ドコモを利用していて「月額料金を安くしたい」と思っている人は多いです。
携帯料金は毎月支払うものなので、少し安くなるだけでも年間のインパクトはかなり変わってくるものです。
しかし安くしたいとは思うものの「具体的にどうすればいいかわからない」「ドコモショップで相談すると余計なものを契約させられそうで嫌」という悩みにぶち当たります。
そこでこの記事では、少しでもドコモの料金を安くする具体的な方法を5つ紹介します。
目次
ドコモ料金を安くする方法を人数、用途別で解説
ドコモを利用している方の中には、月額料金を安くしたいけどどうしたらいいかわからないという方も多いのではないでしょうか?
ここでは、以下のように人数や用途別でドコモの料金を安く抑える方法を紹介していきます。
1人でスマホのみの利用
1人暮らしでスマホのみを利用する場合は、ドコモのスマホではなくドコモが運営する格安SIMであるahamoの利用がおすすめです。
ahamoは、データ容量20GBプランが2,970円(税込)で利用でき、ドコモのスマホを契約するよりも安くなります。
20GBで容量が足りなくなった場合は、80GBを追加してデータ容量を100GBにすることも可能です。
100GBにしても月額4,950円なので、ドコモのスマホや光回線を利用するよりも月額料金を安く抑えられます。
1人でスマホ+ゲーム・PCの利用
1人くらしであるものの、家でオンラインゲームやPCの利用がある場合は、ahamoの20GBプランとenひかりの組み合わせがおすすめです。
enひかりには勝手割という月額料金が110円割引になるサービスもあるため、他の光回線よりも安く利用できます。
実際にahamoの20GBとenひかりを契約した場合の月額料金は、マンションで6,380円、戸建てで7,480円です。
オンラインゲームやPCの利用のために安い光回線も求めている方は、ahamoの20GBとenひかりを組み合わせて契約しましょう。
ただし、enひかりを利用するためには工事が必要であり、工事ができない物件では利用できません。
工事ができない物件に住んでいる場合は、工事なしで利用できるドコモhome5Gがおすすめです。
ドコモhome5Gとahamoの組み合わせでも7,920円で利用できるため、工事の可否によって契約先を変えましょう。
2人でスマホのみの利用の場合
2人暮らしでスマホのみが必要な場合も1人暮らしと同じようにahamoの20GBプランがおすすめです。
ahamoの20GBであれば、2人で利用しても月額料金が5,940円となり、ドコモを始めとした大手キャリアよりも安く利用可能です。
毎日多くの動画を観ないのであれば、20GBでデータ容量が足りなくなることはほぼありません。
足りなった際には、1台ずつ80GBの容量追加が可能なので、追加を検討しましょう。
2人でスマホ+パソコンの利用の場合
2人暮らしであり、家でオンラインゲームやPCの利用がある場合も、ahamoの20GBプランとenひかりの組み合わせがおすすめです。
enひかりには勝手割という月額料金が110円割引になるサービスもあるため、2人暮らしでも他の光回線よりも安く利用できます。
実際に2人分のahamoの20GBとenひかりを契約した場合の月額料金は、マンションで9,260円、戸建てで10,360円です。
もちろん、enひかりを利用するためには工事が必要であり、工事なしでは利用できないため、工事不可な物件の場合はドコモhome5Gを契約しましょう。
3人以上でスマホのみの利用の場合
3人以上でスマホのみが必要な場合も月額料金を安くしたいのであれば、ahamoの20GBプランがおすすめです。
ahamoの20GBを3人で契約した場合の月額料金は8,910円と安く抑えられます。
ただし、3人以上であり毎月3GB以下で問題ない家庭では、ドコモの3Gプランがおすすめです。
ドコモの3Gプランは月額2,728円ですが、1,100円引きのセット割187円引きのdカード払い割引を適用すると、1人あたり月額1,441円に抑えられます。
毎月必要なデータ容量によって、ahamoとドコモを適切に選択しましょう。
3人以上でスマホ+パソコンの利用の場合
3人以上の家庭であり、家でオンラインゲームやPCの利用がある場合も、ahamoの20GBプランとenひかりの組み合わせがおすすめです。
3人以上の家庭でもenひかりの勝手割が適用されるため、月額料金の割引を受けられます。
実際に3人分のahamoの20GBとenひかりを契約した場合の月額料金は、マンションで12,100円、戸建てで13,230円です。
また、毎月3GB以上使わず、ドコモの3GBプランを利用する場合の月額料金は、マンションで12,584円、戸建てで13,904円となっています。
家ではあまり使わず、外出先での利用がメインの方には、5Gギガホ プレミアもおすすめです。
5Gギガホ プレミアは、データ容量無制限で使うことができるプランであり、家族割やセット割を適用すると月額4,928円で利用できます。
また、使用データ容量が3GB以内だった月は、月額3,278円と約1,600円も安くなるため、月ごとに使用するデータ容量が異なる方は5Gギガホ プレミアも検討してみてください。
ドコモの新プラン「ahamo」に乗り換える

料金(税込) | 20GB:2,970円 100GB:4,950円 |
---|---|
速度 | 速度制限後最大1Mbps |
契約手数料 | 0円 |
データ容量 | 最大100GB |
音声通話料金 | 5分無料 5分以降30秒22円 かけ放題プラン1,100円 |
違約金 | 0円 |
ahamoは、20GBで月額2,970円という圧倒的な安さを誇るドコモの新プランです。
ドコモのオンラインサイト限定のプランであり、申し込み~サポートまですべてオンラインでの対応となっています。
そのため、店舗に行かずともすべての工程を行えるというメリットもあります。
また、2022年6月に新オプションとして1,980円で80GB追加できる「大盛りオプション」がリリースされたことで、容量が足りないという悩みも解決できるでしょう。
毎月の費用を抑えたい方はぜひahamoを利用してみてください。

固定回線をドコモ光にする

料金(税込) | ホーム:5,720円 マンション:4,400円 |
---|---|
速度 | 下り速度217Mbps 上り速度182Mbps |
契約手数料 | 3,300円 |
契約期間 | 2年 |
違約金 | 14,300円 |
ドコモ光は、ドコモユーザーにおすすめの光回線。毎月最大1,100円(税込)の割引が受けることができます。
フレッツ回線を使うため、フレッツ光導入済みマンションなら工事費なしで使えます。
新規回線工事費用は無料です。
またdポイント2,000ptがプレゼント。
- 最大40,000円現金キャッシュバック
- 乗り換えなら違約金30,000円まで負担
- 10ギガプラン申し込み場合20,000円のキャッシュバック
- 「ドコモ光セット割」で毎月月額最大1,100円もおトクに
- dポイント2,000ptがプレゼント
※2023/5/19 更新
フレッツ光を利用している場合
フレッツ光を利用している人は一番お得にドコモ光を利用できます。
ドコモ光は光コラボと呼ばれていて、フレッツ光の設備をそのまま利用しています。
フレッツ光から光コラボに切り替えることを転用と呼び、転用は工事費用がかからない上に、フレッツ光の解約金もかかりません。
現状とほとんど変わらない状態で割引を受けられるので、かなりお得です。
光コラボを利用してる場合
光コラボを利用している方がドコモ光に乗り換えをするには、事業者変更を行う必要があります。
事業者変更を行う際には、現在契約中の光コラボ事業者から事業者変更承諾番号を発行してもらいましょう。
利用している光コラボによって発行方法は異なりますが、基本的には電話またはweb上で申請からの問い合わせにて発行可能です。
事業者変更承諾番号を発行してもらったら、ドコモ光にて事象者変更の申し込みを行います。
現在の回線の契約名義や契約IDの確認なども行うため、申し込み前に準備しておきましょう。
ドコモ光で申し込みを行ったら、開通の案内を始めとした書類が送られてくるので、自分で設定したら使用可能です。
光コラボからの事業者変更は工事不要なので、申し込みさえ完了したらすぐに使い始められます。
ただし、事業者変更承諾番号の有効期限は15日間なので、発行後は早めに乗り換え手続きを行いましょう。
フレッツ光および光コラボ以外を利用中か光回線を契約していない場合
フレッツ光以外を利用している場合、もしくは光回線を契約していない場合はドコモ光を新規で契約する必要があります。
どちらも共通して工事費用がかかり、他社からの乗り換えには解約金がかかるケースが多いです。
ドコモ光の工事費は戸建が19,800円、マンションが16,500円です。
かかる初期費用と割引額を計算して、何ヶ月で初期費用を回収できるかを計算すると判断しやすいでしょう。
初期工事費が無料になるキャンペーン実施中
2023年3月現在、ドコモ光はキャンペーンにより初期工事費が実質無料となっています。
特に条件はなく、キャンペーン期間中に新規契約をすれば適用されます。
キャンペーンは現時点で終了日は限定されていませんが、キャンペーンが終了すると工事費19,800円するので、検討している場合はこの機会を逃さないようにしましょう。
キャッシュバックで初期費用が抑えられる
ドコモ光の公式プロバイダであるGMOとくとくBBでは、キャッシュバックキャンペーンを行なっています。
キャッシュバック額は最大37,500円であり、詳細は以下の通りです。
- ドコモ公式キャンペーン:dポイント2,000pt
- GMOとくとくBBキャンペーン:最大35,500円
ドコモの公式キャンペーンはどこでお申込みしてももらえます。
dカード/dカード GOLDを利用する
ドコモのクレジットカードであるdカードやdカードGOLDを利用したスマホ代の支払いにした方には、割引や特典が用意されています。
ほぼ全てのプランにて、dカード支払いを設定するとdカード支払い割引が適用され、毎月187円割引とdポイント還元が受けられます。
dカードであれば年会費無料で作れるため、少しでも月額料金を抑えたい方はdカードを作成して支払いに設定することがおすすめです。
ドコモ光や家族でドコモのスマホを利用している方はお得になるので、dカード GOLDは年会費11,000円が発生しますが、ポイント還元率が高くなります。
無駄なオプションをはずす
スマホを契約する時に「このオプションに加入すると◯◯円割引になります〜」「すぐに解約しても大丈夫なので〜」こんなセールストークを受けたことありませんか?
このように契約時に不要なオプションに加入しているパターンは非常に多いです。
また、加入したオプションを解約し忘れて、使わないのにも関わらずお金を払い続けている人もかなり多いのが現状です。
「自分は大丈夫」と思っていても、意図せず加入させられていたという悪質なケースもあるので、自分のプランを確認してみましょう。
プランの確認方法
ドコモのオプションを解約する方法は3通りあります。
- ドコモショップで解約
- オンライン(My docomo)で解約
- 電話(151)で解約
ドコモショップでの解約は待ち時間が長い上に、余計なプランをおすすめされる可能性もあるので今回は省きます。
オンライン(My docomo)で解約する
オンラインで解約する場合は、My docomoにログインします。
※My docomoのアカウントを持っていない人は新規で作る必要があります。
My docomoにログインしたら「契約内容・手続き」に進み、「全てのご契約内容の確認」を押しましょう。
そこに契約している内容がでるので、「解約」ボタンを押します。
オンラインでは24時間場所を問わずにできるので、手っ取り早く解約したい人におすすめです。
電話(151)で解約する
「オンラインでの手続きは苦手」「IDなどがわからない」という人は電話の手続きで解約しましょう。
ドコモの携帯電話から「151」のダイヤルに発信すると、ドコモインフォメーションセンターに繋がります。(午前9時~午後8時)
電話が繋がったら「4-3-2」のスキップ番号を押せばオプション解約の窓口に繋がります。
インフォメーションセンターは混雑しやすく繋がりにくいのですが、一度繋がってしまえばオペレーターと話しながら解約ができるので、粘り強く待ちましょう。
また、電話での手続きにはネットワーク暗証番号が必要になります。ネットワーク暗証番号は契約時に決めた4桁の番号です。
覚えていない場合はドコモショップなどでの手続きが必要です。
プランを見直す
- カケホーダイプラン:24時間電話し放題(2,970円(税込))
- カケホーダイライトプラン:5分以内の通話が無料(1,870円(税込))
- シンプルプラン:家族内通話無料(1,078円(税込))
もしも5分以内の通話があまりないのであれば、カケホーダイプランからカケホーダイライトプランに変更するだけで、月額料金が1,100円(税込)削減できます。
す. 最近はLINEなどの通話アプリも増えているので、代用できる場合は代用してしまいましょう。
データ容量を確認する
次にデータ容量のプランを確認しましょう。
データ容量は携帯料金のうちの大きな割合を占めています。ドコモの場合は以下のプランがあります。
利用プラン(スマホ) | 月額料金(税込) |
---|---|
データSパック(2GB) | 3,850円 |
データMパック(5GB) | 5,500円 |
ウルトラデータLパック (20GB) | 6,600円 |
ウルトラデータLLパック(30GB) | 8,800円 |
シェアパック5(小容量) | 7,150円 |
シェアパック10(小容量) | 10,450円 |
シェアパック15(標準) | 13,750円 |
ウルトラシェアパック30 | 14,850円 |
ウルトラシェアパック50 | 17,600円 |
ウルトラシェアパック100 | 27,500円 |
契約時にどれくらいのデータ容量が必要かわからず「多くの方がMパック(5GB)に加入されます」とおすすめされるパターンが多いのですが、その後実際にどのくらい使っているのか確認する人は実はあまりいません。
本当は2GBで十分なのにも関わらず5GBのプランに入っている場合は、毎月1,650円(年間19,800円(税込))損しているのです。
必ず「自分がどのくらいのデータ量を使っているのか」を確認しましょう。
データ量の確認方法
上述のMy docomoにログイン後、「データ量」のページにて実際に使ったデータ量が確認できます。
当月だけでなく今までのデータも確認できるので、それらのデータから自分に必要なデータプランはどれか、を考えましょう。
データプランは月ごとに変更可能で、オンライン・電話・店頭にて手続き可能です。
家族のプランを確認する
家族でドコモを利用している場合は家族全体のプランを確認しましょう。
ドコモではシェアパックという家族でデータ量を分け合って使うプランがあります。
例で見るとお得度がわかりやすいので、4人家族の実例に当てはめてみます。
【それぞれデータパックを契約している場合】
- お母さん:Sパック(3,850円)
- お父さん:Sパック(3,850円)
- 息子:Mパック(5,500円)
- 娘:Mパック(5,500円)
合計:18,700円(税込み)(14GB)
【シェアパックを契約している場合】
- お母さん:シェアパック15(13,750円)
- お父さん:シェア子回線(550円)
- 息子:シェア子回線(550円)
- 娘:シェア子回線(550円)
合計:15,400円(税込み)(15GB)
家族でドコモを使っているけどそれぞれデータプランを契約しているのであれば、シェアパックの利用を検討してみましょう。
よくある質問
ドコモの携帯料金を安くする方法はありますか?
ドコモの携帯料金を安くするには、5つの方法があります。
1.ドコモの新プラン「ahamo」に乗り換える
2.固定回線をドコモ光にする
3.dカード/dカード GOLDを利用する
4.無駄なオプションをはずす
5.プランを見直す
記事内ではより詳しく解説しています。ドコモの携帯料金が高い理由は?
ドコモが高い理由はいくつかあります。端末と回線契約をセット販売している、サポート体制が充実しているなどが挙げられます。ドコモだけでなく、auやソフトバンクも携帯料金が高いです。ドコモの携帯料金を下げたい場合は、「ahamo」に乗り換えることがおすすめです。記事内ではより詳しく解説しています。
まとめ
ドコモの月額料金を安くするには以下の方法が有効です。
場合によっては5つ合わせて5,000円以上お得になるケースもあります。
毎月の固定費の中で、携帯代を含む通信費は大きな割合を占めることも多いです。
1つずつ見直して、お得に使いこなしましょう。
機種変更に関しては下記ページをご参考ください。
【保存版】ドコモオンラインショップで機種変更するメリットを紹介【お得】今なら55,500円分のキャッシュバックつき。さらに、ドコモユーザーは割引があり、dポイントも溜まるので、ドコモヘビーユーザーに非常にお得な光回線!