ビッグローブモバイルは魅力の多い格安SIMですが、使ってみなければわからないことがたくさんありますよね。
- 他の格安SIMで、もっと自分の使い方に合うお得なプランが見つかった。
- 契約の更新月なのでキャンペーンを利用して乗り換えたい。
- 自分の生活エリアでは、あまり通信速度が出ず、使いにくかった。
など、実際に使ってみた結果、自分のニーズとは合わなかったということで、解約を考える人もいるでしょう。
そこで、本ページではビッグローブモバイルを解約するために必要な手続きや、注意点をわかりやすく解説していきます。

解約はMNPする場合としない場合で手順が変わる
格安SIMの解約には、「通常の解約」と、「MNPで乗り換えるための解約」の2つがあります。
MNP(携帯電話番号ポータビリティ)とは、現在の携帯番号を変えずに他の事業者で引き継いで使用する仕組みのことで、MNPでの乗換えにはメリットが多いことから広く活用されています。
ここからが少しわかりにくいのですが、ビッグローブモバイルでは通常の解約か、MNPでの解約かによって手続き方法が異なるのです。
MNPの転出手続き後、解約をする場合の手続き
専用窓口(BIGLOBE MNP転出窓口)に電話をかけて、MNPでの転出手続きに必要となるMNP予約番号を取得します。
【BIGLOBE MNP転出窓口】
固定電話・携帯電話からの場合 | 0120-983-028(通話料無料) |
受付時間 | 9:00~18:00(年中無休) |
MNPをせずに、通常の解約をする場合の手続き
通常の解約をする場合、ビッグローブモバイルの公式サイトでは、電話での解約方法しか記載されていないのですが、実は、マイページからの解約も可能です。
【電話での解約手続き】
カスタマーサポート インフォメーションデスクに電話をかけて、解約手続きを行います。
固定電話・携帯電話からの場合 | 0120-923-402(通話料無料) |
IP電話からの場合 | 03-6327-1632(通話料お客さま負担) |
受付時間 | 9:00~18:00 (年中無休) |
【ビッグローブ マイページからの解約手続き】
①公式サイトのマイページからビッグローブID/パスワードでログインする(https://login.sso.biglobe.ne.jp/scpf_op/auth.php)
②ログイン後の画面で、ページの上部のメニューにある「サポート情報」のカテゴリから、「各種設定・手続き」をクリックして開くと以下の画面に切り変わります。
8つの項目の中から、「退会・インターネット接続の解約」を選択して次へ進みます。

③以下の画面に変わるので、赤い丸で囲んだ「手続き案内に進む」をクリックします。
※ここで黄色い丸で囲んだ「BIGLOBEモバイル解約手続き(MNP:携帯電話番号ポータビリティ転出)」の文字をクリックすると、電話解約の案内画面に戻ってしまうので、WEBでの手続きをしたい人は、「手続き案内に進む」を選択しましょう。

④次に「お客さまの現在の契約内容」のページが開き、現在契約しているプランやオプションサービスの一覧が表示されます。
画面を下の方にスクロールすると以下の項目が出てくるので、「モバイルオプションのみ解約する手続きへ」の進みます。
※実際には隣にある「BIGLOBEのすべてのサービスを解約する手続きへ」からでも解約できますが、少しわかりにくいので今回は紹介していません。
⑤以下の画面が出てくるので「BIGLOBEモバイルを解約する」を選択します。解約を迷うう人のためにプランを変更するなど、解約以外の選択もできるようになっています。
⑥画面の案内に沿って進むと、最後に解約する内容の確認画面が表示されます。
この画面には、違約金やSIMの返却先など必要な情報が書かれているので、念のため画面のスクリーンショットやプリントアウトをしておくと安心です。
赤い丸で囲んだ部分が「解約するサービス」となるので、間違いがないか確認をしてから「解約する」を押して手続きは完了です。

ビッグローブ 接続サービスの解約も忘れずに
わかりにくい仕組みなのですが、ビッグローブモバイルを契約する場合、ビッグローブの契約がない人は、自動的に一番安いベーシックコースという接続コースが付帯されます。
ベーシックコースの料金は、通常月額220円(税込)です。ビッグローブモバイルを契約した場合、この220円(税込)はビッグローブモバイルの月額料金の中に組み込まれます。
ただ、問題となるのがビッグローブモバイルを解約しても、ベーシックコースの契約はそのまま残ってしまうということ。(前項目⑥の「解約確認画面」の黄色い丸で囲んだ部分)
契約時に自動的に付帯したのだから、ビッグローブモバイルを解約時に同時に解約されるのが一番わかりやすいのですが、残念ながら別途ベーシックコースの解約する必要があります。別途解約をしない限りは自動継続となり、月額220円(税込)が請求され続けます。
ビッグローブモバイルは解約したはずなのに、月額220円(税込)が引き落としされ続けている人は、ベーシックコースの契約が残っている可能性が高いので要確認です。
ベーシックコースの解約はカスタマーサポートへ電話、または以下のページから手続きができます。
BIGLOBEの退会・インターネット接続のみ解約の手続き|BIGLOBE会員サポート
契約解除料など違約金の支払いが発生する場合がある
ビッグローブモバイルを解約する場合、契約解除料や端末代金の残債に注意しましょう。またMNPでの解約の場合は別途、転出手数料も発生します。
音声通話SIMは、最低利用期間に満たないと契約解除料がかかる
【契約解除料】
音声通話SIMは、最低利用期間(12ヶ月)を使う前提で提供されるサービスのため、12ヵ月以内の解約には8,800円(税込)の契約解除料が発生します。
【MNP転出手数料】
利用開始月の翌々月末(例:1月が利用開始月→3月末)までにMNPで転出する場合、6,600円(税込)、それ以降なら3,300円(税込)の転出手数料がかかります。
音声通話のシェアSIMも同じ条件で、契約解除料やMNP転出料がかかりますので注意しましょう。
端末の割賦代金が残っている場合は解約後も支払い続ける
スマホとSIMのセット契約でスマホまる得プランが適用された場合、2年ごとの更新となり更新月以外に解約すると、2年契約プラン解除料として6,600円(税込)が発生します。
もし12ヵ月以内の解約だった場合、音声通話SIMの契約解除料8,800円(税込)も合算となるので、解除料だけで15,400円(税込)もかかってしまいます。
また端末の残債が残っていれば、契約解除後も支払いをしなければなりません。
回線のタイプを変えれば速度改善の可能性もある
「速度が遅いので解約したい」という場合は、回線を変更すると速度が速くなる可能性があります。
特にau回線を利用するタイプAは、通信速度の速さに定評があるので、タイプDからの変更で速度の回線がみられる可能性が高いです。
またお住まいの地域や環境によっては、ドコモ回線の方が速度がでる場合もあるのでタイプAからタイプDへの切り替えで速度改善するケースもゼロではありません。
ビッグローブモバイルは現在、速度に定評のあるタイプAへの切り替えを推奨しており、お得なキャンペーンも展開中なので、切り替えを試してみるのもひとつの方法です。
もしキャンペーン等の特典がなければ、SIMタイプの変更には変更手数料3,300円(税込)とSIM準備料433円(税込)の合計3,733円(税込)がかかってしまうので、検討中の人は切り替えキャンペーンを利用することをおすすめします。
まとめ
ここまでビッグローブモバイルを解約するために必要な手続きや、注意点について解説してきました。
ビッグローブモバイル解約時には、ベーシックプランの解約もれや、契約解除料など余分な出費が発生する可能性があるので注意が必要です。
解約にかかるコストをきちんと把握し、できるだけ解除料がかからないタイミングを検討して賢く使いましょう。
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