「電話回線をひいていないけどFAXを使いたい。何か方法はあるのかな?」
今回はこんな疑問をお持ちの人向けの記事です。
インターネットの普及によって、資料・データのやり取りにメール等を使うケースが増えてはいるものの、いまだにFAXを主要な連絡手段として扱う企業も少なくありません。
FAXといえば、電話回線ありき・・・というイメージがありますが、最近は電話回線を契約していない人が増えています。その場合、FAXは使えないのでしょうか。
結論は以下の通り。
【すぐわかる結論】
電話回線がなくても、以下の3つの手段でFAXの送受信は可能。
- ひかり電話を使う
- コンビニFAXを使う
- インターネットFAXを使う
それぞれの方法のメリット・デメリットも合わせて解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ひかり電話を使う
ひかり電話を契約している人なら、一般の電話回線(アナログ回線)と同じように、FAX対応の電話機を使ってFAXの送受信が可能です。
ひかり電話を利用するメリット
ひかり電話を使ってFAXを送受信するメリットから解説します。
- FAX対応の電話機があるなら、低コストでFAXの送受信が可能
- 送信先・頻度によるが、多くのケースでどの方法よりも割安
すでにひかり電話を使っている人にとっては、別途何かを契約する、という必要もないですし、ほかのどの方法より送受信のコストが安くなるケースが多いので、メリットありですね。
光電話を利用するデメリット
デメリットは以下の通り。
- 大前提として光回線&ひかり電話の契約が必須
- FAX対応の電話機が必要
- ひかり電話の設置場所でしか送受信できない
光回線&ひかり電話を使っていない人にとっては、契約が必要となるので、FAXの送受信のためだけ・・と考えると、現実的な方法ではありません。
コンビニFAXを使う
最後はコンビニFAXのメリット・デメリットについてみてみましょう。
コンビニのFAXを利用するメリット
コンビニFAXを使うメリットは以下の通り。
- FAX機を持つ必要がない
- 面倒な契約不要なしで使える
- 操作方法がカンタン
- 近くにコンビニがあればすぐに送信や受信ができる
コンビニのFAXを利用するデメリット
デメリットも確認しましょう。
- 近くにコンビニがなければ、急ぎには対応できない
- コンビニまで行くこと自体が面倒
- セブンイレブンのように送信しかできないコンビニもある
- ほかの方法に比べて、1回あたりのコストが圧倒的に高い。
とにかく、料金が高いこと・わざわざコンビニまで行く手間という2点が大きなマイナスポイントといえます。
インターネットFAXを使う
インターネット回線を使って、FAXを送受信するインターネットFAXのメリット・デメリットにはどんなものがあるでしょうか。
インターネットFAXのメリット
まずはメリットから。
- FAX機を持つ必要がない
- ネット環境があれば、いつどこからでも送受信できる
- コンビニFAXと比べると料金が安い
- 一定枚数まで送受信が無料になるサービスもある
インターネット接続ができる状況・環境であれば、スマホからでも送受信できるので、手軽に利用できるオススメの方法といえるでしょう。
インターネットFAXのデメリット
デメリットもみていきましょう。
- 基本的にサービスの契約が必須となる
- 紙の書類を送るときはスキャンによるデータ化が必要
- 市内など送信先や頻度によっては、NTT回線を使う方が安い場合が多い
もっとも大きなデメリットは、送信したい書類のデータ化が必要なこと。送りたい書類が多い場合には、ちょっと手間がかかってしまいますよね。
インターネットFAXのイチオシは「eFAX」

電話回線がなくてもFAXがつかえる3つの方法の中で、もっともオススメなのが、インターネットFAX。
「でも、インターネットFAXのサービスはたくさんあるので、どこが良いのかわからない」
そんな疑問をお持ちの人にオススメなのが、eFAXです。
サービスの特徴
eFAXは、j2 Globalが運営する1200万人が利用する世界最大のインターネットFAX。
パソコンやスマホから、メールアドレスを使ってFAXの送受信ができるという手軽さがウケて、国内でも年間6万件という利用件数をほこる人気のサービスとなっています。
eFAXの料金
利用料金の仕組みはいたってシンプル。月払いまたは年払いの2つのプランのみとなっています。
登録料(税込) | プラン(税込) | 送受信の料金(税込) |
---|---|---|
1,100円 | <月払いプラン> 1,650円/月 <年払いプラン> 19,800円/年 | <送信> 国内:1枚につき11円 海外:国によって異なる <受信> 1枚につき11円 ※送受信ともに毎月150ページまでは無料(国内のみ) |
海外への送信料金は送り先によって異なります。詳しい料金については公式サイト内「eFAXの料金設定」で確認できます。
eFAXの魅力
eFAXのサービスには下記のような魅力があります。
- 30日間の無料トライアルがあるので安心
- 送信・受信ともに、毎月150ページまでは無料
- 送信時のFAX番号は47都道府県の市外局番から選択できる
インターネットFAXってどんなものか試してみたい、という人にとって、無料トライアルは嬉しいですよね。
まとめ
今回は電話回線なしでFAXを使う方法はあるの?という疑問について解説しました。
冒頭でお伝えしたように、結論は以下の通り。
電話回線がなくても、以下の3つの手段でFAXの送受信は可能。
- ひかり電話を使う
- コンビニFAXを使う
- インターネットFAXを使う
それぞれのメリット・デメリットについてもまとめていますので、参考にしてもらえると、ニーズに合った方法を選びやすくなると思います。
また、3つの方法の中でも、今後、需要が増えると思われるインターネットFAXについては、イチオシのサービスとしてeFAXを紹介しました。
メールやチャットによるデータのやり取りが主流となっても、当面、FAXの需要がなくなることは考えにくいので、必要に応じてFAXを活用できる体制は用意しておきたいですね!
現在家庭用のインターネットは光回線だけでも数百種類あります。
自分の環境にどれが適しているか、どれがお得なのかはケースバイケースです。
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