現在フレッツ光からソフトバンク光へ工事不要で移行できるようになりました。
これによって簡単な手続きでフレッツ光からソフトバンク光へ移行することが出来ます。
最近はネットの広告・テレビCMでソフトバンク光に乗り換えを検討している人が多いのではないでしょうか。
しかし、場合によっては乗り換えることで損する可能性もあります。
本ぺージでは乗り換えたら本当にお得なのか、ソフトバンク光のお得な割引やキャンペーンや注意点ついて解説します。
本当に安くなる?月額料金を比較してみた
まず、ソフトバンク光とフレッツ光の料金を比較して、乗り換えて料金が安くなるのか説明します。
下の表は実際に料金を比較したものになります。
回線名 | ファミリー(税込) | マンション(税込) |
---|---|---|
フレッツ光 (東日本) | 6,270円 | 4,565円 ~5,665円 |
フレッツ光 (西日本) | 5,511円 | 4,103円 ~5,082円 |
ソフトバンク光 | 5,720円 | 4,180円 |
いずれも新規契約した場合の現在の月額料金(プロバイダ料込)です。
フレッツ光はプロバイダはyahooBB(ソフトバンク)で試算しています。
フレッツ東日本の利用者は乗り換えで安くなる
上記比較表の通り、フレッツ光東日本の場合はソフトバンク光に乗り換える(転用と言います)ことで、月額料金が安くなります。
比較表ではフレッツ光のプロバイダをyahooBBで試算していますが、どのプロバイダを利用していても、東日本の場合は概ねソフトバンク光の方が安くなります。
マンションタイプの場合はフレッツは住居数が多いと安くなるので、最安値のプランに該当している場合はソフトバンク光の方が高くなる可能性もあります。
しかしあくまで最安値の場合のみで、大体のケースでフレッツ東日本の方が割高になります。
なのでフレッツ東日本のユーザーはソフトバンク光に乗り換えた方がお得です。
フレッツ西日本の利用者は乗り換えで高くなることも
フレッツ西日本のユーザーはソフトバンク光に乗り換えて、月額料金が上がる可能性があります。
フレッツ西日本のファミリータイプは回線料金が4,191円(税込み)、プロバイダ料金を最安の550円(税込み)にした場合は計4,741円(税込み)です。
ソフトバンク光は月5,720円(税込み)なので、乗り換えると大幅に高くなるケースもあります。
あくまで新規契約した場合の比較なので、現在利用しているフレッツ光のプランによってはソフトバンク光の方が安くなる可能性もあります。
いずれの場合にしても、実際に現在支払っている月額料金を確認して、ソフトバンク光の方が安くなるかどうか検討してみてください。
ソフトバンク光はスマホとのセット割引がお得

ソフトバンク光はソフトバンクのスマホとセット割(おうち割)を行うことができます。
この割引で料金がかなり安く利用することが可能。
割引額の詳細は下記の通りです。
スマホプラン名 | スマート値引き額(税込) |
---|---|
データ定額(2GB/1GB) 3Gケータイ | 550円 |
データ定額(50GB/20GB/5GB) パケットし放題フラット for 4G LTE パケットし放題フラット for 4G パケットし放題フラット for スマートフォン パケットし放題MAX for スマートフォン 4G/LTEデータし放題フラット 4Gデータし放題フラット+ | 1,100円 |
最大1,100円(税込み)の割引が適応されるのはお得ですね。
おうち割はオプションパックの加入が必須条件になるので注意。
加入が必要なオプションは下記の3つです。
- 光BBユニット(無線LANルーター)のレンタル(467円)
- Wi-Fiマルチパックor地デジパック(990円)
- ホワイトひかり電話(467円)
パック料金で月額550円(税込み)に。
合計月2,200円(税込み)の追加料金が必要になりますが、これらがセットになって月額550円(税込み)で利用することができます。
なので、標準プラン(月1,100円(税込み))の割引を適応すると、1,100(割引額)ー550(月額料金)=550円(税込み)の割引になります。
オプションを一つでも解除すると、「おうち割」の割引も解除になるので注意しましょう。
ソフトバンクのおうち割がないとお得ではない
ソフトバンク光はスマホとのセット割引(おうち割)が適用されるとかなりお得に利用できる光回線となります。
しかし逆におうち割が適用されなければ全然お得とは言えません。
というのも単体で月額料金がもっと安い光回線がありますし、ドコモやauを利用している場合はそれぞれドコモ光、auひかりを利用した方が割引がされてお得になるからです。
実際、たとえば現在ドコモのスマホを家族で利用していてソフトバンク光を利用しているという方も少なくないようです。
ドコモを利用している方がドコモ光を利用すればそれだけで月額3,000円以上割引がされることもあるので、それぞれスマホに合わせて光回線を選んだ方が絶対にお得です。

ソフトバンク光はキャッシュバックキャンペーンがある
同じソフトバンク光でも申込み窓口によってキャッシュバックキャンペーンなどの特典が得られる場合があります。
フレッツ光からソフトバンク光への転用は正規代理店から申し込みをすることで現在最大40,000円のキャッシュバックを受け取ることができます。
キャッシュバックキャンペーンは、
- オプション加入不要
- 面倒な手続き不要
- 最短利用開始月の2ヵ月後振り込み
なので「手続きし忘れてもらえない」ということもありません。
ソフトバンク光に乗り換える際の注意点
フレッツ光からソフトバンク光への乗り換えは回線工事が不要なため、工事費やエリアについて心配する必要はありません。
が、既存のフレッツ光を解約することになるため以下の点に注意が必要になってきます。
利用しているプロバイダを解約する必要がある
まずフレッツ光からソフトバンク光へ移行するとフレッツ光は自動的に解約となりますが、プロバイダは自動的に解約されません。
フレッツ光は通常NTTとプロバイダ(OCNやyahooBBなど)と契約がされているため、後者のプロバイダを別途解約する必要が出てきます。※ソフトバンク光のプロバイダがYahooBBなのでyahooBBのみ解約は不要です。
プロバイダをあえて残すこともできますが、月額料金はそのまま発生してしまいます。だいたい500円~1,100円(税込み)くらい。
なので月額料金を抑えたい場合は解約することをおすすめしますが、解約するとプロバイダ固有のメールアドレス(ocn.ne.jpなど)やその他プロバイダ限定のサービスが利用できなくなってしまいます。
その点に注意して解約しましょう。
ルーターの再設定が必要になる
YahooBB以外からのプロバイダからソフトバンク光に移行すると認証IDが変わるのでルーターの再設定が必要になってきます。
ルーターの再設定についてはこちらのページを参考にすればできると思います。

出来ない場合はソフトバンク光に依頼しても良いと思います。
少し費用が掛かりますが、それでもキャッシュバックとおうち割が適用されれば確実に総合的にお得になります。
まとめ
今回はフレッツ光からソフトバンク光への転用する際の注意点・キャンペーンについて解説しました。
フレッツ光は東日本・西日本によって料金が異なります。
フレッツ東日本のユーザーは料金が安くなるのでソフトバンク光への転用をオススメします。
フレッツ西日本は場合によるので、現状の料金とソフトバンク光の料金どちらが安いのか確認しましょう。
また、ソフトバンクのスマホユーザーはセット割で一台辺り最大1,100円(税込み)も料金が安くなるので、ソフトバンク光への転用をオススメします。
