ビッグカメラはさまざまなSIMを取り扱っていますが、「BIC」の名前がついているビックカメラ独自のSIMを2種類販売しています。
みおふぉんなどで知られるIIJが手掛けるBICSIMとOCNが手掛けるBICモバイルONE。
どちらも、ビッグカメラ独自のサービスやサポートも充実していて、顧客満足度が高いとも言われています。
プランや料金はどうなっているのか、2つのSIMの違いはあるのか?など、ビッグカメラのSIMに解説します。
BICSIMのスマホプラン
BICSIMには、ドコモ回線とau4GLTE回線のどちらかを選ぶことができ、3GBのミニマムスタートプラン、6GBのライトスタートプラン、12GBのファミリーシェアプランがあります。
ちなみにドコモ回線とau4GLTE回線のどちらにも音声専用SIMが月額920円から用意されているのですが、au4GLTE回線のみデータ専用SIMが存在しないので注意が必要です。
ドコモ回線 | 通話+データSIM | SMS+データSIM | データ専用SIM |
---|---|---|---|
ミニマムスタートプラン(5G) | 990円(税込) | 1,144(税込) | 990円(税込) |
ライトスタートプラン(8G) | 1,672円(税込) | 1,826円(税込) | 1,672円(税込) |
ファミリーシェアプラン(14G) | 2,816円(税込) | 2,970円(税込) | 2,816円(税込) |
au4GLTE回線 | 通話+データSIM | SMS+データSIM | データ専用SIM |
---|---|---|---|
ミニマムスタートプラン(5G) | 990円(税込) | 990円(税込) | – |
ライトスタートプラン(8G) | 1,672円(税込) | 1,672円(税込) | – |
ファミリーシェアプラン(14G) | 2,816円(税込) | 2,816円(税込) | – |
それとBICSIMではミニマムスタートプランとライトスタートプランの場合は最大2枚までSIMを追加することがで、ファミリーシェアプランの場合は最大10枚まで使うことができます。
ドコモ回線 | 通話+データSIM | SMS+データSIM | データ専用SIM |
---|---|---|---|
ミニマムスタートプラン(2枚目) | プラス1,210円(税込) | プラス594円(税込) | プラス440円(税込) |
ライトスタートプラン(2枚目) | プラス1,210円(税込) | プラス594円(税込) | プラス440円(税込) |
ファミリーシェアプラン(2~3枚目) | プラス770円(税込) | プラス154円(税込) | プラス0円 |
ファミリーシェアプラン(4~10枚目) | プラス1,210円(税込) | プラス594円(税込) | プラス440円(税込) |
au4GLTE回線 | 通話+データSIM | SMS+データSIM | データ専用SIM |
---|---|---|---|
ミニマムスタートプラン(2枚目) | プラス1,210円(税込) | プラス440円(税込) | – |
ライトスタートプラン(2枚目) | プラス1,210円(税込) | プラス440円(税込) | – |
ファミリーシェアプラン(2~3枚目) | プラス770円(税込) | プラス0円 | – |
ファミリーシェアプラン(4~10枚目) | プラス1,210円(税込) | プラス440円(税込) | – |
プラン、料金は提供元であるIIJmioとほぼ同じとなっています。
参考:格安SIMで評価の高いIIJmioを契約してSIMフリー端末を使ってみた
BICSIMの特徴
全てのプランに公衆無線LANの「ギガぞう」が利用できるサービスが付いています。
利用可能なスポット数が多く全国のカフェチェーンやファミレスなどで無料wifiが利用できます。
もう一つ、国内通話の通常料金は30秒あたり22円(税込)~ですが、みおふぉんダイアルを利用すれば相手先の機種や固定回線を問わず50%OFF。
更にみおふぉんでは家族割が使え、同一のmioID間での通話が20%OFF。
この2つの割引を使えば30秒あたり8.8円(税込)で通話が可能です。
普段は家族としかあまり通話をしない、という方はこの割引を使えば通話料も安く運用できそうですね。
BICモバイルONE

BICモバイルONEには、通信容量によって金額が変わる7つのコースがあります。これらのコースは月に1回無料で変更可能です。
プランは以下の通りとなっています。
プラン名 | 通話+データSIM | SMS+データSIM | データ専用SIM |
---|---|---|---|
110MB/日 | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
170MB/日 | 2,080円 | 1,500円 | 1,380円 |
3GB/月 | 1,800円 | 1,220円 | 1,100円 |
6GB/月 | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
10GB/月 | 3,000円 | 2,420円 | 2,300円 |
20GB/月 | 4,850円 | 4,270円 | 4,150円 |
30GB/月 | 6,750円 | 6,170円 | 6,050円 |
容量シェア SIMカード追加 | 1,100円/枚 | 520円/枚 | 400円/枚 |
こちらも提供元であるOCNモバイルONEとほぼ同じですね。
どちらのSIMも光とのセットでさらにお得に
BICSIMには、同じビッグカメラが提供するビッグ光とのセットで安くなるプランがあります。
セットで申し込むとmio割で毎月660円(税込)引き。
ビック光公式サイトはこちら
一方BICモバイルONEではOCN光に加入することで毎月の月額基本料が税込220円引きになる光セット割があります。
光を一緒に導入しようと考えている人は、このセットで申し込むと工事費や月々の料金を抑えられそうですね。
ビッグカメラの店頭でも買える
BICSIMは専用のBICSIMカウンターが設置されている店舗では、お店で購入することが可能です。
カウンターでは購入をするだけでなく、料金を支払えばSIM導入に関するサポートを受けられるサービスもあります。
SIM端末の開通サポートから液晶フィルムの貼り付けなど、様々な種類のサポートがあるのでSIM初心者の方や、自分で行う自信がないからやって欲しい…。と考えている人にはオススメですね。
格安SIMのことがよくわからない、という人には嬉しいサービスです。
キャンペーン情報を随時チェックしよう
BICSIMでは、期間限定のキャンペーンが定期的に行われています。
現在は3つのキャンペーンが行われています。
- 12ヵ月間データ量2G増量
- 音声通話機能付きSIM月額料金770円(税込)割引×12カ月間
これらのキャンペーンは期間限定ではありますが、定期的にキャンペーンを行っているので、加入する際はキャンペーンの情報をしっかりチェックしておくといいですね。
BICSIMの注意点
格安SIMを利用する際には、以下の3点に注意が必要です。
- 通話し放題プランがない
- キャリアメール(@docomo~等)のメールアドレスが使えない
- ドコモショップ等の窓口がない
その他格安スマホについてあまり詳しく解らないという方は下記ページをご参照ください。
知らないと失敗する格安スマホの5つのデメリット
BICSIM・BICモバイルONEに関する注意点としては、端末はSIMフリーのものか、docomo端末のみ、という点です。au端末はSIMロック解除を行なう必要があります。
また、ビッグカメラ店頭のサポートカウンターでは様々なサービスが受けられますが、その都度料金がかかる、という点も注意が必要です。
まとめ
大手家電量販店のビッグカメラと、格安SIMでは知名度も人気も高いIIJやOCN手掛けているので、サービスの質などは信頼できそう。
実際に顧客満足度も高いですし、人気もあります。
最大の特徴となる店頭のサポートサービスも今ではほとんどのビッグカメラの店舗にありますし、今後も更に増えていくことが予想されます。
回線はどちらもドコモと同じなので、つながりやすさや高速通信も問題なく使えるでしょう。
SIM導入方法が解らないからサポートをしっかり受けたいという方や、光サービスも一緒に導入したいと考えている方にはオススメです。
ビッグカメラをよく利用される方は、何か困った時は店頭でサポートを受けることもできますし、特典やオプションも他の格安SIMには無いものがあるので、検討してみてください。