ネットワーク設定

ど素人でも出来る!自宅でWi-Fiを使うための無線LAN環境構築方法

スマートフォンやタブレット等のWi-Fi対応の機器が増えてきました。

スマートフォンで使用する回線(LTE)は通信速度も速く非常に快適に使えますが、いかんせんほとんどのキャリアで通信制限が設けられており、外でも家でもよくネットに繋ぐヘビーユーザーにとっては大きなネックとなっています。

しかし、もし家庭でパソコン等を使用するために光回線やADSLを利用していればちょっとした工夫でそのそのインターネット回線をスマホやタブレットでも使用することが出来ます。

自宅で無線LAN(Wi-Fi)を構築するメリット

スマートフォンやタブレットはもちろん、最近はプリンタやゲーム機、ネットワークカメラ(防犯カメラ)、その他映像関係の機器(クロームキャスト等)、ありとあらゆるwi-fi対応機器が無線接続することが出来ます。

さらに固定回線は通信費が定額なので何台繋げても、どれだけ使っても料金は同じ。

つまりこれまでスマホを自宅や外でLTEをつないで7GBぎりぎり使用していた人は自宅で使う分をwi-fiで繋げてしまえばその分他で使用出来るということです。

wi-fi

自宅でwi-fiが使用出来るようになれば容量の小さいプランや格安SIMでもストレスなく使用出来ますね。

無線LAN(Wi-Fi)を構築する方法

では実際に無線LAN環境を構築してみましょう。

自宅でWi-Fiを使いたい場合は自宅にインターネット環境が必要です。

以降はいわゆる固定回線(光回線及びADSL)が敷かれていること前提で解説しています。

※自宅にインターネット環境がない場合は下記ページをご参考ください。

自宅のインターネット回線の選び方と選ぶ際の注意点

Wi-Fiの構築方法はフレッツ光を始めとする光コラボレーション、auひかり、電力系光回線等どれもほぼ同じです。

ADSLも機器は少し違いますが、基本的には同じです。

Wi-Fi環境の構築は自分が今使っているネット環境、機器構成によって少し変わってきます。

下画像のようなひかり電話が接続出来るタイプの機器(ホームゲートウェイ)を利用している場合は、

無線LANルータをAPモードにする

img_hgw_lancard_01

それ以外、ひかり電話を利用していない場合はこのまま読み進めてください。

※auひかりの場合はこちらをご参照ください。

大まかな手順としてはまず、

1.必要な機器や情報を整える

2.機器の設定をする

この2つだけです。

無線LANに必要な機器

無線LANを飛ばすにはまず無線LANルーター(Wi-Fiルーター)と呼ばれる機器が必ず必要です。固定回線を使用している人なら家のどこかにルータと呼ばれる機器があると思います。これの無線バージョンが必要です。

無線LANルータは安いものなら3000円~5000円程度で売っています。メーカーは様々ですが特に拘りがなければ一番売れているバッファローかNEC、アイ・オー・データ辺りでいいかと思います。

その次に必要なのが無線LANを設定するためのパソコン及びスマートフォンです。何でも構いません。出来れば無線接続出来るWi-Fi対応のノートパソコン等が良いです。今回は無線対応パソコンでの設定を例に解説します。

※こちらが無線LANルーター。アマゾンで一番売れている機種です。

Wi-Fiルーターについてもっと詳しく知りたい方は「wi-fiルーターの選び方と目的別おすすめ機種5選」も合わせてご覧ください。

機器の接続方法

機器の接続方法は以下の通り。

NTT等回線業者が手配する機器、ONU(終端装置)とWi-FiルーターをLANケーブルで接続するだけです。LANケーブルは通常Wi-Fiルーターに同梱されています。

プロバイダ情報を用意しよう

無線LANを構築するためにはルータの設定が必要です。ルータの設定をするには回線を契約した時にプロバイダから届く書類に書いてあるプロバイダ情報(ユーザー名とパスワード)が必ず必要です。

参考:プロバイダのユーザー名とパスワードについて

プロバイダ情報がないと設定することが出来ませんので必ず用意してください。

どうしてもプロバイダ情報が分からない場合

といってもかなり昔に契約したので書類をなくしてしまった。よくあることです。

その場合はプロバイダに問い合わせをするか以下の方法で確認してください。

有線のルータを使用している場合

パソコンを複数台インターネットに繋げていれば必ずルータがあるはずです。ルータにはプロバイダ情報が入っているのでそれさえ見ることが出来ればOKです。

まずコチラを参考にパソコンからルータにアクセスします。

基本情報等を入力する画面にプロバイダ情報が書かれているのでそれをメモしてください。

しかし当然パスワードが●●●●●になっていて見れないと思うので「パスワードを表示するフリーソフト」等をダウンロードして確認しましょう。

分からない場合はプロバイダに確認する方が早いと思います。

ルータを使用せずパソコンに設定がある場合

終端装置からそのままケーブル一本でパソコンに接続している場合はパソコン自体にプロバイダ設定が入っている場合があります。

その時はコチラを参考にして入力されているユーザー名と(表示するソフトを使って)パスワードを確認しましょう。

無線LANルータの設定

無線LANルータの設定は各メーカーによって違ってきますが基本的な手順はどれも同じです。

1.ルータにある設定モードボタンを長押しして設定モードに入る

2.パソコンで受信してルータの設定画面に入る

3.ルータの設定(プロバイダ情報入力)をする

という流れになります。

今回とりあえずバッファローの機器を例に書きます。

使用した機器はこちら。割と高性能です。

まず最初にルータをインターネットに繋ぎましょう。

インターネット回線業者が持ってきた終端装置(ONU)とルータをLANケーブルでつなぎます。下の画像のポートに繋いでください。電源アダプタももちろん繋げてください。

背面

ルータを設定モードにする

おそらくほとんどのルータに設定モードにするためのボタンがあります。バッファローの場合は「AOSSボタン」です。これを長押しするとランプが点滅します。

ルータ

この状態でルータが電波を飛ばし始めるのでその間にパソコンで受信をし、接続状態にします。

パソコンで電波を受ける

今回win7でのやり方を書きます。win8やMAC等の個別でのやり方はこちらの説明書を参考に。

まず画面右下にあるネットワークの接続ボタンをクリックします。

電波

すると下の画像のような画面が出てくるので同梱されているセットアップカードに記載されているAOSS-xxxxを選択しクリックし、接続をクリックしてください。

※すみません実際購入して設定しているわけではないので画像は取扱説明書のモノになります。

バッファロー設定

ブラウザで設定を行う

上記の手順でパソコンとルータを接続することが出来ました。

次にブラウザを開いてルータの設定を行います。

ブラウザとは主に下の画像のアイコンで開くインターネットを見る時等に使われるやつです。左上か右下のやつが多いですね。MACやiphoneは左下のやつですね。

ブラウザ

これ以降はブラウザが表示する手順に従って入力するだけです。基本的にプロバイダ情報のユーザー名とパスワードを入力するだけで設定完了です。アクセスキーを変更する場合は変更も出来ます。結構簡単ですね。

※ブラウザを開いた時に認証画面(ユーザー名とパスワード入力画面)が開いてしまった時はバッファローの場合はユーザー名に「root」と入力してください。

スマホ、タブレットのみで設定したい場合

最近は自宅でパソコンを使っていないという家庭も増えてきました。

そのため各メーカーもルーターの設定をアプリを利用してスマホのみで出来るようにしてあります。

スマホのみでの設定方法についてはスマホのみでインターネットの初期設定を実機で解説にてバッファローのルータの設定例を解説しているのでご参照ください。

スマートフォンやタブレットを接続する方法

初期設定が終わったら後はどんどんwi-fi対応端末を追加するだけです。

とても簡単な作業なので慣れれば3分くらいで出来ます。

Androidスマホの設定方法

歯車アイコンをタップし設定画面を開きます。

その中にあるwi-fiをオンにしましょう。

Screenshot_2015-01-31-22-14-08

パソコンと同じように接続する無線LANの種類が表示されるので先ほど設定したモノ、今回の場合バッファローのルータのセットアップカードに書かれていたAOSS-xxxxを選択します。

すると下の画像のようなパスワード入力画面が出るので初期値の場合ならセットアップカードに書かれているアクセスキーを、変更した場合は変更したアクセスキーを入力します。これで完了です。

Screenshot_2015-01-31-22-14-42

iphoneをwi-fi接続する方法

ipnoneでもAndroidとほとんど同じ設定方法で簡単に接続できます。

なのでここでは詳しく説明しませんが画像などで詳細を知りたい方はコチラを参照してください。

無線LANルータをAPモードにする

電話機が接続出来るタイプの終端装置、ホームゲートウェイを利用している場合はルーターの設定は不要でとても簡単に無線LAN環境を構築出来ます。

まず無線LANルーターを用意します(安いもので5000円前後で売っています)。

多くの無線LANルーターには電源ボタンの他に「ルーターモード・APモード(ブリッジモード)」を選択出来るボタンやスイッチがあります。

※機種によってAPモード、ブリッジモード等呼び方が違います。

ブリッジモード(バッファローの場合オートモードがあるのでAUTOでも問題ないかも)に切り替えて、ホームゲートウェイからLANケーブルをルーターのLANポートに接続します。これで完了です。

接続するポートはWANではなくLANになります。

※ルーターは電源を入れて起動するのに2~5分くらい掛かります。

図に表すとこんな感じ。画像はバッファローのルータの取扱説明書の一部を編集しています。

無線LAN設定

後はスマートフォンやタブレットを接続する方法の通りにスマホやタブレットを接続してみましょう。

ルーターの機種によってモード切替スイッチがない場合があります。その場合パソコンでルーター設定画面を開く必要があるのでよく分からないという場合はモード切替スイッチがあるタイプのルーターを購入してください。

バッファロー、NECの現行機種はほぼ切替スイッチがあるので推奨します。

設定方法は基本的にどの回線でも同じ

たまに「ドコモ光」や「auひかり」の設定方法に関する質問がされることがありますが、基本的にどれも同じです。

機器はフレッツ光でも、ドコモ光でも、auひかりでもだいたい同じものが来ます。

いずれもホームゲートウェイの場合はインターネットの設定が不要で、ONU(回線終端装置)の場合はルータにインターネット接続情報を入力する必要があります。

auひかりのルーターのレンタルサービスは不要

auひかりやその他プロバイダではルーターのレンタルサービスを行っていますが、ルーターは購入してもそれほど高いものではないので不要です。

500円でレンタルしているルーターはだいたい高くても家電量販店で5,000円程度で売っているもの。1年、2年使うなら買った方がずっと割安です。

参考記事:auひかりのWi-Fiルーターレンタルは不要。自分で購入して設定しよう

設定とかよくわからない…という人はどうする?

これまで解説してきた通り、自宅でWi-Fiを使えるようにするには、

1.光回線を契約する(開通工事が必要)
2.Wi-Fiルーターを購入して設定する

という過程が必要です。

これが実は結構大変で、

「回線工事が煩わしい…」

「ネットは開通したけどWi-Fiの設定がやっぱりよくわからない」

「必要な機器が分からない…」

等が理由で自宅でWi-Fiが使えず、スマホの容量ばかり大きくなってしまうという人が少なくありません。

その場合は光回線を契約せずにWi-Fiの設定が不要な無線のインターネット、Softbank Air(ソフトバンクエアー)を検討しましょう。

ソフトバンクエアーはソフトバンクが提供する無線のインターネット回線で、Wi-Fiが標準搭載されているので設定も不要。月額4,500円前後(光回線よりやや安い)でインターネットが使い放題です。

無線タイプのインターネットということもあって安定性は光回線に劣ります。

そのため家族でたくさんネットを接続する場合は光回線を選んだ方が確実ですが、1人~2人暮らし程度であればソフトバンクエアーで十分賄えます。

「光回線の工事が煩わしい」

「Wi-Fiの設定がどうしてもわからない」

「もっと簡単に自宅でWi-Fiを使えるようにしたい」

という場合はSoftbank Airをご検討ください。

・softbank Airについての問い合わせはこちら
0120-981-072
受付時間:午前10時から午後9時

ABOUT ME
itaru
元フレッツ光販売員で現在中小企業のネットワーク構築とかやっています。 最近はもっぱら格安SIMに夢中です。 よろしくお願いします。