フレッツ光からOCN光への乗換えを考えている方の中には、
「フレッツ光とOCN光は、どこが違うの?」
「乗り換えるとお得になるって聞いたけど、本当なの?」
こんな疑問をお持ちの方も多いと思います。
そんな方のために、OCN光への乗り換えのメリットやデメリットについてわかりやすく、解説していきます。
最後まで読んでいただけると、乗り換えがお得な理由がわかりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
OCN光に乗り換えるとお得なの?
OCN光はNTTコミュニケーションズが提供する光コラボの一つ。
光
光回線とプロバイダの料金が一つになっているので、回線とプロバイダを別々に契約するよりも月額料金がお得になる魅力的なサービスなのです。
フレッツ光から各自業者が提供する光コラボに乗り換えることを転用といい、光コラボに切り替えるメリットの高さから、転用する人が増えています。
転用の場合、今使っているフレッツ光の設備をそのまま利用できるので、工事費は不要。もちろん違約金もかからないので安心です。
申込みは電話・ネットのどちらでも可能ですが、ネットから申込むとサイト独自の特典がつくなど、メリットが多いのでオススメ。
フレッツ光からOCN光へ乗り換えるメリット・デメリット
フレッツ光からOCN光に転用すると、どんなメリットやデメリットがあるのか詳しくみていきましょう。
OCN光に転用する3つのメリット
OCN光に乗り換えるメリットは大きく3つ。それぞれのメリットについて説明します。
1・料金が安くなる可能性がある
フレッツ光とOCN光ではどちらの料金が安いのか、比べてみました。
フレッツ光については、一定の期間フレッツ利用する約束で月額料金が安くなる「にねん割(東日本)」「光はじめ割(西日本)」適用時の金額となっています。
基本料金をみると同じ金額もありますが、フレッツ光は別途プロバイダ料がかかるため、トータルでみるとOCN光の方が安くなるパターンのほうが多いのです。
回線名 | ファミリー(税込) | マンション(税込) | プロバイダ料(税込) |
---|---|---|---|
フレッツ光 (東日本) | 5,610円 | 3,795円~4,895円 | 550円~ |
フレッツ光 (西日本) | 4,741円 | 3,333円~4,312円 | |
OCN光 | 5,610円 | 3,960円 | 無料(全て込み) |
料金については、以下のサイトでも詳しく確認できます。
契約する会社がまとまり、管理が楽になる
フレッツ光でOCNを利用をしている方は、
- 光回線の契約はNTT東西
- プロバイダの契約はOCN(NTTコミュニケーションズ)
このように2社と契約をしています。
プロバイダパックなどで請求をまとめていても、契約が2社であることは変わりません。
OCN光に転用すると全ての手続きをOCN1社にまとめられるので、管理が楽になるというメリットがあります。
格安SIMとのセット割が適用される
OCNは、人気の格安SIMの1つである「OCNモバイルONE」も提供しています。
同じ会社の提供サービスということで、OCN光とセットで契約すると「OCNモバイル割」が適用され、OCNモバイルONEの料金が毎月220円(税込)安くなります。
最大で5契約、合計1,100円(税込)まで割引されるため、家族で使えばさらにお得。
デメリット
次に、OCN光に乗り換えるデメリットについて、みていきましょう。
フレッツ光のオプションサービスの一部が使えなくなる
オンラインの購入代金をフレッツ光の料金と合算して支払う「フレッツまとめて支払い」は、NTT東日本・西日本共通のオプションサービス。
便利なサービスですが、OCN光に転用後は利用できなくなります。
また、光回線とプロバイダの料金をまとめた「プロバイダパック」も使えませんが、OCN光は基本料金の中に回線・プロバイダ料金が含まれているため、この点については大きな支障はないでしょう。
再びフレッツ光に戻す場合、費用と手間がかかる
フレッツ光からOCN光に転用するときは工事の必要もなく、手続きも簡単です。
ところが、転用完了後に再びフレッツ光に戻すためには、OCN光を解約して全ての機器を返却。その後、再契約が必要になるため費用と手間がかかってしまうのです。
新規での契約になる理由は、光コラボの顧客管理システムにあります。
NTTではフレッツ光を貸し出す事業者に対して、工事をせずに光コラボへ乗り換えられるシステムを構築しています。
対してOCN光などの光コラボは事業者ごとに、異なる顧客管理システムを使っているのでフレッツ光の回線をそのまま残すことができません。
以上のことから、フレッツ光に戻すことはかなりのデメリットといえるでしょう。
プロバイダを変更することができない
OCN光では対応プロバイダがOCNと決まっているため、他のプロバイダに変更できないことはデメリットのひとつ。
光コラボを利用したいけれど、プロバイダが固定されることに抵抗がある方なら、プロバイダの変更が可能なドコモ光を選ぶと良いでしょう。
フレッツ光からOCN光に転用する手順
フレッツ光からOCN光へ転用する流れを順を追ってわかりやすく説明します。
詳細は以下のサイトで確認できます。
https://www.ntt.com/personal/services/internet/hikari/ocnhikari/tenyo.html
1、転用承諾番号の取得
まず最初に、電話またはNTTの公式サイトから転用手続きに使う「転用承諾番号」を取得します。
電話で取得する場合
以下は、転用承諾番号を取得できる電話番号と受付時間です。
電話番号 | 受付時間 | |
NTT東日本 | 0120-140-202 | 午前9時~午後5時 (年中無休・年末年始をのぞく) |
NTT西日本 | 0120-553-104 |
公式サイトから取得する場合
◆NTT東日本の方はこちら
◆NTT西日本の方はこちら
2、OCN光の申し込み
次に、Web上でOCN光への転用申込みをします。
画面の案内にそって進めるのでさほど難しくないのですが、手続きを円滑にするため以下の情報は準備しておきましょう。
- 転用承諾番号
- OCNお客様番号(Nから始まる10桁の番号)
公式サイトからも申し込みは可能ですが特典がないため、特典のつく正規代理店サイトからの申込をオススメします。
3、利用開始のご案内が届いたら、設定をする
他社プロバイダーでフレッツ光を利用していた方には、後日、OCNより「ご利用開始のご案内」という書類が届くので、パソコンの設定変更をするだけ。
すでにフレッツ光でOCNを使っている方は、OCN内部で設定変更するため、自分で設定変更をする必要はありません。
まとめ:OCN光への乗り換えはネットからの申し込みがお得
フレッツ光からOCN光に転用するメリット・デメリットについてみてきました。
乗り換えのメリットはたくさんあるのですが、代理店サイトから申込むと、キャッシュバックなどの特典もつくのでさらにメリットが増えます。
代理店を通しての申し込みでキャッシュバックがつくのは、契約件数に応じてNTTからインセンティブ(成果報酬)を受け取れる仕組みになっているから。
そのため代理店は、少しでも多く登録者が増えるようキャッシュバックを付けているので、私達もその恩恵を受けられるのです。
フレッツ光とOCN光の料金を比較すると「多くの人はお得になる」のですが、しっかりデメリットも理解した上での決断をオススメします。

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