スマホ・タブレットの普及によって自宅のWi-Fi化はもはや必須になりましたね。
スマホ・タブレットの他にも、最近はテレビ・レコーダー・冷蔵庫などの家電製品もWi-Fi対応のものが増えてきています。
そのため、むしろWi-Fiがないと光回線を利用するメリットがないと言えるくらいです。
本ページでは、加入者数を伸ばしている人気の「ドコモ光」を使って自宅でWi-Fi化する方法を解説します。
目次
ドコモ光で自宅をWi-Fi化するメリット6つ
まずは、ドコモ光で自宅をWi-Fi化するメリットを見ていきましょう。
様々な端末を複数台同時に接続できる
Wi-Fiを利用する大きなメリットが、様々な端末で接続できる点です。
パソコンやスマホ、タブレット、プリンターなどWi-Fiを利用できるものであれば、ドコモ光をつないで快適に利用できます。
また、Wi-Fiで使える端末は1台だけでなく、複数台を同時に接続してインターネットを使えます。
利用するWi-Fiルーターの中には、同時接続できる端末の最大数が決められていますが、同時に複数使える点は便利です。
インターネット回線を様々な端末から複数使いたい場合に、ドコモ光でWi-Fi化するメリットを享受できるでしょう。
有線・無線で利用できる
ドコモ光は、有線・無線の両方で利用可能です。
無線の場合は、端末とWi-Fiルーターを有線ケーブルでつなぐ必要がなく、配線周りのごちゃごちゃを回避できます。
一方で有線接続でも利用できるため、無線だと回線が悪い場合などに活用すると良いですね。
どちらにも対応しているので、接続方法の多様性の観点からも利点があります。
スマホの通信料を節約できる
自宅をドコモ光でWi-Fi化すると、スマホの通信料を節約可能です。
スマホのモバイル通信は月20GB、50GBなど制限がありますよね。
「使いすぎて速度制限がかかってしまった」という人も多いと思います。
その点、W-Fiを利用すればモバイル通信を使う必要がなくなるため、通信料を抑えられます。
普段から自宅にいることが多い人は、Wi-Fiを利用した方がインターネット関連費を安く済ませられる場合もあるかもしれません。
ドコモの携帯電話・スマホ利用でお得に使える
ドコモのスマホ・携帯電話とセットで利用すると、ドコモ光を安く使えます。
例えば、カケホーダイ&パケあえるプランはシェア部分から割引され、シェアパック(10GB)の場合、毎月1,200円の値引きがされます。
1年間この割引を継続されることで14,400円もお得に利用できるというわけです。
そのため、自宅をWi-Fi化したいと考えている人の中でも特に、ドコモのスマホ・携帯電話を利用している人におすすめできます!

「IPv6プラス」が使える
詳しい情報は後述しますが、ドコモ光のWi-Fiでは高速通信を実現した次世代の通信方式、IPv6プラスを無料で提供しています。
つまり、インターネットを快適に利用できる環境が整っているということです。
「インターネットになかなかつながらない」「動画が重くて見られない」
よくあることですが、使っていてすごく不便に感じますよね……。
いつでもインターネットをスムーズに使いたい人にとっても、ドコモ光でWi-Fi化するのはおすすめできます!
ドコモ光の各種サービスを利用できる
ドコモ光には、テレビサービスやドコモ光電話サービスなどが用意されています。
利用するには一定の料金がかかりますが、これらのサービスも利用できるのもメリットです。
Wi-Fiを使いたいと思っていた方はもちろん、「ひかりTV for docomo」や「スカパー!」、ドコモ光電話を利用してみたい人にとって、ドコモ光はぴったりでしょう。
ドコモ光で自宅をWi-Fi化する方法の基本知識
前章でドコモ光で自宅をWi-Fi化するメリットを見てきました。
利点がわかったところで「ドコモ光を使ってみてもいいかも」と思った人もいるかもしれませんね。
ここでは、自宅でWi-Fiが使えるようになる基本的な手順を確認しましょう。
Wi-Fiでインターネットを利用するためには以下が必要になってきます。
- ネット回線(今回はドコモ光)
- Wi-Fiルーター
- 接続及び設定をする機器(パソコン、スマホ、タブレットなど)
インターネット回線の契約が必要
自宅でWi-Fiを使ってネット接続するためには、インターネットの契約が必要です。
今回は「ドコモ光の」としているのでドコモ光をこれから契約する、またはすでに契約している人向けに解説します。
まだ契約していない人は、ドコモ光に申し込みを行いましょう。
ドコモ光の月額料金は、タイプによって以下のようになっています。
- ホームタイプ:5,200円
- マンションタイプ:4,000円
詳細は、ドコモとセットでお得?ドコモ光の料金プランを分かりやすく解説でも解説しています。
ドコモ光はドコモのスマホ(携帯電話)とセットで割引ができるため、ドコモを利用している人はお得に利用可能です。
Wi-Fiルーターが必須

光回線(ドコモ光)を利用してWi-Fi接続したい場合は、Wi-Fiルーターが必要になってきます。
Wi-Fiルーターはヤマダ電機などの家電量販店でも売っていますし、Amazonなどでも購入可能です。
Wi-Fiルーターは中クラスのベーシックタイプであれば、5,000円くらいで購入できます。

Wi-Fiルーターの無料レンタルもある
まだドコモ光を契約していなくてこれから契約される方は、GMOとくとくBBのドコモ光が提供するWi-Fiルーター無料レンタルがおすすめです。
GMOとくとくBBが提供するWi-Fiルーターは、実売価格10,000円ほどの高性能なものです。
詳しくは後述しますが、以下2つの大きなメリットがあります。
- インターネットの初期設定が不要
- 高速通信が実現可能なIPv6プラスに対応
レンタルですが無料なので購入費用がかからない分、間違いなくお得です。
設定をするスマホ、パソコンが必要
自宅でWi-Fi接続する際、原則Wi-Fiルーターの設定が必要になってきます。
設定方法について詳しくは後述しますが、スマホでもパソコンでも設定可能です。
それ以外の機器(テレビやゲーム機)では原則できません。
最近はスマホのアプリで設定できる機種が多いため、スマホで設定することをおすすめします。
ドコモ光のWi-Fi設定方法
先述したドコモ光・Wi-Fiルーター・スマホの3つが揃ったところで、ここからは実際にWi-Fiを設定する方法について解説します。
スマホで設定する手順は下記の通りです。
上記の手順で設定は完了します。
Wi-Fiルーターを接続、電源を入れる
Wi-Fiルーターは通常、電源アダプタに接続すると電源が入ります。
完全に起動するまで3分くらいかかることがあるので、起動するまで待ちましょう。
その後に、LANケーブルでドコモ光の終端装置(ONU、またはホームゲートウェイ)とWi-Fiルーターを接続します。

Wi-Fiルーターを購入した場合、ルーターの設定が必要になってきます。
スマホとWi-FiルーターをWi-Fi接続する
ONUとWi-Fiルーターの接続が完了したら、次はWi-FiルーターとスマホをWi-Fi(無線)接続します。
手順は以下の通りです。
※画像はバッファローのWi-Fiルーターで設定したものですが、他社の機種でもほぼ同じ手順で設定が可能です。
①iPhoneの場合はApp Storeから、Androidの場合はGoogle Playから「QRsetup」をインストール

②インストールが完了したらアプリ起動し、ルータの箱に同梱されているセットアップカードの裏面に付いているQRコードを読み取る

③読み取りに成功したら確認画面が表示される

④「次へ」を押すと自動的にWi-Fiの設定が始まり、Wi-Fiの設定が完了するとブラウザを開きインターネットの設定に移る

※Wi-Fiの設定でエラーが出る場合は無線LANの環境を確認してください。
距離が遠すぎたり電子レンジ等による電波障害等の影響で設定が上手くいかない場合もあります。
失敗した場合はアプリを再起動し再度QRコードの読み取りを行ってください。
これで、Wi-FiルーターとスマホのWi-Fi接続が完了しました。
ドコモ光で光電話を利用している場合は、ここまでの設定でインターネットも利用できるはずです。
光電話を利用していない場合、「Internet回線判別中」という画面になるので、その際はプロバイダ情報の入力(※後述)が必要になってきます。

インターネットの設定を行う
「internet側の確認を行う」をタップするとログイン画面が出てきます。
- ユーザー名:「admin」
- パスワード:「password」
と入力すると設定画面に入れます。以下の画像が設定画面です。

一番上の回線の種類の設定は、それぞれ利用している回線の種類に合わせてください。
ドコモ光の場合は「フレッツ光ネクスト」になります。
次に、事前に調べたプロバイダ情報(ユーザー名とパスワード)を入力します。
ドコモ光の場合は他の項目は初期値のままで構いません。
※プロバイダ情報はプロバイダから開通時に送られてくるハガキ(手紙)に記載されています。
わからない場合はプロバイダに問い合わせしてみてください。
接続先ユーザー名と接続先パスワードを正確に入力を終えて、一番下の「設定」をタップすると認証が始まります。
入力に誤りがなければ設定が完了し、インターネットが利用できるようになります。

上記の画面が表示されれば、インターネットの設定は完了です。
「認証に失敗しました」と出る場合は、ユーザー名もしくはパスワードの入力に誤りがあります。
再度確認して慎重に入力してみてください。
スマホなので間違って入力してしまうことが多いです。ゆっくり確認しながら入力しましょう。
接続するスマホ、タブレットを追加する
Wi-Fi接続・インターネットの設定が完了したら、他のスマホ・タブレット・ゲーム機なども接続を追加しましょう。
スマホの場合は「設定」→「Wi-Fi」と進み、セットアップカードに書かれたSSID(Buffalo-○-××××)をタップします。

パスワード入力画面が出てきますので、セットアップカードに書かれた暗号化キーを入力するとWi-Fi接続ができます。
ゲーム機や他の機種では、設定項目の名称が異なっていることもあります(Wi-Fi設定が無線LANになっているなど)が、手順は同じです。
有線で接続したい場合は?
例えば、Wi-Fiに対応していないデスクトップパソコンや、できる限り通信速度を落としたくないゲーム機などで、有線接続を個別にしたい場合があると思います。
その際は、Wi-Fiルーターの有線LANポートにLANケーブルで接続しましょう。
LANケーブルは、家電量販店やAmazonなどで購入すできます。
Wi-Fiの設定が不安な場合はGMOのドコモ光を選ぼう
ここまで読んで、自力でWi-Fiの設定ができるか心配な場合は、上述したGMOとくとくBBのドコモ光がおすすめです。
GMOとくとくBBのドコモ光では、高速通信が期待できる次世代の通信方式「IPv6プラス」を無料で提供しており、対応するWi-Fiルーターが無料でレンタルできます。
GMOとくとくBBのIPv6プラスのメリットは、回線速度が速いだけでなくインターネットの設定が不要という点も挙げられます。
利用開始まで面倒な手間要らず
GMOとくとくBBの「v6プラス」は設定不要!つないで、30分待つだけで設定完了!
※光電話を契約、またはWi-Fiルーターレンタルサービスをお申込みいただくと、接続ID・パスワードの設定が不要になります。参考:速いドコモ光なら GMOとくとくBB | クチコミで人気 の光回線!お得で安いプロバイダー
「設定とかよくわからない……ここまで読んでみたけどできるかどうか不安」
「どうせなら回線速度は速い方が良い」
こんな方は、GMOとくとくBBのドコモ光をご検討ください。
Wi-Fiの回線速度が遅い場合の対処法(※追記)
Wi-Fiの回線速度が遅い場合は以下の原因が考えられます。
- Wi-Fiルーターまでの距離が遠い(壁があると遅くなる)
- Wi-Fiルーター本体が古い
- そもそもインターネットの回線速度が遅い
①の場合は接続したい機器を近くに持っていってみてください。それで速くなれば確実に距離が原因です。
高性能のWi-Fiルーターにバージョンアップすれば解決することもありますが、厚い壁を挟んだり、壁を2枚以上挟んだりすると改善は難しいでしょう。
また、Wi-Fiルーター本体が古い機種の場合は買い替えを検討しましょう。

そもそもインターネットの回線速度が遅い場合の対処法
Wi-Fiでなくインターネットそのものが遅い場合は、インターネットの乗り換え、またはIPv6プラスの利用を検討しましょう。
ドコモ光の場合、ほとんどのプロバイダでIPv6に対応しているため、現在利用している人はプロバイダに問い合わせしてみましょう。
その際、Wi-FiルーターもIPv6に対応している必要があるので注意してください。
※画像はバッファローのカタログの一部です


まとめ
ドコモ光で自宅をWi-Fi化するメリット、Wi-Fiの設定方法などについて解説しました。
改めて、ドコモ光で自宅をWi-Fi化するメリットをおさらいすると、下記の通りです。
今までWi-Fiを利用していなかったのであれば、快適かつお得にインターネットを利用できるはずです。
また、本記事でWi-Fiを利用するまでの手順も解説しました。
ぜひ本記事を参考に、ドコモ光のWi-Fiを利用するか検討してみてください!
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