最近話題のesim。最近発表されたスマホの格安を使ってみたいけど、
「esimを使うメリットは?デメリットはあるの?」
「そもそも、どうやったらesimを利用できるの?」
と思っている方もいるのではないでしょうか?
本ページでは、esimのメリット・デメリットや利用方法について詳しく解説していきます。
【30秒でわかる結論】
esimを使うメリットは、
- キャリアと併用して通信容量を増やせる
- WEBから手続きして、すぐ使うことができる
という点です。
しかし国内のesimサービスはまだ少なく、使い道が限られているというデメリットもあります。
それでは、esimについて詳しく解説していきますね。


esimとは?
esimとは「埋め込み型のsim」のことです。
ほとんどのesim対応機種は「デュアルsim」といって、 従来のsimカードとesimの両方が使えるようになっています。
esimについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説していますのでぜひ見てみてくださいね。
esimを使うメリット
esimを使うメリットは下記のとおりです。
- キャリアと併用して通信容量を追加できる
- WEBですぐ手続きできる
キャリアと併用して通信容量を追加
今使っているキャリア(ドコモなどの通信会社)と併用してesimで通信プランを契約すれば、お得に通信容量を追加することができます。
IIJmioライトスタートプラン(eSIMベータ版)の概要 | |
---|---|
月額料金(税込) | 1,672円 |
データ容量 | 6GB |
データ容量の追加(税込) | 20GB (3,410円) 30GB (5,500円) |
最低利用期間 | 契約日から翌月末まで |
例えば、IIJmioのesimプランでは、6GBの通信容量を1,672円(税込)で契約することができます。
ドコモやauなどのキャリアではデータ容量を追加するのに1GBで1,100円(税込)かかるので、esimプランを契約した方がお得です。

WEBで契約してすぐ使える
今までは新規契約する場合、ショップに行ったり、WEBで手続きできてもsimカードの郵送を待ったりする必要がありましたが、esimならすぐ使い始めることができます。
そういや今更ながらiPad mini5購入した。セルラーモデル 256GB そこそこ値段したけど便利やん!てかeSIM初めて試したけど最高過ぎる。SIMカード届く期間ないし契約してすぐ使えてめっちゃすげー!ってなった笑
— ぬん (@nunnunnunnu) August 22, 2019
esimはネットから情報をダウンロードすることで通信設定が完了するので、契約してから数分ですぐ使い始めることができます。
「使いたい!」と思った時に、契約してすぐ使えるというのはとても便利ですよね。
esimのデメリット
esimのデメリットは下記のとおりです。
- 事前にsimロックの解除が必要
- 国内のesim対応サービスが少ない
事前にsimロックの解除が必要
esimを使うためには、事前にスマホのsimロックの解除をしなければなりません。
simロック解除はショップやサポートセンターへの電話でもできますが3,300円(税込)の手数料がかかるので、まずはWEBでの手続きを試してみることをおすすめします。
少し手間ではありますが、simロックを解除すること自体にはデメリットはありませんし、WEBで意外と簡単に手続きできるので事前にやっておきましょう。
国内のesim対応サービスが少ない
現在国内でesimプランを提供しているのはIIJmioの1社だけで、プランは6GBしかありません。
【esimサービスを提供している通信会社】
国内 | 海外 |
---|---|
・IIJmio ・au(海外プランのみ) | ・T-Mobile ・台湾mobile ・3香港 など |
auにもesimサービスはあるのですが、「海外データesim」という海外で使うことを目的としたプランしかありません。
esim自体はとても便利で色々な使い道があるのに、サービスが少ないので活用しづらいというのが現状です。
今後esimを提供する会社が増えてプランもたくさんできれば、スマホ料金がもっと安くなりそうなので、esimのこれからの普及に期待したいですね。
esimの使い方
今回は、iPhoneでIIJmioのesimを使う場合を例に説明します。
- esim対応機種かどうかを確認
- SIMロックを解除する
- どの通信事業者で契約するか決める(例:IIJmio)
- esimプランの契約をする
- esimに情報を書き込む
- 利用開始
まずesim対応機種かどうかを確認する
SIMロックの解除をする前に、まずご利用の機種がesimに対応しているかどうかを確認しましょう。
【IIJmio esim対応機種】
スマートフォン | iPhone XS iPhone XS Max iPhone XR |
タブレット | iPad mini(第5世代) iPad Air(第3世代) 12.9インチiPad Pro (第3世代) 11インチiPad Pro 2018 Surface Pro LTE Advanced |
※ iOS12.1以降、 Windows10 RS4以降、Wi-Fi+Cellularモデルのもの
esimに対応している機種はまだ少なく、上記の機種以外はesimを使うことはできません。
SIMロックの解除をする
esimに対応していることが確認できたら、SIMロックの解除手続きに進みます。
SIMロックの解除は、お客様サポートWEBサイトからなら5分ほどで手続きできます。
【例:auのSIMロック解除手順】
1.お客様サポートページから「SIMロック解除のお手続き」に進む

2.auIDでログインして、暗証番号を入力する
3.simロック解除したい携帯電話番号を選択する
4.手順にしたがって注意事項などを確認する
5.手続き完了
esimプランの契約をする
simロックの解除が終わったら、esimプランの契約をします。
1.IIJmioのサイトからesim申し込みページを開く
2.IIJmioを初めて利用する場合は、会員登録を選択して手続きに進む
3.オプション選択、基本情報の入力をする(氏名、住所、メアド、クレジットカード情報など)
4.手続き完了
esimに情報を書き込む
契約が完了すると、登録したアドレス宛てにメールが届きます。
メールに記載されているアクティベーションコードURLを開くとQRコードが表示されるので、それをスマホで読み込みます。
この時、スマホからURLを開いてしまうと読み込みができないので、パソコンなどの別の端末でURLを開きましょう。
QRコードを読み込み、通信設定が終われば、すぐにesimプランでの通信ができるようになります。
これで手続きは完了です。
まとめ
手軽に通信契約を追加できるesimは、こんな人におすすめです。
- データ通信量が足りていない人
- スマホの料金を安くしたい人
- スマホやタブレットをすぐ使えるようにしたい人
日本ではまだあまり普及していませんが、海外ではesimプランや対応機種が増えつつあります。
esimの仕組みはとても便利なので、日本でも広く展開して欲しいですね。
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