ドコモを利用していて「月額料金を安くしたい」と思っている人は多いです。
携帯料金は毎月支払うものなので、少し安くなるだけでも年間のインパクトはかなり変わってくるものです。
しかし安くしたいは思うものの「具体的にどうすればいいかわからない」「ドコモショップで相談すると余計なものを契約させられそうで嫌」という悩みにぶち当たります。
そこでこの記事では、少しでもドコモの料金を安くする具体的な方法を3つ紹介します。
無駄なオプションをはずす
まずは無駄なオプションをはずすことから始めましょう。
スマホを契約する時に「このオプションに加入すると◯◯円割引になります〜」「すぐに解約しても大丈夫なので〜」こんなセールストークを受けたことありませんか?
このように契約時に不要なオプションに加入しているパターンは非常に多いです。
また、加入したオプションを解約し忘れて、使わないのにも関わらずお金を払い続けている人もかなり多いのが現状です。
「自分は大丈夫」と思っていても、意図せず加入させられていたという悪質なケースもあるので、自分のプランを確認してみましょう。
プランの確認方法
ドコモのオプションを解約する方法は3通りあります。
- ドコモショップで解約
- オンライン(My docomo)で解約
- 電話(151)で解約
ドコモショップでの解約は待ち時間が長い上に、余計なプランをおすすめされる可能性もあるので今回は省きます。
オンライン(My docomo)で解約する
オンラインで解約する場合は、My docomoにログインします。
※My docomoのアカウントを持っていない人は新規で作る必要があります。
My docomoにログインしたら「契約内容・手続き」に進み、「全てのご契約内容の確認」を押します。
そこに契約している内容がでるので、「解約」ボタンを押します。
オンラインでは24時間場所を問わずにできるので、手っ取り早く解約したい人におすすめです。
電話(151)で解約する
「オンラインでの手続きは苦手」「IDなどがわからない」という人は電話の手続きで解約しましょう。
ドコモの携帯電話から「151」のダイヤルに発信すると、ドコモインフォメーションセンターに繋がります。(午前9時~午後8時)
電話が繋がったら「4-3-2」のスキップ番号を押せばオプション解約の窓口に繋がります。
インフォメーションセンターは混雑しやすく繋がりにくいのですが、一度繋がってしまえばオペレーターと話しながら解約ができるので、粘り強く待ちましょう。
また、電話での手続きにはネットワーク暗証番号が必要になります。ネットワーク暗証番号は契約時に決めた4桁の番号です。
覚えていない場合はドコモショップなどでの手続きが必要です。
プランを見直す
無駄なオプションを解約したら、次に料金プランを見直しましょう。
具体的には以下のパターンで見直しが可能です。
- 電話のプランがあっているか確認する
- データ容量があっているか確認する
- 家族で使っている場合はシェアパックにできないか確認する
電話のプランを確認する
現在ドコモの電話プランは以下の2つです。
- カケホーダイプラン:24時間電話し放題(2,970円(税込み))
- カケホーダイライトプラン:5分以内の通話が無料(1,870円(税込み))
- シンプルプラン:家族内通話無料(1,078円(税込み))
もしも5分以内の通話があまりないのであれば、カケホーダイプランからカケホーダイライトプランに変更するだけで月額料金が1,100円(税込み)削減できます。
最近はLINEなどの通話アプリも増えているので、代用できる場合は代用してしまいましょう。
データ容量を確認する
次にデータ容量のプランを確認しましょう。
データ容量は携帯料金のうちの大きな割合を占めています。ドコモの場合は以下のプランがあります。
利用プラン(スマホ) | 月額料金(税込) |
---|---|
データSパック(2GB) | 3,850円 |
データMパック(5GB) | 5,500円 |
ウルトラデータLパック (20GB) | 6,600円 |
ウルトラデータLLパック (30GB) | 8,800円 |
シェアパック5(小容量) | 7,150円 |
シェアパック10(小容量) | 10,450円 |
シェアパック15(標準) | 13,750円 |
ウルトラシェアパック30 | 14,850円 |
ウルトラシェアパック50 | 17,600円 |
ウルトラシェアパック100 | 27,500円 |
契約時にどれくらいのデータ容量が必要かわからず「多くの方がMパック(5GB)に加入されます」とおすすめされるパターンが多いのですが、その後実際にどのくらい使っているのか確認する人は実はあまりいません。
本当は2GBで十分なのにも関わらず5GBのプランに入っている場合は毎月1,650円(年間19,800円(税込み))損しているのです。
必ず「自分がどのくらいのデータ量を使っているのか」を確認しましょう。
データ量の確認方法
上述のMy docomoにログイン後、「データ量」のページにて実際に使ったデータ量が確認できます。
当月だけでなく今までのデータも確認できるので、それらのデータから自分に必要なデータプランはどれか、を考えましょう。
データプランは月ごとに変更可能で、オンライン・電話・店頭にて手続き可能です。
家族のプランを確認する
家族でドコモを利用している場合は家族全体のプランを確認しましょう。
ドコモではシェアパックという家族でデータ量を分け合い使うプランがあります。
例で見るとお得度がわかりやすいので、4人家族の実例に当てはめてみます。
【それぞれデータパックを契約している場合】
- お母さん:Sパック(3,850円)
- お父さん:Sパック(3,850円)
- 息子:Mパック(5,500円)
- 娘:Mパック(5,500円)
合計:18,700円(税込み)(14GB)
【シェアパックを契約している場合】
- お母さん:シェアパック15(13,750円)
- お父さん:シェア子回線(550円)
- 息子:シェア子回線(550円)
- 娘:シェア子回線(550円)
合計:15,400円(税込み)(15GB)
家族でドコモを使っているけどそれぞれデータプランを契約しているのであれば、シェアパックの利用を検討してみましょう。
もくじに戻る固定回線をドコモ光にする
自宅の固定回線をドコモ光に変更すると、ドコモの利用料金を節約できます。
プラン | 種類 | 料金(税込) | プロバイダ |
---|---|---|---|
タイプA (1Gbps) | 戸建て | 5,720円 | so-net、ぷらら、BIGLOBE、nifty等 |
マンション | 4,400円 | so-net、ぷらら、BIGLOBE、nifty等 | |
タイプB (1Gbps) | 戸建て | 5,940円 | OCN・AsahiNET等 |
マンション | 4,620円 | OCN・AsahiNET等 | |
単独タイプ | 戸建て | 5,500円 | タイプA・B以外の プロバイダ |
マンション | 4,180円 | タイプA・B以外の プロバイダ | |
ドコモ光ミニ | 戸建てのみ | 2,970円~6,270円 |
ドコモ光を利用すると、スマホのデータプランの大きさに応じて割引される仕組みになっていて、シェアパックなどの大きなプランを利用していれば大きな額節約できます。
データ量に応じた割引額は以下の通り。
利用プラン(スマホ) | 割引額(税込) |
---|---|
データSパック(小容量) | – |
データMパック(標準) | 880円 |
ウルトラデータLパック | 990円 |
ウルトラデータLLパック | 1,210円 |
シェアパック5(小容量) | 880円 |
シェアパック10(小容量) | 1,320円 |
シェアパック15(標準) | 1,980円 |
ウルトラシェアパック30 | 2,750円 |
ウルトラシェアパック50 | 3,190円 |
ウルトラシェアパック100 | 3,850円 |
例えばシェアパック15GBであれば、毎月1,980円(税込み)の割引が受けられます。
ドコモ利用者でドコモ光を契約していない場合は検討してみましょう。

フレッツ光を利用している場合
フレッツ光を利用している人は一番お得にドコモ光を利用できます。
ドコモ光は光コラボと呼ばれていて、フレッツ光の設備をそのまま利用しています。
フレッツ光から光コラボに切り替えることを転用と呼び、転用は工事費用がかからない上に、フレッツ光の解約金もかかりません。
現状とほとんど変わらない状態で割引を受けることができるので、かなりお得です。
フレッツ光以外を利用中か光回線を契約していない場合
フレッツ光以外を利用している場合、もしくは光回線を契約していない場合はドコモ光を新規で契約する必要があります。
どちらも共通して工事費用がかかり、他社からの乗り換えには解約金がかかるケースが多いです。
ドコモ光の工事費は戸建が19,800円、マンションが16,500円です。
かかる初期費用と割引額を計算して、何ヶ月で初期費用を回収できるかを計算すると判断しやすいでしょう。
初期工事費が無料になるキャンペーン実施中
2019年6月1日から、ドコモ光はキャンペーンにより初期工事費が無料となっています。
特に条件はなく、キャンペーン期間中に新規契約をすれば適用されます。
キャンペーンは現時点で終了日は限定されていませんが、キャンペーンが終了すると工事費19,800円するので検討している場合はこの機会を逃さないようにしましょう。
キャッシュバックで初期費用が抑えられる
ドコモ光の公式プロバイダであるGMOとくとくBBでは、キャッシュバックキャンペーンを行なっています。
キャッシュバック額は最大37,500円。詳細は以下の通りです。
- ドコモ公式キャンペーン:dポイント2,000pt
- GMOとくとくBBキャンペーン:最大35,500円
ドコモの公式キャンペーンはどこでお申込みしてももらえます。
まとめ
ドコモ光の月額料金を安くするには以下の方法が有効です。
- 無駄なオプションをはずす
- プランを見直す
- ドコモ光を契約する
場合によっては3つ合わせて5,000円以上お得になるケースもあります。
毎月の固定費の中で、携帯代を含む通信費は大きな割合を占めることも多いです。
1つずつ見直して、お得に使いこなしましょう。
機種変更に関しては下記ページをご参考ください。