絶対出来るwi-fi構築

これで解かる!Wi-Fiルーターの選び方と目的別おすすめ機種5選

スマホ、タブレットが普及し、通信量節約のために自宅にWi-Fi環境を作ろうと思っている方も多いと思います。

Wi-Fi環境を構築するのは一見難しいようにも思えますがインターネット環境(光回線、ADSL等)さえあれば安いものなら3,000円程度で購入出来るWi-Fiルーター1個あれば構築出来ます。

自宅にインターネット環境があるのに「家にWi-Fi、無線を入れるなら月額料金が掛かる」とか言っている業者がいたら気を付けてください。

また同じWi-Fiルーターという名称でありながら自宅で使うWi-Fiルーターと外出で利用する場合のWi-Fiルーターでは全く違ってきます。

本ページでは前半に現在自宅にインターネット環境がある(またはこれから光回線などを契約して環境を整える)場合に用いる自宅用のWi-Fiルーターについて解説します。

※持ち運びができるWi-Fi(ポケットWi-Fi、モバイルルーター)についてはこちらのページをご参考ください。

 

先におすすめ機種を見たいという方は下へ↓

そもそもWi-Fi環境ってどうやってやるの?

という方は下記ページをご参照ください。

実機の設定例はこちら。

そもそもWi-Fiルーターとは?

Wi-FiルーターとはWi-Fi機能が付いたルーターのことです。

Wi-Fiとはローカル(限られた範囲)を無線で接続する規格の名称で、ルーターとは簡単に説明するとインターネットやネットワーク機器(パソコンやスマホ、タブレットやプリンタ等)を円滑に繋げる機器です。

ルーターは基本的に複数の機器をインターネットに繋げるのには必須の機器で、その機器を無線で接続したい場合にWi-Fiルーターが活躍します。

自宅用Wi-Fiルーターの選び方

まずWi-Fiルーターの選び方から解説します。

※ちなみにここで言うWi-Fiルーターは光回線を始めとする自宅専用の固定回線に接続して利用するルーター(下画像のような形状の機器)のことです。

安いもので3,000円程度、高いものだと一般家庭用でも1万円以上するものもあります。

【それぞれのWi-Fiルーターの違い】

高いものと安いものの違いは多く二つあり、一つは対応している無線LANの規格の種類、もう一つは電波の飛距離及び通信瀬能です。

1万円を超える高額なものは新しい通信規格に対応しており最大通信速度が速く、通信の安定性も高いです。

逆に3,000円程度の安価なモデルは高額なモデルに比べて最大通信速度が遅く、電波の安定性が劣ります。

ちなみにWi-Fiルーターはどのメーカーのどの製品でも基本的にプロバイダ、光回線、ADSL問わず使えます。

Wi-Fiルーターの対応規格の種類と選び方

そもそも「Wi-Fi(ワイファイ)」とは無線通信の規格の名称です。

そしてWi-Fiと呼ばれる通信方式にも種類があり、一般的にIEEE802.11から始まる規格をWi-Fiと呼んでいます。そしてそのIEEE802.11には後ろに、「a」「b」「n」「ac」等があり、それぞれ性能が違います。

現在一般的なルータの主流の規格は主に、

  • IEEE802.11g(54Mbps)
  • IEEE802.11n(65Mbps~600Mbps)
  • IEEE802.11ac(292.5Mbps~6.9Gbps

あたりです。()内は通信の公称速度です。

いろいろ出てきてややこしいですが、とりあえず最新規格の「ac」と一つ前の「n」だけ知っておけばOKです。

「ac」は2014年に制定された最新の規格であり、現在主流となっている規格です。

そして現在普及している安価なモデルの中には一つ前の世代「n」までの対応となっているものもあります。

どの規格に対応しているかはルータの仕様で最も重要な要素なので必ず目立つところに書かれてあります。

例えば下記は大手メーカーバッファローのホームページのルータの画像ですが赤で「11ac」と書かれています。

バッファロールーター

無線LAN(Wi-Fi)の規格は原則「大は小を兼ねる」ため、最新規格である11acが対応していれば「11n」や「11a」、「11g」等にもほぼ対応しています。※仕様詳細を見れば書かれていますが現在「11ac」に対応していて「11n」に対応していない機種は発売されていません。

よく分からない、という方はとりあえず「11ac」が入っていれば最新の良い機種、「11ac」が入っていない機種は古い機種、もしくは安価で低機能の機種というような解釈でOKです。

「11ac」対応を買えば間違いはない

大は小を兼ねるので最新の「11ac」対応の機種を変えば問題ありません。通信速度も現在最速です。

以前はまだまだ高額で迷うところでしたが現在はかなり安価になっていて「11ac」対応機種でも5,000円程度で購入することが出来ます。※詳細は後述

なので「11ac」対応を買うといいとは思いますが、出来るだけ安くしたいというのであれば「11n」さえ対応していれば問題ないと考えます。

Wi-Fiは電波を飛ばすルーター側だけが「11ac」に対応していても受信する側の子機(スマホやタブレット等に内蔵されています)が対応していないと「11ac」の高速通信は実現できません

例えばSONYのPSVitaや任天堂の3DSは「11ac」に対応していないため、「11ac」対応ルータを用意しても「11n」等対応する通信規格でしか通信出来ません。

iPhoneに関しても「11ac」に対応している機種はiPhone6以降の機種となっています。

「11n」の通信速度は十分速いため、一人暮らしでできるだけコストを抑えたい等の場合は「11n」の機種でも問題ありません。

ビームフォーミング対応機種を選ぶ

ビームフォーミングとは送信する機器(Wi-Fiルーター本体)が受信する端末の距離や方向を判別して、集中的に電波を届ける技術です。

この技術によって機種によっては従来の2~4割程度広い範囲で利用できるほどになりました。

※画像はI・Oデータ公式サイトより引用

ビームフォーミングは最近の機種であれば対応しているものがほとんどで、最新規格の11acであれば全対応しています。

これも含めて現状では11ac対応のWi-Fiルーターを選べば間違いありません。

アンテナの数(ストリーム数)で選ぶ

もう一点、重要なポイントはストリーム数です。

現在市販で販売されている現行機種の多くは複数のアンテナで異なるデータを同時にやり取りすることが出来るようになっています。

アンテナ数が4本で、4つの送信と受信が出来るタイプの機種をアンテナ数4×4、4ストリームと表記されます。

同時に通信出来る台数は機種によって変わってきます。

一般的に単身向けのものはアンテナ数が1~2本程度で、ストリーム数が1~2程度のものが多く、家族向けのハイエンドモデルでは3~4ストリームのものが多いです。

同時に通信する可能性のある端末が多い場合はストリーム数(アンテナの数)が多いものを選びましょう。

ちなみにストリーム数はあくまで「通信速度を落とさず同時に送受信が出来る数」という意味です。それ以上接続できないわけではありませんのでご安心ください。

階をまたぐ場合のWi-Fi設置について

Wi-Fiルーターを選ぶ際に、

「2階でも使える電波の強いWi-Fiルーターが良い」

と考える人は多いと思います。

本サイトにも実際に階をまたぐ場合の設置について、多くの問い合わせがあります。

階をまたいでWi-Fiルーターを設置する場合は以下の2点に注意しましょう。

高性能のハイエンドモデルを選ぶ

階をまたぐ場合はメーカーが推奨する2階~3階向けのハイエンドモデル(販売価格1万円以上)を選びましょう。

上述した「ビームフォーミング機能」や感度の良いアンテナが搭載されているモデルであれば、比較的電波をつかみやすくなります。

ハイエンドモデルの機種のレビュー、評判を見てみると比較的2階まで届くという意見が多いです(※詳細は後述)。

設置場所に注意する

Wi-Fiルーターの電波の良し悪しは設置場所に大きく左右されます。

Wi-Fiの電波は壁を挟むと大きく減衰するため極力壁を挟まない場所に設置するようにしましょう。

例えば3階建ての住居の場合、1階にルーターを設置すると2階までは届いても3階には届きません。そのため2階に設置することをお勧めします。

また、同じ階でも部屋を2つ、3つ挟むと電波が大きく減衰するため、極力壁を挟まない中央の部屋に設置しましょう。

Wi-Fiの電波は住居の造りにも大きく左右されます。

木造や軽量鉄骨造り壁であれば問題なく電波が届くことが多いですが、鉄筋コンクリート造りの壁はほとんど届きません。

壁が厚く、電波が届きにくい造りの住居の場合、中継機等を使う必要があります。

関連記事:アクセスポイントを設置して1階から2階、3階へもWi-Fiを繋げる方法

選び方のまとめ

以上ルータの選び方をまとめると、

  • 規格は「11ac」対応モデルを選べば間違いなし
  • 安価に済ませたい場合は「11n」でも問題なし
  • 強い電波を求めるならアンテナ3本タイプを選ぼう
  • 階をまたぐ場合はハイエンドモデルを選ぼう

というところですね。

規格に関してはこれから買うなら最新の「11ac」をおすすめしますが、「11n」でも問題になることはほとんどありません。

目的別おすすめ据え置きWi-Fiルーター5選

ここからは利用環境に応じたおすすめの据え置きタイプのルーターを5機種紹介します。

と言っても家庭用のルーターはあまりシビアな環境を求めることが少ないと思いますので価格が同じくらいならどのメーカーのモノを選んでも同じようなものかもしれません。

ただ個人的にバッファローやアイ・オー・データ、NEC等シェアの大きい商品の方がその分情報も多いのでおすすめかなと思います。

パソコンからではなくスマホからアプリをダウンロードして簡単に初期設定が出来る機能も上記メーカーならだいたい備わっています。

バッファローのルータに関しては下記ページで実機の設定方法を解説しているので設定に自信のない人はバッファローを選ぶといいですよ。

スマホのみでインターネットの初期設定を実機で解説

コスパ良好のベーシックタイプ(マンション向け)

だいたい5,000円前後で買えるベーシックタイプと呼ばれる標準的なルータは階をまたがなければほぼ問題なく使えます。

よくルータの紹介に利用人数や利用台数の目安のようなものがありますが、正直一般的な家庭で使うレベル(同時接続3台程度)に耐えられないルータはあんまりありません。

なので家族4人でマンションに住んでいるというくらいまでならベーシックタイプで十分賄えます。

下記製品は5,000円程度と比較的安価でありながら最新規格「11ac」に対応していて、更にハイパワーモデルなので複数ドアとまたいでもそれなりに電波を受信することが可能です。かなりコスパの良い商品だと言えます。

アマゾンでベストセラー1位となっている製品!

接続台数が多いならハイエンドモデル(一戸建て向け)

家族で利用し、同時接続台数が3台を超えそうな場合は1万円以上のハイエンドモデルを選びましょう。

下記製品はアンテナが4本内蔵されているので4台までであれば通信速度を落とすことなく接続が可能です。

メーカー公式ページでは3階建て対応と記載があるので広範囲での通信が期待できます。

あくまで個人的な感想に過ぎませんがNECの方が電波が強いことが多いのでNECのハイエンドモデルを選びました。ルータは日本ではバッファローやアイ・オー・データが強いイメージですが、NECのネットワーク機器は海外では拡く使われているので信頼出来るメーカーであると言えます。

アマゾンのレビューでも木造や軽量鉄骨であれば「階をまたいでも問題なく届く」、という意見が多くみられました。

ただし鉄筋コンクリート造りだとどうしても電波が遮断されてしまうのでご留意ください。

アマゾンで80%の人が星4つ以上を付けている人気商品。

 

安さ重視の安価モデル(一人暮らし向け)

一人暮らしや夫婦のみで部屋数も少ない場合は安価なモデルで十分です。

下記製品は価格3,000円程度で購入が可能で、最も人気のある機種の一つです。ちなみに我が家でもこれ使っています。最新規格である「11ac」には対応していません。

とにかく安いものに越したことがないというのであれば2,000円以下で購入出来るものもあります。

安価で小型ですがワンルーム程度の部屋なら問題なく利用できます。

推奨接続台数が3台となっているので一人暮らし向けですね。

旅行先で使えるコンセント差し込み型

旅行先のホテル等で、有線でインターネットが出来ても無線では使えないということが多々あります。最近はwi-fiが完備されているホテルも増えてきましたがまだまだ無線が使えないところも多いです。

そんな時に重宝するのがコンセント差し込み型のwi-fiルーターです。

画像を見ての通りの形状をしていますが、本体にLANケーブルの差込口があり、そこにホテルのネット回線を繋いで簡単に部屋の中をwi-fiに出来るというものです。

とても便利ですね。

PLANEXは家電量販店ではあまり見かけないメーカーですが法人向け、個人向け問わずルーターや無線カメラ等を中心に展開している日本の会社です。

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itaru
元フレッツ光販売員で現在中小企業のネットワーク構築とかやっています。 最近はもっぱら格安SIMに夢中です。 よろしくお願いします。