット割を紹介してきましたが、一番お得な組み合わせは格安SIM+enひかりです。
光回線のセット割を考えると、複数回線を使って1,100円(税込)/月の割引が最大です。2年間の換算で24,000円ほどというところでしょうか。
enひかりの場合、月額の割引はUQモバイルでしか受けられませんが、
- 最低利用期間及び契約期間に定めがない
- 初期工事費は一括払い
- そもそも月額料金が安い
と、などメリットが多いです。
enひかりをより詳しく知りたい方はこちらの記事もオススメです。

enひかりと他社光回線の比較
enひかりの契約期間の縛りがないのはお得ですが、光回線の月額料金が高ければ意味がありません。月額料金をまとめました。
光回線 | 戸建 | マンション |
---|---|---|
enひかり | 4,300円 | 3,300円 |
IIJmioひかり | 4,960円 | 3,980円 |
BIGLOBE光 | 4,980円 | 3,980円 |
DMM光 | 4,820円 | 3,780円 |
@nifty光 | 5,200円 | 3,980円 |
OCN光 | 5,100円 | 3,600円 |
enひかりは特別なキャンペーンや割引プランがあるわけではありませんが、月額料金は最安級で、かつずっと料金が変わらないので安心して利用することができます。
enひかりのデメリット
ここまでメリットが多いと逆に「怪しい」と感じてしまいますよね。
当サイトではデメリットも正直に書くことをモットーとしているのでもちろんここでもデメリットを書き綴っていきます。
enひかりのデメリットは初期工事費の分割支払いを行っていないことです。
そのため基本工事費が最初に2,000円~15,000円程度必要になってきます。
ただ、最初に一括に支払うのですぐに解約する際に「工事費の残額をまとめて支払わなければならない」といった事態にはなりません。
他社光回線では「工事費実質無料」となっていてもあくまで「実質」なので途中で解約すると残額の支払いが発生してしまうケースがほとんどです。
その点enひかりは最初に初期工事費が決まっているので、良心的であると言えます。
格安SIMと光回線のセット割に関するQ&A
さいごに格安SIMと光回線について寄せられた質問とその回答をまとめました。
格安SIM利用者の自宅用インターネットは何がいいですか?
UQモバイルとWiMAX、ビッグローブモバイルとビッグローブ光などの組合わがありますが、割引額は300円と小さいです。なので格安SIMとの組み合わせを考えるより、自分にベストな回線を選ぶほうがいいでしょう。モバイルルーターなら「どんなときもWi-Fi」、光回線ならNURO光がオススメです。
auひかりを使っているのですが、格安SIMは何がいいですか?
同じau系のUQモバイルならお得なセット割があるのでは!?と思いますが、残念ながらありません。auひかりとのセット割が効くのはauスマホの場合だけです。なので、auスマホから格安SIMに乗り換えるとそれまで効いていたスマートバリューの割引がなくなります。とはいえ格安SIMにすれば毎月の携帯代が数千円下がるので乗り換えたほうがお得です。
LINEモバイルとセットでお得な光回線はありますか?
残念ながらありません。LINEが光回線に参入したらあるかもしれませんが、今のところそのようなニュースもないです。
光回線をen光に変えようと思うのですが、お得な方法ありますか?
現在フレッツ光を使っているのであれば、フレッツ光からの転用という方法がお得です。転用なので解約金も工事費もかかりません。
1.NTTから転用承諾番号を取得
2.en光に転用申し込み
3.確認の電話がくる
4.利用開始案内が届く
5.切り替え完了のタイミングで機器の設定
という流れです。ドコモ光を使っていますが、セット割のきく格安SIMはありますか?
auひかり同様、セット割でお得になる格安SIMはありません。ドコモのスマホ使って欲しいということです。
ソフトバンク光を使っているんですが、ソフトバンクスマホからワイモバイルにしたらおうち割はなくなりますか?
ワイモバイルにはソフトバンク光のおうち割が適用されます。プランによって500円〜1100円(税込)割引きされるのでお得です。またワイモバイルは10分までの国内通話が何回でもかけられるのも強み。
MVNOって最近聞きますが何なんですか?
格安SIM事業を行っている会社のことだと思ってもらえれば大丈夫です。厳密にはドコモやau、ソフトバンクなどの無線通信網を借りて独自のサービスを提供している事業者のことです。
まとめ
まとめると以下のようになります。
- 格安SIM+光コラボのセット割はあまりお得にならない
- 格安SIM+enひかりなら契約期間が定まっていないためメリットが大きい
個人的には格安SIM+enひかりの組み合わせが月額料金が安くていつでも解約可能のため、おすすめです。
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自宅でインターネットを利用する人数は?
あなた(及び家族の方)はインターネットの動画やゲームを利用しますか?
利用しているスマホの台数を教えて下さい(家族含む)
お住まいの自宅はどのタイプ?