「ドコモ回線のポケット型WiFiって良いのかな?」
「新料金プランになってから、ポケット型WiFiはお得になった?」
こんな疑問をお持ちの方もいると思います。
そこで今回は、ドコモ回線のポケット型WiFiを選ぶメリットデメリットや新料金プランになってからどう変わったかを解説します。
まずは結論から!
【結論】
ドコモのポケット型WiFiは新料金プランで使うなら一部の人にはアリだが、基本的には割高でオススメしない
当サイトは忖度なしの正直な視点で解説しますが、どんなサービスであっても、「○○な人には良い」というように条件によってはオススメできるケースが比較的多いです。
ですが、これまでのドコモWi-Fiについては、全方位でオススメできる要素がほとんどないという評価でした。
ですが、「月30GBまでの通信量で足りる」という人で、ギガホが割引で5,478円(半年)で使えるなら許容範囲、という意味で一部の人には「アリ」かなと。でも割高ですけど。
ドコモ回線のポケット型WiFiを選ぶメリット
まずはメリットから紹介しますが、正直なところ、「強いていうなら」というレベルでメリットとしては弱いです。
新料金プランの「ギガホ」であれば、データ通信量によっては若干割安にはなりました。
1.家族でドコモを使っているなら、割引がある
※ギガホは2021年3月31日をもって新規申込み受付を終了しました
2020年4月現在、ドコモの契約が3回線以上で、必要な条件を満たした場合、新料金プランが半年間の割引が受けられるのでお得です。
ちなみに、申込み時期(①2019年9月30日まで ②2019年10月1日以降)により割引の適用条件が異なるので、注意しましょう。
以下は、新料金プランの基本料金と割引適用後の料金です。
プラン名 | ギガライト (1~7GB:使った分) | (30GBまで) |
---|---|---|
基本料金 | 定期契約あり →3,278円~ 定期契約なし →4,928円~ | →7,678円 定期契約なし →7,865円 |
割引適用後 | 2,178円~ |
ギガホが5,478円(税込)で使えるなら、お得な感じですよね。
他社では無制限で3,000円クラスも珍しくないので、それを考えると微妙なのですが・・・
2.速度が速い
ドコモのLTE回線を利用するため、利用環境や接続するエリアによっても差はあるものの、通信スピードの速さはある程度期待できます。
3.通信が安定していて、山間部にも強い
周波数帯域が充実しているので、通信の安定性には一定の評価があります。
また、auやソフトバンクの電波が届かない山間部や僻地でも、ドコモだけはつながる・・といったケースも多くみられます。
ドコモ回線のポケット型WiFiを選ぶデメリット
次にデメリットをみてみましょう。
1.料金が割高
ドコモWiFiの料金は、他社の類似サービスと比較すると、トータルでかかる料金は割高となるので、オススメできる要素はほとんどありません。
ですが、データ通信量が7GB以上で月30GBの間に収まるなら、「ギガホ(7,678円)」でなんとか許容できるレベルにはなります。
とはいえ、無制限で安く使えるポケット型WiFiサービスがたくさんあるので、比較すると割高なのは変わりないのですが・・・。
【ドコモのポケット型WiFi】

新料金プランの「ギガホ」または「ギガライト」のプランに、「データプラス(月額1,100円(税込))」を追加すれば、ポケット型WiFiが使えるようになります。
・・・確かにそれだけなら高くないですよね?でも実は、スマホとポケット型WiFiでデータ容量を分け合うことになるので、微妙なんですよね。端末代金も別ですし。
2.端末は別途購入で24ヶ月以内の解約は一括払いとなる
現在販売されている「Wi-Fi STATION N-01J」などの端末代金は、月々の分割金と通信料の割引金額が同額です。そのため24ヶ月以上利用すれば端末代金が実質タダになります。
ただし、24ヶ月以内に解約する場合は、残額を一括で支払うことになるので注意が必要です。
3.無制限プランがない
ドコモのデータ通信用のプランには、無制限プランがありません。
上限のあるプランしか選べず、料金も高いので、はっきりいって選ぶ理由を探す方が難しいくらい魅力がありません。
ドコモ回線のポケット型WiFiをレンタルする場合のチェックポイント
上記のように、ポケット型WiFiを直接ドコモで契約するとデメリットの方が多いので、レンタルがおすすめ。
1.料金
WiFiレンタルが乱立しているため、良いサービスの低価格で提供する事業者も増えたので、少しでもお得な料金で契約できるよう比較検討は必須です。
一見すると安い料金であっても、支払い方法がクレジットカードの場合だけ、というパターンが多いので、条件をきちんとチェックしましょう。
2.最低利用期間の有無
これまで縛りなしだった業者が、気がついたら「最低利用期間あり」に変更されるケースもあるため注意が必要です。
ネット上の比較サイトなどは情報が古かったり、間違っている可能性もあるので、鵜呑みにせず、必ず公式サイトで最新の情報を確認しましょう。
3.利用者の口コミ
実際に使っている人の体験談はとても有益な情報です。
TwitterなどSNSには、忖度のない本音の口コミがたくさんあるので、気になるサービスについては、一度検索してみることをオススメします。
まとめ
今回は、ドコモ回線を使ったポケット型WiFiのメリットとデメリットをまとめました。
回線速度や安定性の面では良いところもあり、新料金プランでシンプルにわかりやすくなったのですが、とにかく料金が割高というデメリットが大きすぎるのです。
冒頭でお伝えした以下の結論のとおりです。
ドコモのポケット型WiFiは新料金プランで使うなら一部の人にはアリだが、基本的には割高でオススメしない
一部の人=「月30GBまでの通信量で足りる」という人ですね。繰り返しますが、ギガホが割引適用で5,478円(半年のみ)なら、許容範囲という意味では「アリ」かなと。
まあ、割高ですし、強いていえばのレベルですが。
というわけで、ドコモのポケット型WiFiにこだわるなら、レンタルがオススメ。各レンタルサービスの中から、料金や利用期間など、ニーズにあったものを選ぶのが良いでしょう。
Wi-Fiサービスが乱立状態の今だからこそ、メリット・デメリットを理解した上で、本当にお得なポケット型WiFiを選んでいきたいですね!
レンタルWiFiを利用する方はこちらの記事がおすすめです。

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