光回線

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意外と知らないauひかりのホームタイプの詳細。ホームSとは?

auひかりはマンションタイプには様々な種類がありますが、ホームタイプには(表面上では)一種類しかないため、あまり語られることは少ないです。

※マンションタイプについてはこちら

ですが、ホームタイプには厳密には通常のホームタイプとホーム(S)という2種類があります。

auひかりのエリア検索で下画像のように「auひかり ホーム(S)」と出てきた人もいるのではないでしょうか。

エリアの検索は提供エリア更新情報:光ファイバー auひかりから

本ページでは前半にホーム(S)について、後半にホームタイプのプラン詳細について解説します。

ホーム(S)はフレッツ回線のこと

auひかりの(S)が付くホームタイプはフレッツ光の回線を利用したauひかりを指します。

「auひかりなのにフレッツ?」

と思うかもしれませんが、別に珍しいことはなく、地域、県によってはほぼ全体的にフレッツ回線を利用したホーム(S)であることはよくあります。

ちなみに通常のホームタイプとホーム(S)の選択は出来ません。自社の回線か、フレッツ光回線かどちらか一方しか敷設されていないからです。

通信速度や料金、プランは変わらない

通常のホームタイプでも(S)でも速度は変わりませんし、月額料金、プランも変わりません。

単純にauひかりを運営するKDDIが所有している回線なのか、NTTが所有しているフレッツ光回線を再販して提供しているかだけの違いです。

通信速度は現在auひかり、フレッツ光ともに下り最大1Gbpsとなっているのであくまでベストエフォート(最大の期待値)ですが、速度に差が出ることはありません。

auひかりとフレッツ光の回線速度の違いについては下記ページでまとめています。

参考記事:auひかりとフレッツ光はどちらの方が回線速度は速いのか

ホームタイプのプランの詳細

ここからはホームタイプ(Sを含む)のプランについて解説します。

先述した通りホームタイプは一種類しか回線の種類がないのでプランも少ないです。

ホームタイプには以下の3つのプランがあり、いずれも回線速度は同じですが、契約の仕方に違いがあります。

月額料金はいずれもプロバイダ料込です。

プラン名月額料金説明
ずっとギガ得プラン5,100円(税込5,610円)3年ごとの自動更新
(途中解約で違約金発生)
ギガ得プラン5,200円(税込5,720円)2年ごとの自動更新
(途中解約で違約金発生)
標準プラン6,300円(税込6,930円)自動更新なし

違いは契約期間が「3年」、「2年」、「期間の定めなし」の違いで、契約期間が定められている2つのプランは解約月以外に解約すると違約金が発生します。

違約金は、

  • ずっとギガ得プラン – 15,000円(税込16,500円)
  • ギガ得プラン – 9,500円(税込10,450円)

です。

あくまでホームタイプです。マンションタイプには当てはまりません。

ずっとギガ得プランがお勧めできる?

auひかりの公式サイトや代理店、その他販売店等ではほぼもれなく3年間の自動更新となる「ずっとギガ得プラン」を勧めています。

そのため現在契約するほとんどの人がずっとギガ得プランを契約します。

ずっとギガ得プランはギガ得プランに比べて縛りがキツイです。契約期間が2年間と3年間では契約出来るタイミングに大きな差がありますし、違約金もずっとギガプランは高額です。

しかし月額料金はわずか100円しか変わらないので、上記表だけ見ると、跳び抜けて高い標準プランは別として、比較的縛りの緩い「ギガ得プラン」が一番良いように思えます。

しかしそれでも私は「ずっとギガ得プラン」を契約すべきと考えます。

その最大の理由は初期工事費にあります。

auひかりのホームタイプは初期工事費が37,500円(税込41,250円)となっており、これを毎月625円(税込687.5円)×60回払い、つまり60か月(5年間)支払うことになります。

初期工事費の分割代金は残っていれば解約しても支払う義務が生じます。

そのためギガ得プランで違約金の掛からない24カ月目や48カ月に解約しても工事費が残ってしまうわけです。

もちろんこれを支払うのがもったいないと感じなければそのタイミングで解約することを見越してギガ得プランを契約しても良いと思います。

しかし3年契約のずっとギガ得プランであれば6年の更新月に解約すれば工事費も支払い終わっているので解約時に料金が発生することはありません。

ということを考慮すると、「ずっとギガ得プラン」の方が損する可能性が低いということになります。

ちなみに初期工事費は光電話同時契約で無料となりますが、工事費が支払い終わる前(30か月以内)に解約しようとすると分割代の残額を支払う義務が生じます。

なので工事費を一括で支払わない限り、ギガ得プランで24か月で解約すると必ず解除料金が発生してしまいます。

auひかりのホームタイプはおすすめ出来ない

2019年現在auひかりのホームタイプは全体的にあまりおすすめ出来なくなっています。

理由は主に以下の2つです。

  • auひかり自体の改悪により微妙になった
  • 他にもおすすめの回線が増えた

これによりauひかりのホームタイプを契約するのはあまりおすすめ出来ません。

auひかり自体の改悪により微妙になった

改悪されたのは以下の2点です。

  1. 工事費の支払いが60カ月(5年)分割になった
  2. 解約時に撤去工事費(28,800円(税込31,680円))が必ず発生するようになった

まず工事費の分割期間が長くなったため、契約期間を考慮すると実質6年縛りとなりました。

工事費そのものが増えたわけではなく、あくまで分割期間が長くなっただけのように見えますが、auひかりの工事費は分割代金分が割引されて実質無料だったので、分割期間が伸びることは縛り期間が伸びるだけのデメリットしかなくなります。

2つ目は解約時に撤去工事が必ず必要になり、工事費28,800円(税込31,680円)が必ず発生しまうところです。

これは、「auひかりは大半の人が一度契約すると解約しない」というデータがあるため、こういった判断になったそうですが、契約する前から解約時に必ず28,800円(税込31,680円)支払わないといけないと考えると、非常にもったいなく思いますよね・・・

auスマートバリュー対応回線が増えた

一昔前(2016年くらいまで)は、特にauを利用している方にはイチオシの光回線でしたが、現在はauスマートバリューが適用される回線が増えたため、あえてauひかりを選ぶ必要がなくなりました。

たとえばビッグローブ光であれば、

  • 初期工事費実質無料
  • 月額料金はauひかりと同等
  • v6プラスで高速化を実現
  • 対応エリアが広い

という好条件付きでauスマートバリューが対応しています。

以前は基本的にauひかりでしかauスマートバリューが対応できませんでしたが、今はビッグローブ光なども対応しているのでこちらを契約した方がお得感があります。

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ねとみ
ねとみ
フレッツ光販売、電気通信事業会社の営業経験あり。 光回線やWiMAX、格安SIMなどについて解説しています。 ご意見、ご質問、お問い合わせはTwitterのDM、リプライでお気軽にどうぞ!
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POSTED COMMENT

  1. 白石佑希 より:

    私の住んでる場所はホームSでしたが、BIGLOBEでauひかりを契約したくても未対応エリアなのでBIGLOBE光をと言われました。
    ホームSでもauひかりを利用できるのかできないのかよく分かりません
    BIGLOBEだけ駄目だったのでしょうか?

    • T.K.エルモ より:

      エリア検索でホームSという判定が出ている場合はauひかりが契約できるはずです。プロバイダは関係ありません。
      しかし対応となっていても場所、立地によって未対応となっているケースもあります。

  2. ゆうき より:

    すいません上のコメント名前をニックネームにするつもりが本名でいれてしまったので「ゆうき」に変えてください。お願いします。

  3. あうあう より:

    はじめまして
    エリア検索で自宅がホームsと出たのですが
    NTTが自社客より回線貸のsの客を優遇するとは思えません
    ホームsの下りを100Mbpsに抑えるのはそういう意味だと解釈しています
    速さが見込めないホームsしか選べないのなら
    そもそもAU光を選ぶ意味がないのではないかと考えています
    その場合は敢えてフレッツを選ぶという選択の方が同じNTT回線であれば
    速度の面ではsより優遇されると考えるのですがどう思われますか?

    • T.K.エルモ より:

      最大100Mbpsのauひかりより、最大1Gbpsのフレッツ光の方が回線速度は期待できるかと思います。

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