Wi-Fiルータ-のようなIT機器は進化が早く、新しいものがどんどん出てきますよね。
最近は新しい規格の製品(詳細は後述)が主流になりつつあり、3年くらい前に高額だった製品が今は5,000円くらいで買えたりもします。
また、Wi-Fiルーターを長年使っていて、調子が悪かったり故障していたりして買い替えたいと考えている人も多いと思います。
本ページでは、
「Wi-Fiルーターが壊れたので買い替えたい」
「新しい機種に替えたい」
と考えている方向けにおすすめのWi-Fiルーターの紹介と設定方法について解説します。
おすすめWi-Fiルーター3選
Wi-Fiルーターは現在たくさんのメーカーがたくさんの機種を販売していますが、正直なところ性能はどれも似たり寄ったりなので定番の売れ筋製品から選んで問題ありません。
選ぶ際のポイントとしては以下の3つですね。
- 最新規格のac対応のもの
- メーカーはバッファローまたはTP-Link
- 設定が簡単に出来るもの
Wi-Fiの最新規格はIEEE802.11acと呼ばれる規格です。現在販売されている機種はこの最新規格に対応しているものがほとんどですが、安価な旧タイプのモデルは対応していません。
せっかくなのでac対応のものを選びましょう。
メーカーは国内最大手のバッファローで問題ありません。コスパが高いのはTP-Linkですが、こちらは中国のメーカーです。抵抗のある方はバッファローを選んで問題ありません。
以下はおすすめ機種3選です。いずれも上記3つのポイントを踏まえて選別しています。
コスパ重視のベーシックモデル
BUFFALO WiFi 無線LAN ルーター WHR-1166DHP4 11ac 866+300Mbps 3LDK 2階建向け 【iPhone8/iPhoneX/Echo メーカー動作確認済み】
実売価格4,000円~5,000円程度の安価なモデルですが、
- 最新規格のac対応
- 3LDK 2階建て向け
- ビームフォーミング機能
- スマホでかんたん設定対応
という優れものです。
特にこだわりがなければこちらの機種を選べば問題ありません。
v6プラス対応のハイエンドモデル

ドコモ光やSo-net光、ビッグローブ光などは通信速度の向上が期待できる次世代通信、v6プラスに対応しています。
v6プラスを利用する際はv6対応のルーターを選ぶ必要があります。
NECのWG2600HP3はv6プラスに対応しているモデルの中では比較的安価に購入出来るため、現在人気を集めています。
また下記製品はアンテナが4本内蔵されているので4台までであれば通信速度を落とすことなく接続が可能です。
メーカー公式ページでは3階建て対応と記載があるので広範囲での通信が期待できます。
総合的にスペックが高いので電波の届きやすいハイエンドモデルが良い方もこちらがおすすめです。
アマゾンで70%の人が星4つ以上を付けている人気商品。
オフィスでも活躍する高性能Wi-Fiルーター
TP-Linkのこちらの機種は「たくさんの端末での同時接続でも安定する」というのがウリで、実際小~中規模くらいのオフィスに導入しても安定して利用出来ます。
通信速度も1Gbps以上ととても速く、コスパが非常に高いモデルとなっています。
TP-Linkもスマホのアプリで簡単に設定が出来るので初心者におすすめですよ。
Wi-Fiルーターを買い換える際の接続方法
ここからは実際に買い替える際の接続方法について解説します。
入れ替えの前に下記の点に注意してください。
今使っているWi-Fiルーターがレンタル品ではないか
もしレンタル品であればプロバイダに連絡してレンタル契約を終わらせて返却しましょう。
古いとそのまま貰える可能性もありますが。
Wi-Fiルーターの入れ替えの手順は以下の通りです。
- 新しいWi-Fiルーターの接続を行う
- プロバイダ情報を確認する
- Wi-Fiルーターにプロバイダ情報を入力
- スマホでSSIDの認証を行う
バッファローの「無線引っ越し機能搭載」が付いている機種は「新しいWi-Fiルーターの接続してボタンを押すだけでOK」です。
新しいWi-Fiルーターの接続を行う

※赤い印のところ(WAN)にLANケーブルを接続する
最初にWi-Fiルーターを物理的に接続します。
実は環境によってはWi-Fiルーターを入れ替えただけでそのまま使えることがあります。
ホームゲートウェイ(HGW)という機器を利用している場合、後述するプロバイダ情報がHGWに設定されていることがあるからです。
※下画像はHGWの画像です

なのでとりあえず最初に電源アダプタを接続して、Wi-Fiルーターを入れ替えてみましょう。
電源が入って数分後、インターネットに接続できればそのまま利用出来ます。
Wi-Fiルーターがちゃんと起動したいのにインターネット接続が出来ないという場合はプロバイダ情報の設定が必要です。
プロバイダ情報を確認する
プロバイダ情報とはプロバイダ(OCNやyahooBB、ビッグローブなど)が指定する、
- 認証ID(ユーザー名)
- パスワード
です。
どちらも契約後に届く書類に記載されています。プロバイダのマイページにログインして確認することも出来ます。
※画像はプロバイダから送られてくるハガキの一例

現在Wi-Fiルーターを利用している場合、上記のプロバイダ情報がWi-Fiルーター本体に保存されています。
ルーターの入れ替えを行うと、プロバイダ情報を新しい機種に登録しないとネット接続が出来ません。
なので事前にプロバイダ情報を確認しておく必要があります。
プロバイダ情報の確認方法
プロバイダ情報を確認する方法は以下の3つがあります。
- 契約後に届くハガキで確認する
- プロバイダのマイページにログインして確認する
- 今利用しているルーターにログインして確認する
上記3つともやり方が分からない場合はプロバイダに直接問い合わせして確認した方が早いです。
Wi-Fiルーターにプロバイダ情報を入力
プロバイダ情報の確認が出来たら次はルーターの設定を行います。
最近のWi-Fiルーターはスマホのみで設定が可能なので、スマホのアプリを使って設定することをおすすめします。
バッファローのルーターに関しては以前設定したものをこちらのページでまとめています。
TP-Linkの設定方法については公式サイトに取扱説明書があるのでご参考ください。
いずれも設定の大まかな手順以下の2つ、
- スマホをルーターに接続
- プロバイダ情報(認証IDとパスワードの入力)
でルーターの設定が完了します。
スマホでSSIDの認証を行う
Wi-Fiルーターが変わるとWi-FiのIDとパスワードも変わります。厳密には前のものと合わせることも可能ですが、接続する端末(スマホやタブレット)が少ない場合はまた一から設定しなおした方が早いかも。
手順は以下の通り。
スマートフォンで「設定」→「wi-fi」とタッチし、購入したWi-FiルーターのSSIDをタップ。パスワードを入力するだけです。
手順が分からない、自信のない人はバッファローのルーターを購入してこちらのページを参考に設定してみてください。
無線引っ越し機能があれば設定が不要!
「設定出来る自信がない」
「Wi-Fiのパスワードが変わるとめんどくさい」
という方は設定が不要の無線引っ越し機能が搭載されている機種を選びましょう。
上述したバッファローのルーターやNECののハイエンドモデルなども引っ越し機能が搭載されています。
いずれもそれほど高額ではないですし、そもそもハイスペックなのでおすすめできます。
※ただし引っ越し機能は今使っているルーターが壊れていると出来ません。