光回線を新規で導入する時、避けられないのが工事費。光回線でかかかる初期費用の中でも、大きな割合を占めています。
この記事では、工事費がいくらかかるのかを解説し、工事費が安いお得な光回線を比較して紹介します。

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などのメリットが多いドコモ光は現在最も契約者数を伸ばしている光回線です。
利用出来るエリアが広いのでドコモを利用している方は検討すると良いですよ。
回線工事が必要な場合は工事費が発生する
光回線を導入するためには、最寄りの電柱から光ファイバーを引き込み、宅内の光回線と繋げる工事が必要になります。
図で表すとこんな感じ。

マンションだとこんな感じです。

新しく光回線を契約すると原則光回線の引き込み工事が必要となり、工事費が発生します。
また、種類が違う光回線へ乗り換えた際も初期工事が必要になるため、工事費が発生します。
宅内工事費が不要なケースもある
既に光ファイバーの引き込みがされている場合は宅内工事は必要ありません。例えば、前の居住者が光ファイバーを通したまま退去していった場合などは、基本的に宅内工事が不要です。
宅内工事が不要な場合は「無派遣工事」となり、工事費が半額以下になることが多いです。契約する回線によって変わってきます。
※無派遣工事については下記サイトをご参考ください。
参考記事:光コンセントがない!?あるのに工事が必要!?無派遣工事になる方法は?
フレッツ光から転用する場合は工事が不要
フレッツ光から光コラボ回線(ドコモ光やソフトバンク光など)に転用する場合は工事が不要です。
よって工事費も掛かりません。事務手数料のみとなります。
ドコモ光やソフトバンク光などの光コラボ回線はフレッツ光の回線を利用するので回線自体はそのままで契約が可能です。
それ以外の場合は基本的に工事費がかかる認識でいましょう。
違うのは契約形式。
フレッツではNTTとプロバイダー2社と契約する必要があったので不便だったのですが、光コラボではプロバイダー契約1本になって簡素化されました。
配線方式が変わる場合は工事が必要
光回線には、VDSL方式や、光配線方式など、光を接続する方法が異なります。
VDSLは少し古い集合住宅などに多く、最大速度も100Mbpsと光配線方式の1Gbpsと比べて遅いです。
「昔契約した時にはVDSLしか対応していなかったのが、その後光回線方式も対応になったため切り替える」といったケースで工事費が発生することはあります。
工事費の比較
それでは、数ある光回線の中でどの回線の工事費が安いのでしょうか。表でまとめてみます。
[table “460” not found /]でも無料と実質無料って何が違うの?
そのため、分割払いを終える前に解約すると工事費の残額を負担する必要がでてきます。
工事費用は戸建で18,000円のものから40,000円のものまでかなりばらつきがあります。しかし、工事費が高額のものは割引がつき無料か実質無料になっているものがほとんどです。
現時点ではドコモ光、DMM光、auひかり、NURO光、BIGLOBE光、ソフトバンク光、So-net光プラスOCN光が工事費無料/実質無料の光回線となっています。
工事費を含め、2年間での総額でどの回線がお得なのかを知りたい方は以下の記事にまとめています。

工事費実質無料よりも工事費無料の方がお得
工事費無料は工事費そのものが0円でかかりません。
実質無料は工事費と同等の割引を適用することで、相殺して0円になるものを指しています。例えば工事費1,250円が毎月かかるけど、1250円の割引が毎月もらえるものなどです。
この場合、お得なのは「工事費無料」の方だということを覚えておきましょう。
例えば、工事費実質無料のNURO光の場合は以下のようになります。
NURO光は工事費の40,000円を分割30回で支払います。月々1,333円です。
しかし月々の分割払い1,333円と同額が割引として補填されるため、実質負担が0円になるのです。
契約期間の半分の15ヶ月で解約した場合、工事費の残債は残り、割引の1,333円は消滅します。つまり20,000円分の工事費は実費で支払う必要があるのです。
工事費無料の場合ははじめから工事費が0円なので、途中で解約しても残債は残りません。
工事費の支払い期間に注意
光回線を契約する際には、工事費の支払い期間にも注意が必要です。
というのも、工事費の支払い期間と契約期間が一致していないことが多いためです。
例えばNURO光の場合、工事費の支払いは30ヶ月ですが、契約期間は24ヶ月の自動更新に設定されています。
例えば契約から24ヶ月後に解約をする場合解約金はかかりませんが、工事費の残債6ヶ月分(1,333円*6ヶ月=7,998円)は支払う必要が生じます。
工事費が完済される30ヶ月目に解約をする場合、今度は2年契約が更新されているので、解約金の9,500円がかかります。

費用をかけないためには、工事費の支払いが済んでいて、かつ2年契約の更新月である48ヶ月目に解約をする必要があります。
工事費がかからない光回線でも、契約期間の予定によっては損してしまうこともあるので、あらかじめ「どのくらい契約するつもりなのか」「その場合いくらかかるのか」を計算しておきましょう。
工事が完了するまでの期間について
工事が完了するまでの期間についてよく質問されますが、これは契約する回線の種類や時期によって大きく変わってきます。
混雑していなければ1カ月以内が多い
あくまで目安ですが、特に混雑するシーズンでなければ1カ月以内くらいに完了することが多いです。
早ければ2週間程度で完了することもありますが、目安として1カ月程度と考えておくと良いかもしれません。
繁忙期は3カ月程度掛かることもある
引っ越しシーズンの3~4月頃は工事待ちが発生するため、開通工事まで3カ月程度掛かることもあります。
「3月に契約したのに開通が5月くらいになる・・・」
ということも少なくないので、引っ越しシーズンの契約は注意しましょう。
開通工事までWi-Fiレンタルの利用を検討してみるのも良いと思います。

まとめ
既に光回線が引き込まれている場合や転用などを除き、基本的には光回線の導入には工事費がかかります。
しかし、光回線事業者によっては工事費を無料にしているところもあります。
無料にも「無料」と「実質無料」の2種類があり、お得なのは「無料」の方です。実質無料の場合は途中解約や、契約期間とのずれに注意が必要です。
「工事がめんどくさい!」
「工事なしでインターネットを使いたい!」
と思ったならソフトバンクエアーなどの工事不要の回線もあります。

光回線の工事に関する質問と回答
光コンセントはあるのに工事は必要ですか?
基本的には宅内工事は不要です。ただし、無派遣工事ございます。また、光コンセントが古い場合は宅内工事が必要になることもあります。
アパートで光回線を引くのに工事はどれくらい時間がかかりますか?
工事の時間は約1時間前後で完了いたします。
光回線が工事済みか確認方法はありますか?
壁に光コンセントがあるか確認しましょう。
引っ越しの際に撤去工事は必要ですか?
プロバイダによって変わります。不必要のプロバイダが多いですが、auひかりのホームタイプは撤去工事は必要となってきます。また、集合住宅の場合は、管理会社から撤去の指示があることもございます。
引っ越しするの際に解約する場合は、違約金はかかりますか?
基本的に違約金は発生いたします。引っ越し先で使えない場合はかからないこともございます。
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