auひかりに限らず、光回線を契約する際、必ず回線工事及び工事費が発生します。
工事費はキャンペーン等によって実質無料となる場合も多々ありますが、auひかりには原則回線工事費が発生し、分割によって毎月の利用料に上乗せされて支払うのが一般的です。
光回線の工事費や工事内容については不透明な部分が多く、特に初めて回線工事をする人にとっては分からないことだらけだと思います。
というわけで本ページではauひかりの回線工事費について、また「どのような工事をするのか」について解説します。
回線工事費は原則統一されている
auひかりの回線工事費は工事内容に関わらず原則予め決定されているものが適用されます。
工事費は以下の通り。
タイプ | 回線工事費 (分割支払い時) | 備考 |
---|---|---|
ホームタイプ | 税込41,250円 (税込687.5円×60回) | 一戸建て及び3階までのマンションタイプが入っていない集合住宅で適用 |
マンションタイプ | 税込33,000円 (税込1,375円×24回) | マンションタイプは原則これが適用 |
都市機構16M(B) | 税込13,200円 | UR賃貸の一部で適用 |
都市機構16M(R) 及び一括型 | 0円(不要) |
下の2つはごく一部のマンションで適用されるタイプです。
auひかりの工事費は原則、ホームタイプは税込41,250円、マンションタイプは原則税込33,000円となります。
※マンションタイプは種類が多数あり工事費が若干上下します。
ちなみに土日祝に工事する場合は上記に+税込3,300円程費用が発生します。光電話の工事費は別途発生することはありません。
基本工事の範囲内では工事費は変化しない
工事内容については詳しくは後述しますが、物件によって結構変わってくることがあります。
ホームタイプの場合はだいたいどの物件でも同じようなものとなりますが、マンションタイプに至っては場合によっては数分で完了することもあります。
数分で終わる工事に30,000円も支払う必要があるのか?
と疑問になる人もいると思いますが、こういった電気通信工事(回線工事)は工事内容でなく1件当たりの単価で算出されるため工事内容に関わらず上記基本工事費が発生するようになっています。
回線工事は一般的に元請け(auひかりの場合はKDDI)が行うわけではなく、地元の下請け業者が行い、その下請け業者は1件当たり〇〇円という形で元請けから受注しているわけです。
そのため5分で終わる工事でも、2日かかかる工事でも基本工事の範囲内であれば原則料金は変わらないというわけです。
工事費割引や実質無料もある?
auひかりの代理店によって、工事費の割引や実質無料キャンペーンがおこなわれています。
工事費は月額税込1,375円かかりますが、それと同額の1,375円を毎月割り引くことにより負担が0円になるというものです。
代理店によっては1375円の割引を月額料金にあてることで安くみせて、そのぶん工事費の割引がない場合もあります。
工事費の無料はあるのか、またはどこにあたっているのかは確認しておいたほうが良いでしょう。
回線工事の工事内容とは?
回線工事の工事内容はホームタイプとマンションタイプで大きく違います。
ホームタイプの工事内容
ホームタイプの場合一般的に下画像のようなイメージで、最寄りのauひかりの幹線ケーブルから宅内までの配線工事を行います。
所要時間はだいたい速ければ2~3時間程度、宅内の工事もだいたい1時間以内くらいで終わります。

ちなみに幹線ケーブルには下のクロージャー(下画像)と呼ばれる箱が設置されていて、ここから分配して各家庭へ配線を行います。
稀にエリア対象地域でも幹線ケーブルが近くになくて、工事に時間が掛かる場合もあるようです。
※クロージャーの画像(wikipediaより)

ここから自宅の部屋の中までどのようにして引き込むかと言うと、一般的に電話ケーブルが入っている配管を利用します。
電話線も外から同じように引き込みがされているので同様のルートで光ケーブルが宅内へ配線されるわけです。
マンションタイプは大きく分けて2種類
マンションタイプは光配線方式を採用しているマンションギガとVDSL方式を採用しているマンションVで工事内容が大きく違います。

下の画像はマンションギガの工事のイメージです。マンションタイプの場合、分電盤(配電盤)の中に光回線の集合装置のようなものが設置されており、そこから各住居までの配線工事を行います。

VDSLの場合、すでに配線されている電話ケーブルを利用するので配線工事(上図の赤線の部分)が不要です。
そのため宅内工事はほとんど必要なく、工事業者が部屋で作業する内容も特に問題が発生しなければ確認程度で済みます。
工事日程と所要時間
auひかりは現状でだいたい申込から開通まで1カ月前後の時間を要します。早ければ2~3週間程度、ホームタイプの場合もう少し掛かることもあります。
工事日程は申込が完了した時に合わせて調整することになるので忘れずにチェックしておきましょう。
ちなみに日程調整後も工事日程の確認、変更は出来るので変更したい場合は申込した業者に問い合わせしましょう。
所要時間は工事内容によって大きく変わる
工事に掛かる時間は前述した通り工事内容によって結構変わってきます。
一般的にホームタイプで3時間程度、マンションタイプで1時間程度で終わることが多いでしょう。
マンションタイプの場合はだいたいすぐに終わりますが、ホームタイプは場合によっては1日で終わらないこともあります。
回線工事は工事中、立ち合いが必要なのでかなり煩わしいですが、快適にインターネットを使うために我慢しましょう。
ホームタイプは必ず撤去工事費が税込31,680円かかる
2018年3月から、auひかりは撤去工事費31,680円(税込)が必ずかかるようになりました。
auひかりから解約をする際に必要になるのが撤去工事費です。ちなみに、撤去工事には立会いが必要です。
これからauひかりを検討している方は、撤去工事費を十分に考慮して契約をしましょう。
撤去工事費に対する対処法などに関して、こちらの記事もご覧ください。

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