「FPSをやるのにおすすめの光回線ってあるの?」
こんな疑問をお持ちの人向けの記事です。
オンラインゲームの中でも人気の高いFPSですが、どんな光回線が適しているのか気になりますよね?
結論は以下の通り。
【すぐにわかる結論】
FPSに向いている光回線=高速かつ安定性がありPing値の低い回線
わかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてみて下さいね!
先にFPSに向いている光回線を知りたい場合は「オススメの光回線」から読んでください。
FPSプレイヤー向けの光回線って?
1秒の遅れが命取りともいえるFPSの世界では、より速く、より安定した通信環境がベスト。その意味では、光回線一択といえるでしょう。
ちなみに、プレイ中の回線速度が遅かったり通信が不安定な場合、このような残念な現象が起こります。
- 敵が急にワープしたように見えて戦いにくい
- 先制攻撃をしかけたのに、撃ち負かされた
- ネット利用者の多い時間帯は、ゲームに参戦すらできない
・・どうでしょうか。いやですよね。
そこで、FPSプレイヤーにとって理想的な光回線の条件を掘り下げて考えました。
1.高速回線に対応している
大前提として、高速回線を提供している光回線を選びましょう。
下り最大1Gbpsという光回線が多い中、NURO光やauひかりなどでは、5Gbps・10Gbpsという超高速回線を提供しています。
もちろん、提供エリアや提供条件の問題もあり、料金も若干高くなるため、全ての人が導入できるわけではありませんが、最高の条件を望む人であれば、検討の余地はあるでしょう。
2.Ping(ピング)値の低い回線
Pingとは、「インターネットの応答速度」を指し、ピングまたはピンと読みます。
データを送ってから返答がくるまでの時間を計るもので、相手先のサーバーが正常に動いているかを確認・判断する目安になります。
インターネットの場合、上り・下りの回線速度が注目されるので、Ping値を気にする人は少ないと思います。初めて聞いた、という人もいるかもしれませんね。
でも実は、ネットを使う上での通信速度には、Ping値も重要な要素となります。例をあげて、わかりやすく説明しますね。
【回線速度とPing値はこんな関係性】
回線速度(アップロード・ダウンロード)を道路の幅と例えると、Ping値は目的地への往復にかかる時間となります。
高速通信=広い道路の幅であっても、目的地まで動くスピードが遅く、往復の時間がかかれば、体感として「この回線は遅い」と感じますよね。
どうでしょうか。回線速度とPing値の関係はイメージできましたか?
ちなみに、Ping値の数字とスピード感については、以下の通り。
Ping値が少ない(数字が低い)=応答時間が短く、体感スピードが速い
- 30ms以下・・・速い
- 50ms・・・普通
- 100ms以上・・・遅い
リアルタイムでの通信を連続して行うオンラインゲームでは、Ping値が高い=目的地への往復が遅い、となるので大きく影響するというわけなんですね。
つまり、FPSをプレイする上では、Ping値の低い回線が理想的なのです。
オススメの光回線
FPSをガンガン楽しみたい、という人にオススメの光回線を紹介します。
1.NURO光
NURO光は世界最速クラスの回線速度ながら、最安値級の料金、という超オススメの光回線です。
利用できる地域・環境が限られるという、唯一ともいえるデメリットも、提供エリアの順次拡大にともなって解消されつつあります。
FPS向けの光回線を探している人には、有力候補の1つとして、考えて損はありません。
また、お得なキャンペーンを展開していることも多いので、公式サイトは要チェックです。

2.auひかり
NURO光が利用できない地域の人には、auひかりもオススメ。
auひかりの場合、自社の光回線を使うエリアと、NTTの利用していない光回線(ダークファイバー)を使うエリアがあり、回線の混雑が少ない分、高速通信が期待できるのです。
また、auひかりの方はキャッシュバックが高いケースが多いことも魅力の1つ。
公式サイトだけではなく、代理店経由の方がお得な特典がつく場合もあるので、しっかり比較検討することをオススメします。

回線速度を上げる方法
光回線を導入し、一定レベルの速度は出るようになったものの、さらに回線速度を上げたいな、という場合に効果的な方法を3つ提案します。
1.高性能なルーターを使う
WiFiルーターを入れ替えることで、速度があがる可能性があります。
なぜかというと、古いルーターの場合、使用している光回線の通信速度に対応していない場合があるからです。
例えば、光回線の下り速度が最大1Gbpsだったとしても、WiFiルーターの規格が最大100Mbpsだった場合は、条件が完璧に整ったとしても100Mbpsの速度しか出ません。
古いルーターだからといって、必ずしも高速未対応というわけではないのですが、5年くらい前のルーターでも1Gbpsに対応していないものがあります。
現在、使用しているルーターの規格を確認し、高速未対応の場合は、高性能なルーターへの入れ替えを検討しましょう。
2.有線LANに変更する
WiFi(無線LAN)での接続と有線LANでの接続を比べた場合、回線速度の改善や通信の安定性が期待できるのは、外部の影響を受けにくい有線LAN接続となります。
というのも、WiFiでの接続の場合、ルーターからの距離が離れるほど、電磁波や水、コンクリートなど外部の影響を受けて、通信が切れたり速度が低下するリスクがあるからです。
FPSなど、少しでも速度が出る方が有利なケースのみ、有線での接続に切り替えるというのも、有効な手段の1つといえるでしょう。
3.LANケーブルを変える
現在、有線LANで接続している人は、LANケーブル自体の入れ替えで、速度が向上する可能性があります。
すでにふれたように、有線LANでの接続は外部の影響を受けにくいのですが、LANケーブル自体が折れ曲がっていたり、劣化が進んでいると速度低下の原因となります。
また、ルーターと同様に古いLANケーブルの場合、規格が高速通信に対応していないため、どんなに高速の光回線を導入しても、速度がでません。
【高速通信に対応していない古い規格】
- CAT5・・最大速度100Mbps
- CAT3・・最大10Mbps
10年以上、LANケーブルを変えていない、という人は上記の古い規格の可能性が激高です。迅速に新しいLANケーブルに入れ替えましょう。
まとめ
今回の記事では、FPSに向いている光回線を解説しました。
冒頭でも触れたとおり、結論は以下の通りです。
FPSに向いている光回線=高速かつ安定性がありPing値の低い回線
とにかく、1分1秒の速さを争うFPSでは、回線速度とサーバーからのレスポンスが命です。これから回線を見直す人であれば、できるだけ高速な光回線を選びましょう。
また、すでに光回線を使っている人は、ルーターやケーブルの入れ替え、ゲーム時のみ有線接続に変えるなど、現在の環境下で、少しでも速度改善できる工夫をすると良いですね。
速度測定サイトでPingの数値をチェックするのも、ひとつの方法です。
可能な限りの条件を整え、FPSライフをめいっぱい楽しんで下さいね!
現在家庭用のインターネットは光回線だけでも数百種類あります。
自分の環境にどれが適しているか、どれがお得なのかはケースバイケースです。
4つの質問に答えて自分の環境に適したインターネットを診断してみましょう!