日本通信の手掛ける格安SIM、b-mobile。
最安値で190円(税込209円)から使えるプランもあり、注目されている格安SIMのひとつです。
ネットでは速度について賛否両論ありますが、実際はどうなのか、また料金プランや特徴についても調査しました。
b-mobileのスマホプラン
b-mobileには使用量に応じて料金が変わる「おかわりSIM」と通常の「高速定額SIM」の2つのスマホ向けSIMがあります。どちらもSIMカード自体の価格は3,300円(税込)。
料金プランは全く違う形態になっています。
おかわりSIM
おかわりSIMは5段階のプランで、使用容量が1GBずつ増えるごとに料金が上乗せされていくプランです。
SMS付・音声通話付のプランもあります。
データ容量 | データ専用 | SMS付 | 音声付 |
---|---|---|---|
1GB | 500円 | 630円 | 1,300円 |
2GB | 750円 | 880円 | 1,550円 |
3GB | 1,000円 | 1,130円 | 1,800円 |
4GB | 1,250円 | 1,380円 | 2,050円 |
5GB | 1,500円 | 1,630円 | 2,300円 |
料金はすべて税抜価格。音声通話は20円(税込22円)/30秒になっています。
高速定額SIM
高速定額ブランは、使い放題プランと3GBのプランの2つがあります。月額基本料800円(税込880円)を追加すれば音声通話付きにすることも可能です。
プラン名 | データ容量 | 月額料 |
---|---|---|
高速定額 | 使い放題 | 1,980円 |
ライトプラン | 3GB | 1,180円 |
こちらも料金はすべて税抜価格で、音声通話は20円(税込22円)/30秒です。
b-mobileのスマホ・ルーターセットプラン
b-mobileで現在端末とセットで購入できるのは、ルーター・スマホ共に1種類ずつです。
ルーターは「b-mobile4G wifi3」が3,300円(税込)のSIMカードとセットで21,112円で購入できます。
スマホは「VAIO phone」のみ取扱いがあり、本体価格は税込52,800円で分割は2,200円(税込)×24回です。
プランはVAIO phone専用のものになっています。
プラン名 | データ容量 | 月額料 |
---|---|---|
高速定額 | 使い放題 | 1,980円 |
ライトプラン | 3GB | 1,180円 |
ライトプランで分割にすれば、月々3,278円(税込)で使用できます。
VAIO phoneを使ってみたい、という方にとってはお得なプランになっています。
使った分だけの支払いだから安心
b-mobileの中でも一番人気のおかわりSIM。このプランは1GBごとに金額が変わるので、毎月使うデータ容量がバラバラ、という方にはオススメです。
データ専用の場合、データ制限ありなら税込1,298円。制限なしプランなら税込2,178円。
どちらか選べるようになっているので使いすぎて料金が高くなってしまった…。という失敗も防げます。
格安SIMが初めてで、自分がどのくらいデータを使うか解らない方にも最適です。
使い放題プランがある高速低額はデータ容量がいつもオーバーしてしまう方や、動画を見たりゲームをよくする方に最適。
こちらも使いすぎて料金が上がることがないので安心して使えます。
Amazonや実店舗でも購入可能
b-mobileのオンラインショップはもちろん、その他のネットショップや実店舗でも取扱いがあります。ネットではAmazonで購入可能。
ポイントを貯めている方やプライム会員の方などはAmazonで購入するとお得。
ヨドバシカメラ・ビックカメラ・イオンなどの家電量販店やショッピングモールでは店頭で購入できます。
サブ機専用SIMとしてもオススメ
以前はあまり通信速度が良くない、と言われていたb-mobileですが、最近は「特に問題ない」「快適に使える」という声も目立ちます。
地域や使うスマホとの相性によっても速度の違いが出ているようです。
スマホに差して使うメインSIMとしても十分使えそうですが、最近はタブレットやモバイルルーターなどのサブ機に使うSIMとして利用している方が多いようです。
最安190円(税込209円)からで手軽に導入できるのは便利ですね。
プリペイドSIMも取り扱っているので、まずはプリペイドで試してから導入してみるというのも一つの方法です。
b-mobileの注意点
格安SIMを利用する際には、以下の3点に注意が必要です。
・通話し放題プランがない
・キャリアメール(@docomo~等)のメールアドレスが使えない
・ドコモショップ等の窓口がない
その他格安スマホについてあまり詳しく解らないという方は下記ページをご参照ください。
音声通話付きのプランでは、5か月以上の利用が必須です。それ以前に解約する場合は解約金が必要です。
回線はドコモのものを使っていて、端末もドコモかSIMフリー端末のみ対応です。
店頭でも購入できますが、窓口があるわけではないのでSIMを初めて買う人や、乗り換えを考えている人は回線切り替えなどについて注意が必要です。
後、b-mobileは通信速度が遅いという評判が多いので注意が必要です。最近は向上しつつあるのか、普通に満足して使えている人も多い印象ですが。
昼の横浜駅。b-mobile高速定額。最近は安定してそこそこ速い! pic.twitter.com/fbK2gf8Ywi
— atropos (@atroposjapan) 2016年2月18日
b-mobileのLTE無制限SIM。日曜日の朝だったらこれだけ速いのか。びっくりした。 pic.twitter.com/O9Vq5nV8Pq
— ざわットン@瞑想中&社畜化進行中 (@kurozawawo) 2016年2月6日
まとめ
通信速度も問題なく、190円(税込209円)という安値のプランもあるb-mobile。
おかわりプランは
データは少ししか使わない、毎月のデータ使用料にバラつきがあるという方には特にオススメ。
・普段は家でwifiを使っている
・通話はあまりしない
・外出時にはあまり通信しない
といったライトユーザーさんに嬉しい低価格なので、月々の固定費がかなり抑えられます。
高速低額のプランも、使い放題のプランの中では価格が安いので通信速度に問題がなければ他のSIMと比べてもお得に使えます。
ぜひ検討してみてください。