ビッグローブモバイルでは、タイプDとタイプAの2種類のプランを提供しています。
「どちらのプランを選んで良いのかわからない」
「タイプDとタイプAでは、何が違うのだろう」
こんなふうに疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで本ページでは、ビッグローブモバイルのタイプDとタイプAの違いや、それぞれの特徴についてわかりやすく説明していきます。
最後までお読みいただくと、タイプDとタイプAの選び方がわかってきますので、参考にしてみてくださいね。

タイプDとタイプAの違い
ドコモ回線とau回線のプランで料金差がある格安SIMも多いのですが、ビッグローブモバイルタイプではタイプDとタイプAの基本料金はまったく同じです。
料金体系のわかりやすさもビッグローブモバイルの魅力のひとつですね。
【月額料金】
プラン名・容量 (税込) | 音声通話SIM (電話+データ通信) | SMS機能付き データSIM | データSIM |
---|---|---|---|
1GB | 1年間特典料金:770円 その後:1,078円 | – | – |
3GB | 1年間特典料金:770円 その後:1,320円 | 1,122円 | 990円 |
6GB | 1年間特典料金:770円 その後:1,870円 | 1,727円 | 1,595円 |
12GB | 1年間特典料金:3,190円 その後:3,740円 | 3,102円 | 2,970円 |
20GB | 1年間特典料金:5,170円 その後:5,720円 | 5,082円 | 4,950円 |
30GB | 1年間特典料金:7,645円 その後:8,195円 | 7,557円 | 7,425円 |
【回線の種類や利用できる端末】
種別 | タイプD | タイプA |
---|---|---|
回線 | ドコモ回線 (クロッシィ) | au回線 |
対応スマホ | SIMフリースマホ ドコモスマホ | SIMフリースマホ (一部使用不可) auスマホ (※一部SIMロック解除必要) |
その他 | iPhone7のセット購入が出来ない データ専用SIM対応 | nova lite 2のセット購入が出来ない (非対応) データ専用SIMが 契約出来ない |
タイプDはドコモ回線、タイプAはauの回線を利用
タイプDとタイプAのもっとも大きな違いは、利用する回線の種類です。
格安SIMは三大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)いずれかの回線を使って通信を行うので、プラン名は利用するキャリアの頭文字を使っています。
タイプDはドコモ回線、タイプAはau 4G LTE回線に対応したプランということですね。
ビッグローブモバイルはもともと、ドコモ回線のタイプDのみを提供していたのですが、ビッグローブがauを運営するKDDIの子会社となったことから、タイプAも提供するようになりました。
格安SIM業者は数多くありますが、複数のキャリアから選べる業者は多くありません。ドコモ回線もau回線も選べる、というのがビッグローブモバイルの人気の理由のひとつなんです。
タイプDとタイプAでは、使える端末が異なる
タイプDとタイプAは使える端末にも違いがあります。タイプごとにみていきましょう。
【タイプD】
- ドコモで購入した全ての端末
- SIMフリー端末
タイプDの魅力はドコモの端末をSIMロック解除なしで使えることや、テザリングに対応している端末が多いことです。
※テザリング・・・スマホを使って、パソコンやタブレットなどの通信機器をインターネットに接続する機能。データ通信を利用するのでキャリアの通信網であればどこでも利用できるのがメリット。
【タイプA】
- auで購入した端末(一部端末に利用条件あり)
- SIMフリー端末(一部利用不可)
※一部端末を利用する場合、以下の条件をクリアする必要があります。(2019年4月現在)
①2017年8月1日以前に購入した端末は、SIMロック解除が必要
②au VoLTE対応端末のみで利用できるため、端末によってはソフトウェアの更新が必要
タイプAはテザリング対応端末が限られているため、テザリングの頻度が高い人は使用する端末の対応可否を確認した上で、プランの選択をしましょう。
【動作確認端末】
ビッグローブモバイル公式サイト内の以下のページにて、タイプDとタイプA、それぞれのプランで利用できる端末を確認できます。
https://join.biglobe.ne.jp/mobile/device/compatibility.html
iPhone7のセットはタイプAのみ
ビッグローブモバイルの特徴のひとつが、端末とSIMのお得なセット販売。
選べる端末の多さが魅力ですが、iPhone7のセットはタイプAしか選択できないので、注意が必要です。
iPhone7本体と3GB付きの音声通話SIMがセットで月額3630円。三大キャリアで契約した場合と比較しても、かなりお得な価格設定となっています。
タイプAの方が通信速度が速いというメリットもあるので、iPhone7をコストを抑えて利用したい人にピッタリ。
データ専用SIMはタイプDのみ
SMSなしのデータ専用SIMは、コストを最小限に抑えたデータ専用の回線が欲しい人向けのプランです。ただし契約できるのは、タイプDのみとなっています。
もくじに戻る通信速度の評判はタイプAの方が良い
プランを選ぶのに重要な決め手のひとつが通信速度。タイプDとタイプAではどちらのプランが速いのでしょうか。
実際に利用している人の感想を調べてみました。
タイプDの評判
MNPで格安SIMのBIGLOBEモバイル契約。
タイプDのdocomo回線。
今使用してるスマホにSIM差し替え。
設定も完了。ダウンロード速度は5Mbpsほど。
速くはないが遅くもなく、問題ナシ。エンタメフリー・オプションを付けたので、
YouTubeやAbemaTVなどはカウントフリー(通信量に加算されない)。— Nekoyama @ シュールな4コマ (@kuronecostudio) March 20, 2019
BIGLOBEモバイル、タイプD最適化解除APNを試し中です。概ね速度良好、体感でも快適に使えてます。 #BIGLOBEモバイル pic.twitter.com/dt3CLQ2tnB
— トミィ@ (@toshi49net) March 6, 2019
タイプAの評判
https://twitter.com/isoclam/status/1112178100714930176
今日からBIGLOBEモバイルのausimに変えたけど、なかなか速いじゃん(*´▽`*)
これなら外出先でも使える( ・ิω・ิ)✧ pic.twitter.com/JGocRztrEM— アル@仮称 (@Alfagoodone) November 23, 2018
BIGLOBEモバイルの平日昼間(12時台)は、動画以外についてもウェブサイトの表示・SNS(Twitter)での画像表示ともにタイプAがタイプDよりも断然速く、アプリのインストール速度もタイプAが明らかに速いです。カウントフリー対象以外のアプリもau回線のタイプAの方がストレスなく使えておすすめ。 #BIGLOBE pic.twitter.com/g84MIAc18I
— アンドロイドラバー (@Android_Lover) February 14, 2019
他回線からの乗換えや、ビッグローブモバイルのタイプD→タイプAに変更して通信速度がかなり速くなったという感想が多く、満足度の高さが伝わりました。
特に最後のツイート内の動画では、両タイプのSIMが入った同じスマホで同じサイトを開いたとき、タイプAの方が圧倒的に読込速度が速いのがよくわかります。
【タイプDよりタイプAの方が速い理由は?】
ビッグローブモバイルでは、タイプAは後発で始まったプランということもあり、タイプDに比べると利用者の数は多くありません。
利用する人が多いほど回線は混雑し、渋滞の道路を走っているような状態となります。当然スピード(通信速度)は出せません。
逆に利用者が少なければ、ガラガラの道路を走るのと同じなので速い速度が出るということですね。
タイプAは親会社であるKDDIのau回線を利用しています。親会社の回線利用ということで安定した通信の提供が期待できます。
もくじに戻るタイプDとタイプA、おすすめするのはこんな人
タイプDとタイプA、どちらを選べば良いかは、自分の使う端末や何を重視しているかで、判断するのがベストです。
【タイプDをおすすめするのはこんな人】
- ドコモで購入した端末を使いたい
- SIMフリー端末で、テザリングの利用が多い
- SNSは使わず、データ通信のみのプランでコストを抑えたい
【タイプAをおすすめするのはこんな人】
- auで購入した端末を使いたい
- とにかく通信速度の速さを重視する
- SIMフリー端末で、デザリングは使わない
まとめ
ここまで、タイプDとタイプAの違いや特徴、それぞれのプランはどんな人にオススメできるか解説してきました。
プラン選びの基本的な考え方として、キャリア端末をそのまま使う場合は同じキャリアに対応したプランを選択するのが、一番スムーズでコストも抑えられます。
新しく端末を用意する、またはSIMフリースマホを使うならタイプDとタイプA、それぞれの特徴をふまえ、自分が重視する用途にマッチしたプランを選びましょう。
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