自宅で複数人でインターネット接続する場合、かつスマホを統一していない(または格安SIMを利用している)場合は、
- 月額料金が非常に安い
- 解約時に違約金が発生しない
という2つのメリットがあるenひかりがおすすめです。
enひかりの2つのメリットの詳細
enひかりは、株式会社縁人が提供する光コラボサービスの1つで、2017年にスタートました。
最大のメリットは最低利用期間がないこと
通常の光回線は契約期間を設定する代わりに割引というのが基本です。
そのため契約期間内に解約すると違約金がかかります。

しかしenひかりはいつ解約しても違約金はかかりません。
最低利用期間がないということは、自分の好きなタイミングで乗り換えや解約ができます。
業界最安値水準の月額料金
また、enひかりはとにかく月額料金が安いことが特徴的です。
料金プランは至ってシンプル。
以下の2つのみとなっています。
- ファミリータイプ:月額4,300円
- マンションタイプ:月額3,300円
ただ他社の戸建てタイプの料金と比較検証してみた結果、もっと安い光回線があるので、実際のところ「最安値」ではありません。
とはいえ他社は「にねん割」など一定の期間利用する前提で割引された料金であることを考えると、たしかに最安値水準といえるでしょう。
【ホームタイプ契約時の2年間の月額料金比較】
回線名 | 月額料金 | 工事費 | 総支払額 (最初の2年間) |
---|---|---|---|
so-net auひかり | 3,500円 (工事費含む) | 625円×60ヶ月 (実質無料) | 84,000円 |
So-net光プラス | 3,980円 (工事費含む) | 400円×60ヶ月 (実質無料) | 95,520円 |
enひかり | 4,300円 | 15,000円 | 118,200円 |
NURO光 | 4,743円 | 実質無料 | 113,832円 |
ドコモ光 | 5,200円 | 500円×36ヶ月 | 136,800円 |
Softbank光 | 5,200円 | 400円×60ヶ月 | 134,400円 |
OCN光 | 5,100円 | 500円×30カ月 +3,000円 | 134,400円 |
エキサイト光 | 4,360円 | 18,000円 | 122,640円 |
ぷらら光 | 4,800円 | 600円×30カ月 | 129,600円 |
楽天ひかり | 4,800円 | 18,000円 | 133,200円 |
フレッツ光(西日本) | 4,590円 | 500円×30カ月 +3,000円 | 125,160円 |
フレッツ光(東日本) 公式へリンクします | 5,380円 | 500円×30カ月 +3,000円 | 144,120円 |
DMM光 ※新規受付終了 | 4,820円 | 現在キャンペーン にて無料 | 115,680円 |
デメリットはお得なキャンペーンがないこと
デメリットを挙げるとすれば、enひかりにはお得なキャンペーンがないことです。
ドコモ光やソフトバンク光などは新規申し込みによってキャッシュバックがあったりしますが、enひかりにはそれがありません。
ただその分月額料金が安いことと、解約時に違約金が発生しないことが魅力です。
ソフトバンク光を契約してキャッシュバック3万円もらったところで、毎月の支払いが高くて違約金も支払っていたら全然特になりません・・・
現状では、
- スマホを家族で統一していない
- 格安SIMを利用している
という場合はenひかりがお得です。
あまりインターネットを利用しないならモバイルWi-Fiも
家族が全体的にあまりインターネットを利用しない場合はモバイルWi-Fiでも十分なケースもあります。
- ネットの利用はWEBページやSNSの閲覧がメイン
- 動画を日常的に観ない
- オンラインゲームをしない
という場合は家族利用であってもモバイルWi-Fi(ポケットWi-Fi)で十分です。
最近のモバイルWi-Fiは大容量なので自宅用として十分おすすめできます。
モバイルWi-Fiはたくさんありますが、その中でも特におすすめな3機種を紹介します。
項目 | 格安プラン |
---|---|
月額料金 | ずっと3718円(税込) |
キャッシュバック | 10,000円 |
選べる機種 | U3 |
評価 | |
月額料金 | ★★★★★ 非常に安い。最安級。 |
通信容量 | ★★★☆☆ 月間最大100GB、短期での制限明記なし |
縛り期間 | ★★★★☆ 2年間、以降は縛りなし |
対応エリア | ★★★★★ トリプルキャリアで国内外で使える |
会社の信頼性 | ★★★☆☆ 従業員数14名の小さい会社。 |
総合評価:
Mugen WiFiは驚くほど月額料金が安いのが特徴的です。
Mugen WiFiの月額料金ずっと変わらず3,050円は無制限WiFiの中でも最安級です。
対応エリアは明記されていませんが、ソフトバンクの電波をよく掴むのでソフトバンクメインのWiFiとなっている様子。
ソフトバンク回線はエリアが広いので対応エリアは◎です。
Mugen WiFiのデメリット
Mugen WiFiは月額料金が非常に安く、契約期間も2年なので総合的におすすめしやすいポケットWi-Fiです。
敢えて気になる点をあげるとすれば、会社の規模です。
大手ではないため「なにかトラブルがあった際に適切にすぐに対応してくれるか心配」「絶対安全なものを契約したい」という方にはおすすめしかねます。
ただ現状では会社に対する悪評などは全く無いですし、目立ったトラブルもなさそうなので問題ないかと思います。
「安さ重視」だったり「新しいものでも大丈夫」「むしろ新しいサービスにどんどん挑戦したい」という方におすすめです。
契約期間に定めはありますが、2年以降は縛りがないですし、違約金も高額ではありませんので、安心して利用出来ます。


項目 | 格安プラン |
---|---|
月額料金 | ずっと3,718円(税込) |
キャッシュバック | なし |
選べる機種 | U3 |
評価 | |
月額料金 | ★★★★★ 非常に安い。最安級。 |
通信容量 | ★★★★☆ 月間100GB |
縛り期間 | ★★★☆☆ 2年間、以降は縛りなし |
対応エリア | ★★★★★ トリプルキャリア |
会社の信頼性 | ★★★☆☆ |
総合評価:
それがだいじWiFiは、月額3,250円と驚くほど月額料金が安いのが特徴的です。
またMugen WiFiと同様に、データ通信容量は月100GBまで。WiMAXの「3日で7GBまで」の縛りと比べると、制限はかなり緩いです。
トリプルキャリアに対応しており、Softbank・au・docomo3回線のうち最も安定した回線を自動で選択して受信するため、通信の安定性も期待できます。
それがだいじWiFiのデメリット
それがだいじWiFiは、2年間の契約期間があることが何よりのデメリットです。
Mugen WiFiと比べると、料金やデータ通信容量はほぼ同じです。しかし契約期間の縛りがあるぶん、それがだいじWiFiのほうが少し使いづらいと言えます。

項目 | ギガ放題 |
---|---|
月額料金 | 初月無料 1カ月目以降:3,980円(端末購入時別途800円/月x24回) |
キャッシュバック | 15,000円 |
受け取り方法 | 利用開始直後45日以内に手続き |
選べる機種 | WX06, W06, HOME02, L02 |
評価 | |
月額料金 | ★★☆☆☆ 安いとは言えない |
通信容量 | ★★★☆☆ 月間無制限、3日間10GB以上で規制 |
縛り期間 | ★★★★☆ 最低利用期間1年のみ 1年以内に解約しても違約金1,000円 端末分割が2年なので最低2年は利用したい。 |
対応エリア | ★★★☆☆ WiMAXエリア おおよそカバーしているが入らない所も少なくない |
会社の信頼性 | ★★★★★ 大手プロバイダなので信頼は出来る。 KDDI子会社。 |
総合評価:
大手プロバイダが運営するビッグローブWiMAXは信頼性が高く利用者も多いです。
WiMAX2+は通常2〜3年契約なのですが、ビッグローブの場合は1年契約で、以後自動更新はありません。1年以内での解約でも違約金が1,100円(税込)と安いです。
WiMAX端末も最新機種のWX06を選ぶことができます。
サポートがいいこと、契約期間が短いこと、好きな機種を選べることがビッグローブWiMAXの強みです。
ビッグローブWiMAXのデメリット
月額料金は3,980円ですが、端末を持っていない場合は別途端末代金(800円/月x24回)がかかります。
またWiMAXの中では短い方ですが、1年間の縛りがあります。
端末は別途2年契約となるので、最低2年間使うつもりで契約したいところです。