無線通信の種類

やさしくねっと.

最低限知っておきたい無線通信の話。モバイルデータ通信、LTE、無線LAN等

 

無線LAN

携帯電話、スマートフォン、パソコン、プリンタ、デジカメ等々...

現代では様々な機器が無線でのデータ通信を可能としています。

そしてその無線通信の種類も、LTEや3Gのモバイルデータ通信から限られたエリアのみで使用出来る無線LAN、短距離向けのbluetooth等多岐に渡します。

今回は現代を生活する上で最低限知っておくべき無線通信の基本と種類を解説します。


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モバイルデータ通信

主にキャリア(ドコモ、au、ソフトバンクの3大事業者及びMVNO等)と契約することによって利用できるインターネット回線です。もちろん音声データ通信(電話)にも使用されています。

モバイルデータ通信はここ十数年の携帯電話の発達に伴ってめまぐるしい進化を遂げました。今の若い人は知らないかもしれないけど15年くらい前の携帯電話は画像のやり取りをするのがやっとでした。動画なんてとんでもない。

現在主流のモバイルデータ通信は3G回線とLTE(3.9G、4G)です。

3G回線とは

ドコモのFOMA時代に普及した回線で、ITU(国際電気連合)によって第三世代と区分されている回線です。ゲーム機で言えばプレステ、セガサターン、ニンテンドウ64辺りですかね。

3G回線は長い間、幅広く普及していて次世代がどんどん登場している現在も地方や電波環境の悪い地域では結構使われています。

また、次世代回線(LTE)の移行により、需要が減少したことで、3Gのみを安価に利用出来るデータ通信プランもあります。

3Gの通信速度は(3Gの中の)世代にもよるけどだいたい7Mbps程度と言われています。売れまくったyahooBBのADSLが50Mbpsなので固定回線と比較してもまだまだ遅かった。

4G(LTE、3.9G)

現在スマートフォン等で最も利用されているモバイル回線。

LTEはロング・ターム・エボリューションの略で日本語に訳すと「長期進化」。つまりLTEは本来3Gから4Gに掛かる長期進化の過程である回線です。

昔ドコモでFOMAを使った方で、早い段階でmovaからFOMAに変えた人なら記憶にあるかもしれませんが、2Gを使用していたmovaと3GのFOMAに互換性がありませんでした。

そのため、まだ3Gが未発達のうちに世の中に出回ったFOMAの初期段階では電波が非常に悪くて最悪でした。

切り替え

あれから数年後、両方互換性のある中間地点(LTE)を導入し3Gと4Gの切り替えをスムーズに行いましょうというのがLTEです。現在はLTEも4Gと呼ばれていますが当初は3.9世代と呼ばれることが多かったです(現在も本来の枠組みでは3.9G)。

回線速度は非常に早く最大75Mbps以上と言われています。電波環境が良好であれば動画の再生もスムーズに行えるレベルです。

ちなみにWiMAXはLTEと同じ3.9Gに部類されるモノに属されますが通信形式が少し違います。WiMAXはLTEよりも早く普及しましたが最近はやっぱりLTEに押され気味ですね。WiMAXは高周波数帯域を使用しているため障害物に弱いというデメリットがあります。

次世代LTE(LTE-Advanced、WiMAX2)

LTE、WiMAXの次世代に当たるモノで真の4Gとも呼べる通信方式です。

普及し始めたのはやはりWiMAX2の方が先で現在UQコミュニケーションズ等から契約することが出来ます。

WIMAX2の通信速度は下り220Mbpsと光回線並み。もちろん電波なので障害物や距離による減衰は有線に比べ劣化が激しいですがそれにしてもすごいですよね。

そして今後期待されるLTE-Advancedが間もなくドコモからスタートします。

ドコモ「LTE-Advanced」3月27日に開始--受信最大225Mbps、トラフィック集中も安定へ

恐らく瞬く間に普及すると思われるので2~3年後には現在のLTEと同じくらいの普及率にはなると予想しています。個人的には現状のLTEでも結構満足していますが日々進化し続けていますねえ。

無線LAN

ネットワーク等の知識が全くない人はよく混同しがちですが、無線LANはモバイルデータ通信とは全く別物です。

モバイルデータ通信はインターネット(フレッツ光やADSL)の無線バージョンのようなもの。

一方無線LANは家庭や事務所等で使用されるLANケーブルを無線にしたモノを言います。

LANとWAN

LANとはローカルエリアネットワークの略でローカル、つまり限られた範囲で行う通信を指します。事務所の中や自宅の中等でLANケーブル、もしくは無線LANで接続したネットワークです。

対義語にWANというモノがありますが、こちらはワイドエリアネットワーク、広い範囲である(一般的に)インターネットのことを指します。

ルータのポートにはWANとLANがありますがWANポートには外向け(インターネット回線)を、LANポートには室内の機器(パソコンやプリンタ、ハブ等)を接続します。

無線LANの仕組み

無線LANにはデータを送受信する機器(パソコン、ルータ、プリンタ等)に無線LANアダプタが取り付けられています。

外付けのタイプなら分かりやすいですが、ノートパソコンやスマートフォン、タブレット等にも無線LAN対応機器なら必ずアダプタが内蔵されています。

無線LAN

無線LANルータや無線で電波を飛ばすアクセスポイントと呼ばれる機器と通信を行いデータを送受信することが出来ます。

無線LANとWi-Fi

よくコンビニや携帯ショップ等で「Wi-Fi使えます」という表示を目にすることがあります。

そふとばんくauwi-fi

Wi-Fiとは無線LANの規格の一種である「IEEE802.11規格」が使用出来る機器を表す名称です。

どこのメーカーもどの機器も無線LANが接続できるのはこの規格に則って作られているからです。ソニーは出来るけど東芝は出来ないじゃ困りますからね。

Wi-Fiの種類

Wi-Fiにもいくつか種類があり、IEEE802.11(アイトリプルイーと読みます)の後にそれぞれ「g 」や「 n 」、「 a 」「 ac 」が付き、規格によって性質が違います。

中でも現在主流なのは2.4Ghz帯の「IEEE802.11g」と5Gh帯も使用出来る「IEEE802.11n」、通信速度が速い「IEEE802.11ac」辺りです。

2.4GHz帯は普及率が高いですが家庭用電話機やインターホンの無線通信、電子レンジの周波数とほぼ同じなので電波干渉がしやすいのが難点でした。

そのため最近では特に音声通話などで5GHz帯が使用されることが多いです。

その他の無線通信

通信業者が提供するモバイルデータ通信、無線でネットワークを構築する他にもさまざまなシーンで無線通信は利用されています。

赤外線通信

テレビのリモコン等に古くから使われている赤外線通信も無線通信の一つです。

最近のスマートフォンにはほとんどついていませんがガラケー時代の携帯にはほとんどの機種に赤外線通信機能があり電話帳等を送受信することが出来ました。

赤外線通信は比較的狭い範囲で少量のデータを通信する時に現在も幅広く使われています。

Bluetooth

良くヘッドホンやスピーカー、マウス、キーボード等のパソコン周辺機器で使用されることが多い通信方式。

このマークが目印です。

bkuetooth

Bluetoothは比較的短距離で利用されることが多く、通信によるデータ損失も少ないです。赤外線通信に比べ指向性が少なく1対1の通信に向いています。

テザリング

よく耳にするテザリングとは通信方式ではなく「使い方」と言うのが一般的ですね。日本語で表すと「繋ぎとめる」という意味を持っています。

一般的に携帯電話、スマホ等で受信したモバイルデータ通信を他の機器(パソコン等)に共有する使い方をテザリングと言います。

インターネット回線が繋がっていないノートパソコンやタブレット端末でもスマホのテザリング機能を使えば電波の入る場所ならどこでもインターネットが出来るというわけですね。

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