インターネット回線を契約していると、気になるのがプロバイダ料金です。
特にフレッツの場合は、回線とプロバイダを別々に支払うので、毎月のプロバイダ料金が気になるでしょう。
中には「プロバイダ料金を少しでも安くしたい」という人も多いと思います。
そこで本ページではプロバイダ料金を安くする方法について解説します。
【30秒でわかる結論】
先に言ってしまうと、現在フレッツ光のプロバイダのみ変更するメリットはほとんどなく、ドコモ光やソフトバンク光などに転用する方をお勧めします。
- ドコモを家族で利用の方:ドコモ光へ乗り換え・転用
- auを家族で利用の方:So-net光プラスへ乗り換え・転用
- ソフトバンクを家族で利用の方:ソフトバンク光へ乗り換え・転用
- それ以外の方:enひかりへ乗り換え
がプロバイダ料金を大きく安くする方法です。
プロバイダ乗り換えのみでは月額500円程度しか変わりませんが、回線そのものを乗り換えてしまえば月額1,100円(税込)以上安くできる可能性が高いです。
プロバイダ変更でどれくらい安くなる?

あくまで参考程度となりますが、例えばフレッツ光のプロバイダをOCNから比較的安いGMOとくとくBBに変更したとします。
その際ファミリータイプのプロバイダ料金はそれぞれ、
- OCN:月額1,210円(税込)
- とくとくBB:月額836円(税込)
その差約370円です。
わずか370円でも年間にすれば4,000円以上変わってくるので変更するメリットはありますが、今はそれよりもずっと安く出来る選択肢があります。
もくじに戻るスマホとセット割ができる光回線へ移行する

プロバイダ料金、もとい光回線の月額料金を少しでも安くしたい場合はプロバイダのみ変更するのではなく、光コラボレーションと呼ばれる光回線への移行(転用と言います)をお勧めします。
光コラボレーションはそれ単体ではフレッツ光と比べて大きく安いというわけではありませんが、スマホとセット割ができるものを選ぶと月額千円~数千円以上毎月の支払いを安くすることが出来ます。
それぞれのスマホの会社によってセット割が適応される回線が違うので、チェックしておきましょう。
参考記事:結局どれがお得?光コラボレーションキャンペーン比較
ドコモ利用者ならドコモ光

料金(税込) | ホーム:5,720円 マンション:4,400円 |
---|---|
速度 | 下り速度217Mbps 上り速度182Mbps |
契約手数料 | 3,300円 |
契約期間 | 2年 |
違約金 | 14,300円 |
ドコモ光は、ドコモユーザーにおすすめの光回線。毎月最大1,100円(税込)の割引が受けることができます。
フレッツ回線を使うため、フレッツ光導入済みマンションなら工事費なしで使えます。
新規回線工事費用は無料です。
またdポイント2,000ptがプレゼント。
- 最大35,500円現金キャッシュバック
- 乗り換えなら違約金20,000円まで負担
- 10ギガプラン申し込み場合10,000円のキャッシュバック
- 「ドコモ光セット割」で毎月月額最大1,100円もおトクに
- dポイント2,000ptがプレゼント
※2023/1/17更新
ソフトバンク利用者ならソフトバンク光
ソフトバンク光は、ソフトバンクユーザーにおすすめの光回線。
フレッツ回線を使うため、フレッツ光導入済みマンションなら工事費なしで使えるのも特徴です。
また、工事完了まで無料でWi-Fiレンタルもできるため、引っ越し直後のインターネットにも困りません。
- 最大63,400円現金キャッシュバック もしくは Nintendo Switchをプレゼント
- 乗り換えなら違約金を上限100,000円まで負担
- ネット開通までの期間Wi-Fiルーターを無料レンタル
- ソフトバンクまたはY!mobileユーザーならおうち割 光セットで「1台あたり」毎月月額最大1,100円もおトクに
※2023/1/15更新
au利用者ならso-net光プラス

料金(税込) | ホーム:6,138円 マンション:4,928円 |
---|---|
速度 | 上り:1Gbps 下り:1Gbps |
契約手数料 | 3,300円 |
契約年数 | 2年 |
違約金 | 20,000円 |
So-net光プラスは光コラボの1つで、So-netがプロバイダとして提供している光回線サービスです。
他の光コラボサービス同様、フレッツ光(NTT)の回線を利用しているので、最大1Gbpsの高速通信が可能です。
So-net光プラスは、数ある光コラボの中でも特に月額料金が安いのが特徴です。
工事費実質無料や24ヶ月間に渡って月額2,000円以上も割引される「月額大幅割引キャンペーン」などキャンペーンも多く用意されています。
費用を抑えつつ、高速通信ができる光回線を探している方におすすめです。
一人で利用している場合や格安SIMの場合はenひかりが安い

料金(税込) | ホーム:4,620円 マンション:3,520円 |
---|---|
速度 | 上り:1Gbps 下り:1Gbps |
契約手数料 | 3,300円 |
契約年数 | 縛りなし |
違約金 | なし |
enひかりは、業界最安値水準で月額料金でありながら最低利用期間がないという特徴がある光回線です。
光回線の料金相場はホームで5,000~6,000円、マンションで4,000~5,000円ですが、enひかりはホームで4,620円、マンションで3,520円と相場よりも安くなっています。
通常、光回線は2年または3年の契約期間縛りがあり、途中解約をすると違約金が発生します。
しかし、enひかりは最低利用期間がないので、違約金も発生しません。
相場は20,000円以上の工事費もenひかりでは16,500円と安いので、料金を抑えて光回線を利用したい方におすすめです。
プロバイダ料金で大きく差は出ない

これまで解説してきたように、プロバイダを変更するよりもスマホセット割を適応させた方がお得です。
プロバイダ料金は各社でそこまで大きく差が出るのものではなく、安いものに変えてもスマホセット割でスマホ代を割り引いた方が高額の割引額となるからです。
例えばフレッツ光の場合、一般的なプロバイダはOCNで月額料金は1,210円(税込)。一番安いプロバイダはBBエキサイトで月額料金は550円(税込)。
プロバイダをOCNからBBエキサイトに変更すれば月々600円以上お得になります。
一方スマホセット割を適応させて月2,200円(税込)の割引を受けたとします。
この場合は税込1,100円のプロバイダから税込550円のプロバイダに変更する場合と比べても約1,400円分もお得になる金額が高くなります。
このように例をみても、プロバイダを変更するよりもスマホセット割を適応させた方がお得になる金額は高くなります。
もくじに戻るフレッツ光から光コラボへの転用はお得
フレッツ光を利用している場合は、光コラボレーションを選んで転用するとお得になります。
フレッツ光から光コラボへ転用すると、下記のようなメリットがあります。
- 転用キャンペーンが適応されてキャッシュバックが貰える
- 工事費がかからない
- 違約金がかからない
- 月額料金が安くなる
上記のように豊富なメリットがあります。
まず転用した場合は、キャッシュバックなどのキャンペーンを受け取ることができます。
次に、フレッツ光から光コラボへ転用すると、工事費がかかりません。
通常はネット回線を導入するときに工事が必要になり、工事費がかかります。
しかし、光コラボはフレッツ光の回線をそのまま利用するので、別途工事費は発生しません。
さらに、転用だと違約金の支払いが必要ありません。
通常フレッツ光を解約した場合は違約金の支払い義務が発生しますが、転用の場合は違約金の支払いがありません。
最後のメリットは「月額料金が安くなる」ことでしょう。
フレッツ光東日本のユーザーなら、転用すればかなり月額料金が安くなります。
さらに、上記でご紹介したスマホセット割が適応されるプロバイダを選ぶとよりお得になるのでオススメです。
参考記事:光コラボレーションとは?転用とは?メリットとデメリットまで解説
まとめ
お得にプロバイダを契約したいのなら、単純に月額料金の安さや、キャッシュバック金額だけでプロバイダを選ぶよりも「スマホセット割」が適応されるかどうかをチェックしましょう。
スマホセット割は割引金額も高く、適応される期間が長いので総合的に見れば最もお得にネットを利用する方法の1つとなります。3大キャリアのスマホを持っている場合は以下のプロバイダを選びましょう。
- ドコモ利用者:ドコモ光
- ソフトバンク利用者:ソフトバンク光
- au利用者:so-net光
- それ以外:enひかり
スマホのキャリアに合わせてプロバイダの乗り換えをすれば、今よりも月々の料金をお得にできます。
そのほかIIJmioやぷららなどの格安SIMスマホを利用している場合でも、セット契約することで割引が受けられる光コラボのプロバイダもあるのでチェックしておきましょう。
参考記事:モバイルとセットで安い話題の光コラボレーション比較
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