2014年からフレッツ光の卸しサービスが本格的にスタートし、去年光コラボレーションに転用したという人も多いのではないでしょうか。
私も一昨年の4月くらいにIIJmioの光コラボレーションに転用しました。
私としては特に可もなく不可もなく、以前のフレッツ光より月額料金が少し安くなったので良しとしていますが、中には回線速度が非常に遅くなったという声もあったりして解約したいという人もいるようです。
ドコモ光は契約者数が多いこともあってか不満の声も多い印象。
というわけで本ページでは光コラボレーションを契約したけどやっぱり解約したいなあと検討している人のために注意点等をまとめておきます。
違約金、解除料金について
私の知る限り光コラボレーションはどの業者でもだいたい2年くらいの縛り期間があります。携帯電話と同じような感じですね。
2年ごとに自動更新され解約月(回線が開通した月)以外に解約しようとすると違約金が発生してしまう可能性が高いです。
ドコモ光やソフトバンク光も2年縛りという形になっています。
ドコモ光の場合、毎月安くなる定期契約プランに入っていなければ違約金は掛かりませんがおそらく大多数の人が何の疑問も持たずに定期契約プランに加入していると思うので違約金が発生するものと思ってください。
※ドコモ光の公式サイトの料金表等は定期契約プランのものであり、むしろそれ以外のプランを知っている人はほとんどいないと思います。OCN光も同じようなシステムになっています。
ぷらら光に関しては現状ではひかりTVを契約しなければこれといった縛りはありません。
参考:光コラボレーションの大本命、ぷらら光の料金や評判等まとめ
解除料金はいくらか
解除料金(以下違約金)はもちろん契約している業者によって変わってきます。
代表的なものだと、
- ドコモ光 – 戸建14,300円(税込)、マンション8,800円(税込)
- ソフトバンク光 – 一律最大10,450円(税込)
- IIJmioひかり – 2年以内で一律5,500円(税込)
- – 一律11,100円(税込)(2年自動更新割加入時)
となっています。
※金額は2021年4月のものです。変更されている場合もあるので解約する際は必ず回線業者にご確認ください。
工事費が残っている場合
通常上記解除料金以外に解約時に支払うものはありませんが、新規で申し込んだ場合等で工事費がまだ残っている場合はもちろんその工事費の残額を支払う必要があります。
まあフレッツ光からの転用の場合は残っていないと思うので問題ないと思いますがご注意ください。
撤去工事が必要なときがある
ほとんどの会社では撤去工事の内容について触れていない場合が多いですが、auひかりは以下のように記載しています。
- 壁の貫通後に撤去が必要な場合:KDDIの指定する方法にて防水加工の措置を実施
- 賃貸住宅で工事が必要な場合:管理人さんなどの承諾を得てから工事の実施
- 工事には立会が必要:土日祝日の工事は別途3,300円必要
- 解約後は光ファイバーケーブルおよび光コンセントが残る(撤去希望者は撤去工事が税込11,000円〜税込31,680円)
固定電話(光電話)の問題
光コラボレーション解約の最大の注意点、問題点は光電話の電話番号移行についてです。
ほとんどの光コラボレーションはフレッツ光から転用した場合、光電話の電話番号をそのまま移行出来るんですが、逆に光コラボレーションからフレッツ光や他社の光コラボレーション等への移行は出来ない場合があります。
光電話の番号引き継ぎ
・フレッツ光→ドコモ光 = ○
・ドコモ光→フレッツ光 = ×
・ドコモ光→ソフトバンク光 = ×
※出来ない可能性があるものを×としています。必ず出来ないかどうかは業者によっても変わってくるので利用している回線業者にご確認ください。
実はこの問題は約1年前から指摘されていたんですが解決されたという情報は見つけられませんでした。
フレッツ卸利用サービスへの乗り換え、「電話番号」の問題などに注意を
その他固有サービスに注意
手広く付随サービスを行っている回線業者の中には光回線を解約することで同時に他のサービスも解約せざるを得ないことに注意してください。
例えばドコモ光の場合当然シェアパックの値引きはなくなりますし、フレッツテレビ等のテレビ系コンテンツ、セキュリティサービスも解約する必要が出てきます。
回線業者に解約したいと申し出をするとおそらく全部説明してくれると思うのでめんどくさがらずにちゃんと確認しましょう。
スマホセットの割引はもちろんなくなる
ドコモ光やソフトバンク光、so-net光等、現在利用者の多い光コラボ回線の多くはスマホとのセット割引を実施しています。
スマホのセット割引が適用されている状態で光回線の方を解約してしまうと、もちろん割引も終了となります。
いずれも割引額はかなり大きく、特にソフトバンク光のおうち割、so-net光のauスマートバリューは数千円~1万円近く変わってくることがあるので注意しましょう。
どうしても不満がある場合はスマホのセット割引が適用される別の回線がないかどうか探してみてください。
関連記事:auで統一すべき?auスマートバリューの条件、対象プラン等まとめ
関連記事:ソフトバンクのスマート値引き(おうち割)の適応条件等を分かりやすく解説
残念ながらドコモはドコモ光しか選択肢がありません…
まとめ
上記を纏めると光コラボレーションを解約する際は、
- 解約時の違約金に注意!
- 光電話利用時は他回線へ番号移行出来ない可能性がある!
- 他の付随サービスにも注意!
- スマホセット割引に注意
これらに注意してください。
光コラボレーションはフレッツ光から簡単に転用出来ますが光コラボレーションから別回線へ変更したい時は一度解約して再度別回線の工事をしなければならないので結構手間が掛かります。
(今後改善される可能性はありそうですが)
これから光コラボレーションの契約を考えている人もご注意ください。
フレッツ光から光コラボレーション転用までの流れと注意点をわかりやすく解説
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10月末に料金が1000円程安くプロバイダー等メールアドレスも変わらないというプランがあるというので あまり確認しないままサインしてしまいました。10日程して色々と書類がおくられてきて OCNコラボだった事がわかりました ただプロバイダーもメールアドレスも変わるようです 気が付いた時には ソネット使っていたのですが勝手に変えられていました 解約を連絡したが クーリングオフをすぎたので 違約金と回線工事が2回必要となりますと言われてしぶしぶ今に至っています NTT西日本も変更が簡単にできるのですか。
NTT西日本も変更が簡単にできるのですか。
ちょっと質問の意味が分かりかねます。